先週木曜日の夜から時差－１４時間の米国・フロリダ州にある「クラウン・コロニーゴルフ＆カントリークラブ（６５９２ヤード、パー７２）」において米国女子ツアー、「ＬＰＧＡドライブオン選手権」が３日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
或る記事によると賞金総額は１５０万ドル（約１億７千万円）、優勝賞金は２２万５千ドル（約２６００万円）とあるから、国内女子ツアーとそんなに変わらない！？
まあ通常の大会であるが、引き続き結構厚いフィールドであった。
ここ暫らく調子を上げている世界ランキング３位のリディア・コ（ニュージーランド、２４歳、１６５㎝）、世界ランキング６位のダニエル・カン(米国、２９歳、１６８㎝）は出ていなかったけどね。
日本人選手としては世界ランキング７位で新世紀世代をリードする全米女子オープン覇者の笹生優花（２０歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング９位で黄金世代をリードする日本のエースの畑岡奈紗（２３歳、１５８㎝）、世界ランキング１４位でプラチナ世代をリードし、海外での試合にも強いところを見せた古江彩佳（２１歳、１５３㎝、５４㎏）が引き続き出場していて、畑岡奈紗、古江彩佳が決勝ラウンドへと駒を進められた。
笹生優花は初日に＋５まで落として１１５位タイと大きく出遅れたのが響き、第２日目の脅威の追い上げでトータルイーブンまで戻し、７４位タイに上げたが、一歩およばず、残念ながら久々の予選落ちとなった。
まあここは気持ちを切り替えて、次の機会での健闘を期待したい。
笹生優花久々に落ち仕方無し
気持ち切り替え次また期待
畑岡奈紗はこれまで溜まっていた悔しさのエネルギーを発散させたのか？ 初日－７と爆発的に伸ばして首位タイに立っている。
３日間大会の強さは本物のようで、後の展開に期待が膨らませていたら、第２日目にはトータル－４まで落とし、２８位に下がってしまった。
それでも余裕の予選通過を果たしているが、ここは最後のもうひと踏ん張りを期待したいところであった。
畑岡奈紗安心したかグッと下げ
最後奮闘期待するかも
そして古江彩佳は初日－２まで伸ばして３４位タイと、まあ好発進であろうか！？
この後の展開に期待していたら、第２日目トータル－２のまま伸ばせず、４５位タイまで下がっている。
それでも少し余裕を持っての予選通過は果たしているから、彼女にも最後のひと踏ん張りを期待したいところであった。
古江彩佳何とか予選通過して
後の健闘期待するかも
ライブ中継はゴルフネットワーク、ＧＰＬＦＴＶ共に３日間に亘ってたっぷりと予定されていたが、今回は色々あってあんまり視ない内に終わってしまった。
残念！？
でも、何で前倒しの３日間は一体どんなわけだったのだろう？
もしかしたらまたアメリカンフットボールか何かへの忖度！？
それはまあともかく、３人も有力な日本人選手が出ていると、色んな楽しみ方が出来ると思っていたら、一番応援していた笹生優花が珍しく予選落ちし、何だか意識が離れがちになった。
そう言う意味でも、世界ランキング４１位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープン覇者の渋野日向子（２３歳、１６７㎝、６２㎏）の参戦が待たれる。
さて、単独で首位を維持して、見事優勝したのは世界ランキング３７位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２７歳、１６８㎝）で、最終日７バーディー、２ボギーの－５、トータル－１８と大きく伸ばした。
米国女子ツアーでは初の優勝で、アイルランドの女子選手としても初めてのことだそうな。
アマチュア時代は天才少女と言われたリディア・コの記録を上回る１３５周も世界ランキング１位を維持した実力者だと言う。
今後の活躍に期待したい。
マグワイヤー大きく伸ばし勝って魅せ
マグワイヤー初優勝で強さ魅せ
マグワイヤー実力開花また期待
単独２位に入ったのは世界ランキング１２位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン（米国、２６歳、１８３㎝）で、最終日１イーグル、６バーディー、１ボギーの－７、トータル－１５と爆発的に伸ばして４位上げて来た。
最後激しく追い上げたようであるが、一歩及ばず、この辺りの位置が彼女にとって気楽なのかも知れない。
トンプソン爆発魅せて二位となり
トンプソン二位まで上げて強さ魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング１３２位のサラ・シュメルゼル(米国、２７歳、１７０㎝)で、最終日８バーディーの－８、トータル－１４と爆発的に伸ばして１３位上げて来た。
シュメルゼル連日上げて力魅せ
シュメルゼル三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１３位で飛ばし屋のパティ・タバタナキット（タイ、２２歳、１６５㎝）は最終日－５、トータル－１３と大きく伸ばし、２位上げて４位タイに入った。
最後上げタバタナキット強さ魅せ
四位入りタバタナキット強さ魅せ
世界ランキング５１位のステーシー・ルイス’（米国、３６歳、１６５㎝）、世界ランキング７０位のブリタニー・オルトマーレ（米国、３１歳、１６８㎝）はともに最終日－４、トータル－１３と伸ばしながらも、１位下がって４位タイとなった。
世界ランキング６７位のマリーナ・アレックス（米国、３１歳、１６０㎝）は最終日イーブン、トータル－１３と伸ばせず、３位下がって４位タイとなった。
世界ランキング１５位のイ・ジョンウン６(韓国、２５歳、１６５㎝)は最終日－４、トータル－１２と伸ばしながらも、３位下がって９位タイとなった。
世界ランキング１０位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン（カナダ、２４歳、１６３㎝）は最終日－５、トータル－１１と大きく伸ばし、５位上げて１１位タイに入った。
ヘンダーソン連日上げて強さ魅せ
ヘンダーソン最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング１９位で天才少女と呼ばれるアタヤ・ティティクル(タイ、１８歳、写真で笹生優花等と比較して１６５㎝ぐらい？)、世界ランキング２８位のチャーリー・ハル（イングランド、２５歳、１６８㎝）は共に最終日－４、トータル－１１と伸ばしながらも、２位下がって１１位タイとなった。
世界ランキング２位で東京五輪で金メダルに輝いたネリー・コルダ（米国、２３歳、１７８㎝）は最終日－８、トータル－１０と爆発的に伸ばし、３０位も上げて１５位タイに入った。
ネリーコルダ連日上げて強さ魅せ
ネリーコルダ爆発力で上げて魅せ
世界ランキング２１位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２８歳、１６５㎝）は最終日－２、トータル－９と伸ばしながらも、１１位下がって２０位タイとなった。
世界ランキング２６位のジョージア・ホール（イングランド、２５歳、１６５㎝）は最終日－５、トータル－８と大きく伸ばし、１０位上げて２６位タイに入った。
確りと上げ強さ魅すホールかな
最後上げ強さを魅せたホールかな
そして古江彩佳は最終日７バーディー、１ダブルボギーの－５、トータル－７と大きく伸ばし、１５位上げて３０位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、この日は全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－２から出て、前半では４ホールをパーで凌いだ後、第５ホールでダブルボギーを叩き、空かさず第６ホールでバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック！
続く２ホールをパーで凌いだ後、第９ホールでバーディーを決めたので、結局イーブンとなり、トータル－２のまま後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１０、１１ホールと連続でバーディーを決め、１つ空いて第１３、１４ホールでも連続バーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールでもバーディーを決めたので、結局５打伸ばし、トータル－７としてホールアウトしている。
古江彩佳大きく伸ばし楽しませ
古江彩佳下がっても上げ最終日
中位に入り次また期待
世界ランキング４位の朴仁妃(パク・インビ、韓国、３３歳、１６８㎝)は最終日－２､トータル－７と伸ばしながらも、９位下がって３０位タイとなった。
世界ランキング１５位のアンナ・ノードクイスト（スウェーデン、３４歳、１８３㎝）は最終日－３、トータル－５と伸ばし、４位上げて４１位タイに入った。
下がってもノードクイスト意地を魅せ
最後は上げて期待を繋ぎ
最後上げノードクイスト強さ魅せ
そして畑岡奈紗は最終日４バーディー、３ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、１３位下がって４１位タイとなった。
最終日付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－４から出て、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩き、１つ空いて第３、４ホールと連続でボギーを叩いたが、１つ空いて第６ホールで漸くバーディーを決めて少し取り返し、続く２ホールをパーで凌いだ後、第９ホールでもバーディーを決めて少し取り返したので、結局落としたのは１打となり、トータル－３として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１０ホールでバーディーを決め、続く７ホールをパーで凌いだ後、第１８ホールでもバーディーを決めたので、結局２打伸ばし、トータル－５としてホールアウトしている。
畑岡奈紗伸ばしながらも大分下げ
また悔しさを積み残すかも
畑岡奈紗悔しさ上手く昇華して
次の活躍期待するかも
それから、世界ランキング２５位のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ、２６歳、１７０㎝）は最終日イーブン、トータル－２と伸ばせず、２１位も下がって６６位タイとなった。
嗚呼眠い。
昨日は彼方此方で開催されていたゴルフツアーが次々に最終日へと入っただけではなく、北京で開催されている冬季五輪でスキージャンプ男子ノーマルヒルの決勝があり、日本のエース、小林陵侑が１本目の大ジャンプを活かし、見事優勝した！
ずっと応援して来た選手であるから、何もせずにはいられない！？
ニュースや動画を検索したり、ブログを書いたり、楽しんでいる内に寝るのがかなり遅くなってしまった。
