6月も2週目となって、かなり蒸し暑い日もあり、不安定な空模様で、週の後半は全体に崩れる予報が出ている。
先週も既に梅雨入りしたかのような天気になっていたし、今週も既に何回か雨が降っている。
そんな中、今週も彼方此方で男女のプロゴルフツアーの開催が予定されており、日本人選手が出場する予定の試合もまあまあありそうである。
男子ツアーに付いては既に触れておいたので、今回は女子ツアーに付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内から見て行くと、6月9日(木)の朝から兵庫県にある「六甲国際ゴルフ倶楽部(6527ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は2700万円で、前半の2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半の2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
テレビでのライブ中継はフジテレビ系の地上波、BS放送、CS放送で午後を中心に結構予定され、CS放送のゴルフネットワークで決勝ラウンドの朝に予定されている。
また、インターネット配信のGOLFTV、およびDAZNでは4日間に亘ってたっぷり予定されている。
この頃は毎回書いているように、ともかく、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか!?
国内の女子のツアーは今回も
新たなスター期待膨らみ
それから、下部に当たるステップアップツアー、およびプロとして活躍することを目指す25歳以下の選手の為のマイナビネクストゴルフツアーはオープンウイークとなっている。
次に海外ツアーに目を移すと、6月9日(木)の午後から時差-7時間(サマータイム中。それ以外では-8時間)のスウェーデンにある「ハルムスタードゴルフクラブ(7001ヤード、パー72)において欧州女子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する大会、「スカンジナビア・ミックス」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなっているから、1ドルを約133円とすると2億6600万円となる。
日本人選手としては世界ランキング1222位の早川真帆(25歳、155㎝)がエントリーしているが、リザーブメンバーの下の方であるから、今回は出られないように思われる。
また、6月10日(金)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA)、「セルトリオン。クイーンズマスターズ」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトでは賞金総額は10億ウォンとなっており、1ウォンを0.106円とすると、約1億600万円となるから、平均的な国内女子ツアーとあまり変わらない。
今シーズンは33試合が予定され、賞金総額も305億ウォン、したがって約31億4千万円と大きくなっているから、コロナ禍の影響もあって、かなり盛況になっているようである。
毎回公式サイトを少し覗いてみても、若くて体格の好さそうな選手が次々と出て来て優勝している印象で、世界ランキングも国内女子ツアーのメンバーより全体的に高い気がする。
韓国の女子のツアーも高額の
賞金掛かり賑わうのかも
それから、6月10日(金)の夜から時差-13時間(サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「シービュー・ア・ドルチェホテルベイコース(6190ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ショップライトLPGAクラシック」が3日間の日程で開催される予定である。
或る記事によると、賞金総額は175万ドルとあるから、約2億3300万円となり、平均的な国内女子ツアーの倍ぐらいか?
日本人選手としては世界ランキング7位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング26位でプラチナ世代を代表し、安定が売りで「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」では見事単独2位に入った古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング38位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング501位で米国女子ツアー3勝の実力派中堅選手のひとり、リオ五輪では4位に入った野村敏京(29歳、166㎝、60㎏)が出場する予定である。
米国の女子のツアーは日本人
何時も出ていて期待膨らみ
なお、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はシーズンオフとなっている。