木曜日午後から時差－５時間のアラブ首長国連邦にある「アル・ハイマＧＣ(７３２５ヤード、パー７２)」おいてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「ラアス・アル・ハイマ選手権」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド最終日が終わっている。
或る記事によると賞金総額は２００万ドル（約２億３０００万円）とあるから、通常の大会に戻ったようで、来週と２週に亘ってこの地で開催予定と言う。
来週は本来カタールで開催されるはずであったが、コロナ禍の関係で中止となり、急遽今週と同じくラアス・アル・ハイマで代替試合が用意されたと言う。
ＤＰワールドツアーのこの辺りの柔軟な姿勢はファンからしたら有り難い。
選手やスタッフからしたら苦労も多いだろうけどね。
その分、ファンとしては愛着が湧いて来る！？
苦労して開催されるツアーには
親近感が湧いて来るかも
それはまあともかく、日本人選手としては世界ランキング１７９位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘（２８歳、１７３㎝、７２㎏）が出場している。
ライブ中継の案内が見当たらなかったので、そこは少し寂しいが、川村昌弘にはコロナ禍による強制隔離で落ちていた調子をもうそろそろ上げて欲しいところであるから、速報を追いながら楽しんでいたら、初日－４まで伸ばして９位タイと好発進であった。
これは期待が膨らむ！？
しかし、第２日目にはトータル－４のまま伸ばせず、４０位タイまで下がってしまった。
それでもちょっと余裕を持っての予選通過であるから、この後の奮闘を期待したい。
川村や二日目落とし冷や冷やし
何とか通過其の後期待
因みに、予選ラウンド終了時に５２位タイまでに入った７２名が決勝ラウンドへと駒を進めている。
そして、川村昌弘がゴルフ＆旅に付いて綴る人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ．１３４ アラブ首長国連邦編」に更新されていた。
先週はアブダビから北東に１００㎞ほど移動したドバイで開催され、今週は更に北東に１１３㎞移動したラアス・アル・ハイマでの開催となり、来週も同じ場所で開催されることになった経緯が綴られている。
３か所のゴルフ場の状況も綴られているが、今週はフラットなリゾートコースのようで、伸ばし合いになるだろうとのことである。
川村やリゾートコース攻略し
上位争い期待するかも
川村や人気のコラム更新し
状況分かり期待膨らみ
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１００位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２０歳、ラスムス・ホイガールトと双子）で、３日目１イーグル、８バーディー、２ボギーの－８、トータル－２０と爆発的に伸ばし、１位上げて来た。
ニコライや爆発魅せて首位に立ち
ニコライや爆発魅せて首位奪い
単独２位に付けているのは世界ランキング４２１位のデビッド・ロウ(スコットランド、３０歳、１７７㎝)で、３日目４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１７と伸ばしながらも１位下がっている。
デビッドロウ伸ばしながらも一位下げ
デビッドロウ伸ばし足りずに一位下げ
単独３位に付けているのは世界ランキング２５５位のタピオ・パルカネン（フィンランド、３１歳、１８８㎝、８６㎏）で、３日目９バーディー、１ボギーの－８、トータル－１６と爆発的に伸ばして５位上げて来た。
パルカネン爆発魅せて三位付け
パルカネン三位まで上げ力魅せ
単独４位を維持しているのは世界ランキング１５７位のオリバー・ベッケル（南アフリカ、３７歳、１８８㎝、９０㎏）で、３日目６バーディーの－６、トータル－１５と大きく伸ばしている。
ベッケルや大きく伸ばし四位維持
ベッケルや四位維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング６３位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、２６歳、１７８㎝)、世界ランキング１１５位のヨハネス・バーマン(米国、２９歳、１９３㎝、８４㎏)は共に３日目－６、トータル－１４と大きく伸ばし、３位上げて５位タイに付けて来た。
上げ続けマッキンタイア強さ魅せ
強さ魅せマッキンタイア上げ続け
バーマンや下がっても上げ力魅せ
バーマンや実力発揮再浮上
世界ランキング１１０位のトーマス・デトリー（ベルギー、２９歳、１８８㎝、７０kg）は３日目－５、トータル－１４と大きく伸ばしながらも、１位下がって５位タイとなっている。
世界ランキング７３位で国内男子ツアーでも活躍しているベテランのショーン・ノリス（南アフリカ、３９歳、１８８㎝、１００㎏）は３日目－４、トータル－１２と伸ばしながらも、１位下がって９位タイとなっている。
この辺りを見ても川村昌弘が書いているように伸ばし合いになるコースのように思われる。
世界ランキング２０７位のエイドリアン・オタエギ（スペイン、２９歳、１８３㎝、７９㎏）は３日目－２、トータル－１２と伸ばしながらも６位下がって９位タイとなっている。
世界ランキング９８位のラスムス・ホイガールト（デンマーク、２０歳、ニコライ・ホイガールトと双子）は３日目－４、トータル－１１と伸ばし、４位上げて１１位タイに付けて来た。
ラスムスや連日上げて強さ魅せ
ラスムスやじわじわ上げて強さ魅せ
世界ランキング１１４位のヨアヒムＢハンセン(デンマーク、３１歳、１８８㎝、７５㎏)は３日目－３、トータル－１０と伸ばし、１位上げて１４位タイに付けて来た。
ハンセンや連日上げて強さ魅せ
ハンセンやじわじわ上げて力魅せ
そして川村昌弘は、３日目５バーディー、１ボギーの－４、トータル－８と伸ばし、１２位上げて２８位タイに付けて来た。
３日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドに入ると全員アウトスタート（第１ホールから）となり、トータル－４から出て、前半では３ホールをパーで凌いだ後、第４ホールでボギーを叩いたが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第８ホールでバーディーを決めて取り返したので、トータル－４のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ると、いきなり第１０ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１４ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１６ホールでバーディーを決めて、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局後半では更に４打伸ばし、トータル－８として最終日へと繋いでいる。
出来ればこの勢いを最終日まで維持し、何とか上位に入って欲しい。
そしてその勢いを同じ場所で開催されると言う次週に繋いで欲しいものである。
川村や確り伸ばし上げて魅せ
川村や確り伸ばし再浮上
最終日まで期待膨らみ
世界ランキング１５０位のマルクス・アーミティジ（イングランド、３４歳､１８３㎝、９１㎏）は３日目＋１、トータル－７と少し落とし、２６位も下がり３４位タイとなっている。
世界ランキング７７位のダニエル・ファントンダー（南アフリカ、３０歳、１７８㎝、１０４㎏）は３日目－３、トータル－６と伸ばし、１１位上げて４１位タイに付けて来た。
ファントンダー連日上げて強さ魅せ
ファントンダー確り上げて強さ魅せ
世界ランキング１３４位でマスターズチャンピオンのダニー・ウィレット（イングランド、３４歳、１８０㎝、７７㎏）は３日目－２、トータル－６と伸ばしながらも、１位下がって４１位タイとなっている。
世界ランキング１４０位のジョン・カトリン（米国、３１歳、１８５㎝、７３㎏）は３日目＋１、トータル－６と少し落とし、２６位も下がり４１位タイとなっている。
世界ランキング９６位のグイド・ミグリオッツィ（イタリア、２５歳、１８０㎝）、世界ランキング１１６位のジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ、４６歳、１８０㎝、７９㎏）は共に３日目＋１、トータル－２と少し落とし、１３位下がって６５位タイとなっている。
そして世界ランキング１３７位のアドリアン・メロンク(ポーランド、２８歳、１９８㎝)は３日目＋２、トータル－１と落とし、１８位下がって７０位タイとなっている。
ところで、昨日は米国女子ツアー、「ＬＰＧＡドライブオン選手権」のことに付いても軽く触れておいたので、検索してみると既に終わっており、畑岡奈紗は最終日－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、１３位下がって４１位タイとなった。
初日首位タイでロケットスタートを切り、得意の３日間大会なので、これはひっとするとひっとするかも、と期待を膨らませたが、まだ３日間持つ程には復調していなかったようである。
この悔しさを忘れずに、また次の機会に期待したい。
畑岡奈紗飛び出した後持ち切れず
順位下降し悔しさ貯金
古江彩佳は最終日－５、トータル－７と大きく伸ばし、１５位上げて３０位タイまで戻している。
まるで中位の辺りで復元力が働いているかのようで、この安定性が流石ではないか！？
古江彩佳中位の辺り浮き沈み
安定感にホッとするかも
