sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の動向・・・R4.4.27①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 今回も先ず男子の方から見ておく。

 

 5月が近くなり、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 梅雨を思わせるような雨が降りがちの蒸し暑い天気が続いているが、新緑が美しい季節でもあり、鼻や目の方は相変わらず多く舞っている花粉の所為でムズムズし放しである。

 

 それはまあともかく、先ずは先週開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 4月20日(水)の朝から福岡県において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「ⅰ GOLF Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング1712位(先週時点。以下同様。先週の最下位群)の田中裕基(ヒロキ、19歳、171㎝、67㎏)で、初日いきなり-8と爆発的に伸ばしてぶっちぎりの単独首位に立った。

 

 第2日目には-2、トータル-10と伸ばして単独首位を維持し、最終日にはトータル-10を維持して単独首位のまま完全優勝を果たしている。

 

 この試合の結果、世界ランキングは880位まで上がっている。

 

 これはまた楽しみな選手が出て来たのではないか!?

 

        田中裕基貯金を活かし完全な

        優勝決めて次戦も期待

 

 それから、4月21日(木)の朝からは茨城県において国内男子ツアー、「ISPS HANDA 欧州・日本、取りあえず今年は日本トーナメント!」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング295位の新鋭、桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)で、初日は-4まで伸ばして37位タイとまあまあの発進であった。

 

 第2日目にはトータル-12まで伸ばして首位タイに上がり、第3日目にはトータル-18まで伸ばして首位タイを維持している。

 

 そして最終日にはトータル-24まで伸ばし、単独首位に抜け出て見事ツアー初優勝をしている。

 

 この試合の結果、世界ランキングは175位まで上がった。

 

        桂川二日目遂に首位に立ち

        其のまま守り勝ち切ったかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング83位で若手実力派選手のひとり、飛ばし屋の星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)で、トータル-23まで伸ばした。

 

 今季国内男子ツアーで単独3位、単独2位、単独2位と、えらく調子を上げているなあ。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは71まで上がっている。

 

        星野陸也今季好調維持続け

        次の試合も期待膨らみ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング348位の植竹勇太(26歳、163㎝、63㎏)で、トータル-22まで伸ばし、この試合の結果、世界ランキングは287位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング624位で新鋭の大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)でトータル-21まで伸ばし、この試合の結果、世界ランキングは464位まで上がっている。

 

 そして単独5位に入ったのは世界ランキング390位で実力派ベテランのひとり、レジェンドの片山晋呉(49歳、171㎝、70㎏)で、トータル-20まで伸ばし、この試合の結果、世界ランキングは341位まで上がっている。

 

 このところ好調を維持しているようで、気に止まることが増えている!?

 

        片山やベテランの味五位となり

        次の試合も期待膨らみ

 

 また、4月21日(木)の午後からは時差-7時間(サマータイム中)のスペインにおいてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ISPS HANDA選手権 in スペイン」が4日間の日程で開催された。

 

 本来は国内男子ツアーと共催するはずであったが、今回はコロナ禍の為、それぞれで独立して開催され、優勝したのは世界ランキング109位のパブロ・ララサバル(スペイン、38歳、178㎝、75㎏)であった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは68位まで上がっている。

 

 日本人選手としては世界ランキング320位で新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング1712位でアマチュアの石過功一郎(23歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング1712位の中井賢人(24歳、178㎝、81㎏)、世界ランキング1712位の呉(ゴ)司聡(シソウ、23歳、170㎝)、世界ランキング1712位の西脇まあく(22歳、174㎝、74㎏)が出場していたが、前年ながら5人とも予選ラウンド終了時にCUTの憂き目に遭っている

      

 それから、4月21日(木)の夜から時差-14時間(サマータイム中)の米国・ルイジアナ州において米国男子ツアー、「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」が4日間の日程で開催された。

 

 ペアによる団体戦で、優勝したのは世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)と世界ランキング12位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)ペアであった。

 

 なお、世界ランキングにこの試合は影響しないのか、パトリック・カントレーが5位まで下がり、ザンダー・シャウフェレは12位のままであった。

   

 それから、オーストラリアの男子ツアー、南アフリカの男子ツアー(サンシャインツアー)も開催され、アジアンツアーはオープンウィークであった。

        

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  13位   ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)    

  59位   ー   金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  71位 ↑ 12 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏) 

  78位 ↓  1 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

 101位 ↓  1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 110位 ↑  7 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)     

 133位 ↑  5 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 163位 ↓  4 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 167位 ↓  4 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏) 

 173位 ↓  6 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)     

 174位 ↓  4 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)

 175位 ↑120 桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)

 186位 ↓  3 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)    

 187位 ↓  2 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)       

 199位 ↓  3 岩田寛(41歳、177㎝、74㎏)

 206位 ↓  2 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 236位 ↓  5 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 251位 ↓  2 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 257位 ↓  6 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 260位 ↓  6 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

 256位 ↑11 杉山知靖(28歳、173㎝、75㎏)

  

 先週は彼方此方で開催され、その内の幾つかのツアーには日本人選手も出ており、世界ランキングに大きな変動が観られたので、以下、1100位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 上記の植竹勇太(26歳、163㎝、63㎏)は61位上がって287位に、上記の再現性を追求するベテランの片山晋呉(49歳、171㎝、70㎏)は49位上がって341位に、若さ漲るベテランの宮本勝昌(49歳、174㎝、76㎏)は20位上がって381位に、上記の新鋭、大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)は160位上がって464位に、ベテランで選手会の副会長を務める小田孔明(43歳、176㎝、85㎏)は37位上がって510位になっている。

 

 また、積極的に発信している中堅の中西直人(33歳、177㎝、82㎏)は54位上がって517位に、米国育ちの杉本エリック(28歳、170㎝、63㎏)は34位上がって542位に、上記の田中裕基(19歳、171㎝、67㎏)は832位上がって880位に、ベテランの白佳和(ヨシカズ、42歳、179㎝、85㎏)は185位上がって925位に、ベテランの武藤俊憲(44歳、173㎝、78㎏)は248位上がって1028位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女ともに彼方此方で開催が予定されている。

 

 男子の方で目ぼしいツアーとしては、国内男子ツアー、米国男子ツアー、DPワールドツアー、オーストラリアの男子ツアー、南アフリカの男子ツアーが開催される予定である。

 

 国内男子ツアー下部のABEMAツアー、アジアンツアーはオープンウイークとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。