5月も最終日となって、かなり蒸し暑い日もあり、週の中盤辺りから東日本には崩れて来る予報が出ている。
実際には早めに崩れることも多く、先週あたりは既に梅雨入りしたかのような天気になっていた。
そんな中、今週も彼方此方で男女のプロゴルフツアーの開催が予定されており、日本人選手が出場する予定の試合もまあまあありそうである。
今週も女子ツアーから簡単に書き留めておく。
先ずは国内から見て行くと、6月1日(水)朝から兵庫県にある「北六甲カントリー倶楽部 東コース(6480ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー第6戦、「ECCレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
ライブ中継は何時通りCS放送のスカイAで3日間に亘って朝から夕方までたっぷりと放送される予定であるから、時間があればのんびりと楽しみたい。
これがまた眠気を誘い、昼寝にはちょうど好いんだよなあ。
ステップはライブたっぷり中継し
午睡を誘うリズムなのかも
また、6月2日(木)朝から千葉県にある「グリッサンドゴルフ倶楽部」においてマイナビネクストヒロインゴルフツアーの第5戦、「Sanrio Smile Golf Tournament」が1日競技として開催される予定である。
レベル的にはステップアップツアーよりもまだ下で、最終プロテスト合格を目指している25歳までの選ばれし者の大会となっているが、今回も40名による大会となっている。
賞金総額は200万円、優勝賞金は50万円と高くはないが、これからプロとして活躍することを目指している若手にチャンスを与える大会となっており、レギュラーとして11試合、最終戦の高額大会と12試合が用意されている。
マイナビの若手の試合五戦目に
新たな星が光るか期待
それから、6月3日(金)の朝から新潟県にある「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は9000万円、優勝賞金は1620万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が残り1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
今週開催される予定の米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」に出場する予定の先週が結構多く、ちょっと寂しくはなるが、それでも実力者が多いツアーなので楽しみではある。
テレビでのライブ中継はBSテレビ東京で土曜日、日曜日の午後にまあまあ長く予定されている。
初日からライブ中継をたっぷりと視たい方にはインターネット配信のGOLFTV、およびDAZNで3日間に亘って用意されているのも通例となって来たようである。
この頃は毎回書いているように、ともかく、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか!?
国内の女子のツアーは今回も
残る選手を楽しみにして
次に海外ツアーに目を移すと、6月2日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA)、「ロッテオープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトでは賞金総額は8億ウォンとなっており、1ウォンを0.103円とすると、約8240万円となるから、平均的な国内女子ツアーとあまり変わらない。
今シーズンは33試合が予定され、賞金総額も305億ウォン、したがって約31億4千万円と大きくなっているから、コロナ禍の影響もあって、かなり盛況になっているようである。
毎回公式サイトを少し覗いてみても、若くて体格の好さそうな選手が次々と出て来て優勝している印象で、世界ランキングも国内女子ツアーのメンバーより全体的に高い気がする。
韓国の女子のツアーも盛況で
体格も良く脅威なのかも
それから、6月2日(木)の午後から時差-7時間(サマータイム中。それ以外では-8時間)のイタリアにおいて欧州女子ツアー、「女子イタリアオープン」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は20万ユーロとあり、1ユーロが約136、7円であるから、約2734万円となり、ステップアップツアーと同じぐらいになる。
日本人選手としては1216位の早川真帆(25歳、155㎝)が今回はエントリーメンバーに入っており、これはちょっと注目したい。
イタリアで早川真帆が出られるか
欧州の女子興味膨らみ
それから、6月2日(木)の夜から時差-13時間(サマータイム中。それ以外では-12時間)の米国・ノースカロライナ州にある「パインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブ(7062ヤード? パー71)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
或る記事によると、賞金総額は1000万ドル、優勝賞金は180万ドルに増額され、1ドルを128円とすると、それぞれ12億8000万円、約2億3000万円となり、米国男子ツアーと比べても安くない!?
ともかく年々スケールアップしている感じである。
もっとも、距離も相当長くなり(7062ヤードが本当ならば)、国内男子ツアーよりも長いぐらいだけどね。
そして日本人選手としては優勝経験、世界ランキング等、条件的に出場権を得て出場するのが世界ランキング7位で黄金世代を代表するエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング15位で新世紀世代を代表する昨年このツアーで優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング18位で新世紀世代の国内組を代表する今季勝率5割の西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング24位でプラチナ世代を代表する海外メジャーにも強く先週のマッチプレーでは単独2位に入った古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング33位で黄金世代をリードするひとりで全英女子オープンに優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表する西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング54位で実力派ベテラン選手を代表する上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング56位で黄金世代をリードするひとりで殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング88位で実力派中堅選手のひとりでパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)の9名である。
更に予選会を勝ち抜いて出場するのが世界ランキング173位の濱田茉優(26歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング304位で黄金世代の高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング859位でアマチュアの大型飛ばし屋選手の馬場咲希(17歳、175㎝)、世界ランキング1098位の織西諭里(25歳、166㎝)、アマチュアの伊東二花(17歳、159㎝)、プロテスト受験中の早川夏未(19歳、155㎝)の6名である。
ライブ中継であるが、テレビではCS放送のゴルフネットワーク、インターネットの動画配信ではゴルフネットワーク、ABEMA、DAZNで4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
全米の女子のツアーが近くなり
ワクワク感が迫り出すかも
なお、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はシーズンオフとなっている。