sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.2.23①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 先週日本人選手が出場した目ぼしいゴルフツアーで大きく取り上げられ、気に留まったのは米国本土で開催されていた1試合のみであった。

 

 それは2月17日(木)深夜から米国・カルフォルニア州において4日間の日程で開催されていた米国男子ツアー、「ジェネシス招待」で、日本人選手としては世界ランキング10位でエースのマスターズチャンピオン、松山英樹(29歳、180㎝、90kg)が出場していた。

 

 この試合ではベストテンに入ったこともあるが、それ以上に予選落ちした試合の方が多い印象で、あまり得意なコースではないようであった。

 

 その初日では2バーディー、3ボギーの+1で77位タイと出遅れ、いきなり予選落ちの心配が出て来た。

 

 しかし第2日目には5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータルイーブンと出入りの激しいゴルフながら少し伸ばし、60位タイまで上げ、ぎりぎりで何とか予選を通過している。

 

 決勝ラウンドに入って第3日目には6バーディー、3ボギーの-3、トータル-3と伸ばし、50位タイまで上げている。

 

 漸く、ちょっとらしさが見えて来たかなと言う感じであった。

 

 そして最終日には4バーディー、3ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばして39位タイに入り、何とか恰好が付いた感じで終われた。

 

 この試合の結果、世界ランキングは10位を維持している。

 

        松山や何とか予選通過して

        その後じわじわ上げられたかも

 

        松山や通過後順位上げて行き

        何とかランク維持出来たかも

 

 その他に世界ランキングの変動に関係しそうなツアーを探してみると、男子ツアーではオーストラリア、南アフリカで開催されており、女子ツアーではオーストラリアで開催されていた。

 

 日本人選手が出場して結構活躍していたのはオーストラリアの女子ツアー(ALPGツアー)で、日系ニュージーランド人選手の小堀ももかがこのところベストテンに入っていることが多く、先週も2位タイに入り、その結果、世界ランキングが447位まで上がって来た。

 

 この選手に付いてはあまり資料が出ておらず、公式サイトではニュージーランドの国旗が付いており、英語版の世界ランキング表には日の丸が付いている。

 

 もしかしたら笹生優花と似たような感じであろうか!?

 

 また、同じツアーに出ていた黄金世代の大型選手、杉原彩香(23歳、175㎝)は11位タイに入り、世界ランキングが860位まで上がって来た。

 

 今回公式サイトで調べる時に注意するべきだったのは、ALPGツアーから調べれば上記の順位であることが分かり、世界ランキングが大きく上がっているのも納得出来たが、PGAオーストラリアでも調べられ、そこに出ていたのは男女混合のリーダーボードであったようで、順位が大分低くなっていた。

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  10位  ー   松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  60位 ↓ 2 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  76位 ↓ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

 103位 ↓ 2 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 114位 ↓ 2 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 126位 ↑ 1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 130位 ↑ 1 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 136位 ↓ 3 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)      

 147位 ↓ 2 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)    

 150位 ↓ 1 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 167位 ↓ 1 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 168位  ー   川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 173位 ↓ 3 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 177位 ↓ 2 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 182位 ↓ 4 岩田寛(40歳、177㎝、74㎏) 

 202位 ↓ 5 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 212位 ↓ 4 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 216位 ↓ 5 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 227位 ↓ 2 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

 238位 ↓11 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

  

 以下の選手で5位以上上がった選手は最下位で一括されている1692位まで見ても見付からず、基準を4位以上に下げても同様であったので、今週の男子の動向に付いてはこれで置く。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   7位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

   9位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝)         

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  16位 ↓ 1 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  38位 ↑ 1 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  40位 ↓ 2 西村優菜(21歳、149㎝? 50㎏)     

  42位 ↓ 1 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  62位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  66位  ー   山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  69位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)    

  70位 ↑ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  71位 ↑ 1 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  77位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  83位 ↑ 2 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  88位 ↓ 1 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

  94位  ー   大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 113位 ↑ 1 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 116位 ↓ 1 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 118位 ↑ 1 菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 123位  ー   若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 

 ざっと見たところ、日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーは見当たらなかったが、上記のようにもう少し調べてみると季節が逆になるオーストラリアにおいて開催されていたので、出場していた選手には直接的に、またその他の選手にとっては間接的に影響していたようである。

 

 以下、900位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 黄金世代で割と気に留まった単年登録選手の高木優奈(23歳、156㎝、56kg)は4位上がって263位に、ビジュアル的に取り上げられることの多いベテランの金田久美子(32歳、166㎝、51kg)は5位上がって294位に、沖せいら(29歳、161㎝)は4位上がって328位に、昨年6月の最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58kg)は9位上がって444位に、オーストラリア女子ツアーで奮闘している小堀ももか(日本&ニュージーランド?)は128位上がって447位に、狭間世代でまだステップアップツアーの出場数の方が多い廣田真優(22歳、153㎝、50kg)は4位上がって528位になっている。

 

 また、半分ぐらいはステップアップツアーに出ている渋沢栄一の血を引くプラチナ世代の澁澤莉絵留(21歳、160㎝、60kg)は13位上がって564位に、同じく半分ぐらいはステップアップツアーに出ている新田彩乃(26歳、167㎝、56kg)は4位上がって628位に、ステップアップツアーを主戦場とする西木裕紀子(30歳、163㎝、56kg)は4位上がって687位に、ステップアップツアーを主戦場とし、レジェンズツアーにも出ているベテランの表純子(48歳、159㎝、65kg)は4位上がって699位に、昨年11月の最終プロテストに合格した仁位優花(19歳、163㎝)は4位上がって705位に、表純子と同様のベテラン、山本薫里(48歳、158㎝、60kg)は6位上がって801位に、黄金世代でオーストラリア女子ツアーに出て奮闘している杉原彩香(23歳、175㎝)は151位上がって860位になっている。

 

 そして今週であるが、男子では木曜日の夜から米国のフロリダ州において米国男子ツアーが開催される予定で、下部ツアーにもチャレンジしている世界ランキング272位の小平智(32歳、172㎝、70kg)が出るようなので、楽しみに待ちたい。

 

 また、タイではアジアンツアーが開催され、日本人選手としては木下稜介、川村昌弘を含めて5人が出る予定なので、ちょっと楽しみである。

 

 それから、赤道を挟んで反対側、従って季節が逆の南アフリカでは今週も開催される予定なので、直接サイトに入れば、経過、結果等を知ることが出来る。

 

 なお、女子の方では国内女子ツアー、米国女子ツアー、欧州女子ツアーの開催予定は無く、その他にも世界ランキングに大きく影響しそうなツアーは見当たらなかった。