sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

全米女子オープン最終日、ミンジー・リーおめでとう!・・・R4.6.7②

 6月2日(木)の夜から時差-13時間(サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「パインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブ(7062ヤード? パー71)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。

 

 或る記事によると、賞金総額は1000万ドル、優勝賞金は180万ドルに増額され、1ドルを133円とすると、それぞれ13億3000万円、約2億3900万円となり、米国男子ツアーと比べても決して少なくない!?

 

 ともかく年々スケールアップしている感じである。

 

 もっとも、距離も相当長くなり(7062ヤードが本当ならば。記事によってはもっと短くなっている)、国内男子ツアーよりも長いぐらいだけどね。

 

 そして日本人選手としては優勝経験、世界ランキング等、条件的に出場権を得て出場したのが世界ランキング7位で黄金世代を代表するエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング15位で新世紀世代を代表する昨年このツアーで優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング18位で新世紀世代の国内組を代表する今季勝率5割の西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング24位でプラチナ世代を代表する海外メジャーにも強く先週のマッチプレーでは単独2位に入った古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング33位で黄金世代をリードするひとりで全英女子オープンに優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表する西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング54位で実力派ベテラン選手を代表する上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング56位で黄金世代をリードするひとりで殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング88位で実力派中堅選手のひとりでパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)の9名で、この内畑岡奈紗、西郷真央、小祝さくらの3名が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 更に予選会を勝ち抜いて出場したのが世界ランキング173位の濱田茉優(26歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング304位で黄金世代の高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング859位でアマチュアの大型飛ばし屋選手の馬場咲希(17歳、175㎝)、世界ランキング1098位の織西諭里(25歳、166㎝)、アマチュアの伊東二花(17歳、159㎝)、プロテスト受験中の早川夏未(19歳、155㎝)の6名で、この内高木優奈、馬場咲希の2名が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 全体では、59位タイまでに入っていた70名の選手が決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継であるが、テレビではCS放送のゴルフネットワーク、インターネットの動画配信ではゴルフネットワーク、ABEMA、DAZNで4日間に亘ってたっぷりと放送されていた。

 

        全米の女子のツアーで日本人

        五人が通過後も活躍

 

 さて、単独で首位を維持したまま見事優勝したのが世界ランキング4位のミンジー・リー(オーストラリア、26歳)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-13と維持した。

 

 決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-13から出て、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-13と維持し、後半でも2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-13と維持した。

 

 これで米国女子ツアーにおいてメジャー大会2勝目となり、通算では8勝目となった。

 

 今年に入ってずっと好調を維持しており、この試合も入れると9試合に出場してベストテンが4回(優勝2回を含む)、ベスト20まで広げると7回、ベスト30まで広げると8回入っており、最低でも34位タイであった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは3位まで上がっている。

 

        ミンジーリー貯金を活かし勝って魅せ

 

        ミンジーリーリードを守り強さ魅せ

 

        ミンジーリーリードを守り勝って魅せ

 

 単独2位を維持したのは世界ランキング52位で日系の張替美那(ミナ・ハリガエ、米国、32歳、163㎝)で、最終日1バーディー、2ボギーの+1、トータル-9と少し落とした。

 

 最終日はトータル-10から出て、前半では1ボギーの+1、トータル-9と落としたが、後半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-9と維持した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは22位まで上がっている。

 

        張替美那落としながらも二位を維持

 

        張替美那後半維持し二位を維持

 

        張替美那二位を維持して強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング38位で古江彩佳以上に安定感があり、同じくツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国、22歳、167㎝)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はトータル-6から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばしたが、後半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落とした。

 

 古江彩佳以上の安定振りに付いて見ておくと、この試合も入れて10試合に出場してベスト5に2回入り、ベスト10まで広げると6回、ベスト20まで広げると8回、ベスト30まで広げると9回入り、残り1回も32位タイと言う凄さである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは27位まで上がっている。

 

        チェヘジン最後は上げて三位入り

 

        チェヘジン安定魅せて三位入り

 

        チェヘジン三位に入り強さ魅せ

 

 単独4位を維持したのは世界ランキング1位でバランスよく強いコ・ジンヨン(韓国、26歳、168㎝)で、最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-6と維持した。

 

 最終日はトータル-6から出て、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-5と少し落としたが、後半に入って2バーディー、1ボギーの+1、トータル-6と少し伸ばして取り返したのは流石ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは1位を維持している。

 

        コジンヨン後半伸ばし強さ魅せ

 

        コジンヨン四位維持して強さ魅せ

 

        コジンヨン四位に入り強さ魅せ

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング3位でかつては天才少女と呼ばれていたリディア・コニュージーランド、25歳、165㎝)で、最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル-5と少し落として1位下がった。

 

 最終日はトータル-6から出て、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばしたが、後半に入ると1バーディー、3ボギーの+2、トータル-5と落とした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは4位まで下がっている。

 

        リディアコや少し落として五位となり

 

        リディアコや五位に入って強さ魅せ

 

        リディアコや五位に入ってランク下げ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング23位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、34歳、183㎝)は最終日+2、トータル-4と落とし、2位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング143位のブロンテ・ロー(イングランド、27歳、173㎝)は最終日+3、トータル-4と落とし、3位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング2位のネリーコルダ(米国、23歳、178㎝、ジェシカ・コルダの妹)は最終日+2、トータル-2と落としながらも、6位上げて8位タイに入った。

 

 手術後だけに心配していたが、出場すれば早速上位争い加わってベストテンに入り、どうやら大丈夫そうだなあ。

 

        ネリーコルダ八位に入り強さ魅せ

 

        ネリーコルダ八位に入りホッとさせ

 

 世界ランキング654位でアマチュアイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン、22歳、167㎝)は最終日+5、トータル-1と大きく落とし、7位下がって11位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは272位まで上がっている。

 

 世界ランキング10位のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)は最終日+1、トータルイーブンと少し落としながらも、5位上げて単独14位に入った。

 

        キムセヨン最後は上げて強さ魅せ

 

        キムセヨン上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング11位でカナダの妖精と呼ばれているブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)は最終日+2、トータル+2と落としながらも、5位上げて15位タイに入った。

 

        ヘンダーソン決勝で上げ強さ魅せ

 

        ヘンダーソン上位に入り強さ魅せ

 

 そして、小祝さくらは最終日2バーディー、4ボギーの+2、トータル+3と落としながらも、4位上げて20位タイに入った。

 

 最終日はトータル+1から出て、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル+2と少し落とし、後半でも1バーディー、2ボギーの+1、トータル+3と少し落とした。

 

 それでも連続出場、遠距離の移動、時差等をものともしないタフさ、流石鉄人ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは54位まで上がっている。

 

        小祝や落としながらも上げて魅せ

 

        小祝や上位に入り強さ魅せ

  

 世界ランキング6位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、27歳、180㎝)は最終日+5、トータル+3と大きく落とし、3位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング5位で天才少女と呼ばれるアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)は最終日+2、トータル+4と落としながらも、7位上げて24位タイに入った。

 

 この選手もツアールーキーながら既に優勝しており、この試合も入れて12試合に出て予選落ちが無く、ベストテンに5回、ベスト20まで広げると8回、ベスト30まで広げると9回入っている安定振りである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは5位を維持している。

 

        ティティクルや決勝で上げ強さ魅せ

 

        ティティクルや最後も上げて強さ魅せ

 

 そして畑岡奈紗は最終日4バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの+3、トータル+5と落としながらも、3位上げて28位タイに入った。

 

 最終日トータル+2から出て前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータルイーブンと伸ばしたが、後半では1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの+5、トータル+5と大きく落とした。

 

 またムズムズ感、悔しさの残る結果となったが、それを糧にしてこの後の活躍に期待したい。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは7位を維持している。

 

        畑岡や最後も上げて強さ魅せ

 

        畑岡や決勝で上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング19位のハナ・グリーン(オーストラリア、25歳、168㎝)は最終日+5、トータル+5と大きく落とし、8位下がって28位タイとなった。

 

 世界ランキング17位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)は最終日+4、トータル+6と落とし、3位下がって34位タイとなった。

 

 世界ランキング16位のジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)は最終日イーブン、トータル+7と維持し、20位も上げて40位タイに入った。

 

        最後上げ強さを魅せたカプチョかな

 

        意地を魅せ最後は上げたカプチョかな

 

 そして西郷真央は最終日2バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの+4、トータル+8と落としながらも、2位上げて44位タイに入った。

 

 最終日はトータル+4から出て、前半では1ボギー、2ダブルボギーの+3、トータル+7と落とし、後半でも1バーディー、2ボギーの+1、トータル+8と少し落とした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは18位を維持している。 

 

        西郷や落としながらも上げて魅せ

 

        西郷や最後は上げて意地を魅せ

 

 また、馬場咲希は最終日1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの+7、トータル+9と大きく落とし、17位下がって48位タイとなった。

 

 最終日はトータル+2から出て、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル+3と少し落とし、後半に入ると4ボギー、1ダブルボギーの+6、トータル+9と大きく落とした。

 

 それでも予選を通過してマスコミを騒がせる活躍を出来たことが中々ではないか!?

 

 また世界の猛者達から大きな刺激を受けて、今後の成長に役立つはずである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは564位まで上がっている。

 

        馬場咲希や前半耐えて力魅せ

 

        馬場咲希や経験積んでまた期待

 

 世界ランキング12位のダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)は最終日+8、トータル+13と大きく落とし、10位下がって63位タイとなった。

 

 世界ランキング14位のジェシカ・コルダ(米国、29歳、180㎝、ネリー・コルダの姉)は最終日+10、トータル+13と大きく落とし、23位も下がって63位タイとなった。

 

 そして高木優奈は、最終日2バーディー、7ボギー、1ダブルボギー、2トリプルボギーの+13、トータル+19と大きく落とし、12位下がって単独69位となった。

 

 最終日はトータル+6から出て前半では1バーディー、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの+8、トータル+14と大きく落とし、後半でも1バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの+5、トータル+19と大きく落とした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは296位まで上がっている。

 

        高木優奈きつい経験糧として

        後の活躍期待するかも