昨夜から時差－１４時間の米国・フロリダ州にある「レイク・ノナＧ＆ＣＣ(６６４５ヤード、パー７１)」において米国女子ツアーの今シーズン開幕戦で選ばれし者の大会、「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメントオブチャンピオンズ」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
賞金総額は１５０万ドル、優勝賞金は２２万５千ドルとなっているから、それぞれ約１億７１００万円、約２６００万円と、国内女子ツアーと同じようなレベルではないか！？
日本人選手としては世界ランキング６位で黄金世代だけではなく日本人女子選手全体をリードする畑岡奈紗（２３歳、１５８㎝）、世界ランキング８位で新世紀世代をリードする全米女子オープンチャンピオンの笹生優花（２０歳、１６６㎝、６３㎏）が出場している。
なお、この大会の出場者は２９名で、そこにセレブ達も入るプロアマ戦の形式で、予選落ちはないそうである。
畑岡奈紗は昨年複数回優勝しながらも、メジャー大会の全米女子オープン、東京五輪等では結構悔しい思いもしている。
それもエネルギーとしている今シーズンに更に期待したい。
畑岡奈紗悔しさ胸に今季では
いよいよメジャー近くなるかも
笹生優花は昨シーズン、米国女子ツアーメンバーの中でもドライビングディスタンスが２７２ヤードで１２位とかなり飛ぶ方に入り、日本語だけではなく、英語、タガログ語等の外国語も使える。
それにレジェンドの岡本綾子女史が時折感心していたように、小技も巧い。
要するに基礎が確り出来た上にこれから経験をどれだけ積み上げるかと言うレベルに達しているので、今年は一体どんな成長を見せてくれるのか、楽しみは尽きない！？
そりゃ本人も楽しんでいるからね。
そこが何と言っても強みである。
笹生優花飛距離も武器にチャレンジし
日々勉強と楽しむのかも
なお、新たに米国女子ツアーのメンバーとして加わった世界ランキング１４位でプラチナ世代をリードし、海外のツアーにも強いところを見せた古江彩佳（２１歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング３７位で黄金世代をリードするひとり、全英女子チャンピオンの渋野日向子（２３歳、１６７㎝、６２㎏）に付いては、古江彩佳が次戦から出られるようである。
古江彩佳出場権を上手く得て
もう来週に見られるのかも
渋野日向子は中々出場権が回って来ず、ほぼ確実なのは３月からの出場であるそうな。
まあ国内女子ツアーと同時期に彼女自身の開幕戦を迎えるようであるから、のんびり待ちたい。
渋野日向子まだ暫らくは出られなく
のんびり笑顔待っているかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング５３位のギャビー・ロペス（メキシコ）で、初日６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばしている。
来週から古江彩佳も出る予定なので、参考までにドライビングディスタンスを見ておくと、２３６ヤードであった。
ギャビーロペススタートダッシュ首位に立ち
ギャビーロペス大きく伸ばし首位に立ち
２位タイに付けているのは笹生優花、世界ランキング１位のネリー・コルダ（米国）、世界ランキング１０位のダニエル・カン（米国）、世界ランキング６９位のライアン・オトゥール（米国）で、初日－４まで伸ばしている。
笹生優花は初日１イーグル、６バーディー、４ボギーと出入り激しいプレイで、一時単独首位にも立っていた。
ドライビングディスタンスは２７９ヤードと、今回一番距離が出ていた。
前半あまりバーディーが出ていないように言っていたが、実際には４バーディー、３ボギーの－１と出入り激しく、少ししか伸ばせなかったのがそんな印象に繋がったのであろうか！？
そして後半では第１４ホールで高弾道のボールをストンと落とし、バックスピンを掛けてのイーグルを決め、続く第１５、１６ホールと連続でバーディーを決めたから、一気に４打伸ばし、これが本人にも周りにも強く印象付けたに違いない。
その後１つ空いて第１８ホールではボギーを叩いたので、結局後半では３打伸ばし、トータル－４として第２日目へと繋いでいる。
一緒に回ったセレブと言うのがジョン・レスター等、メジャーリーグのレジェンド達なので、野球の話をして楽しく過ごせたようで、この辺りにも既に米国女子ツアーに確りと馴染んで感じではないか！？
笹生優花確り攻めて二位に付け
笹生優花もてなす心魅せながら
プレイ確り魅せているかも
ネリー・コルダは初日１イーグル、５バーディー、３ボギーで、ドライビングディスタンスは２６５．５ヤードであった。
ネリーコルダ確り攻めて二位に付け
ネリーコルダ二位でスタート首位睨み
ダニエル・カン、ライアン・オトゥールは共に初日５バーディー、１ボギーで、ドライビングディスタンスはそれぞれ２５３ヤード、２４９．５ヤードであった。
ダニエルカン確り伸ばし首位を追い
ダニエルカン確り伸ばし二位に付け
オトゥールや確り伸ばし首位を追い
オトゥールや確り伸ばし二位に付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１１位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)、世界ランキング２２のジェシカ・コルダ（米国、ネリー・コルダの姉）は初日－３まで伸ばして６位タイに付けている。
なお結構飛ばす２人のドライビングディスタンスはブルック・ヘンダーソンが２６３ヤード、ジェシカ・コルダが２７２．５ヤードであった。
世界ランキング１３位のパティ・タバタナキット（タイ）、世界ランキング２８位のセリーヌ・ビュティエ（フランス）、世界ランキング２９位のジョージア・ホール（イングランド）、世界ランキング４４位のマデリーン・ザグストロム（スウェーデン）は初日－２まで伸ばして９位タイに付けている。
この中で飛ばしたと言われるパティ・タバタナキットのドライビングディスタンスは２７１ヤードであった。
そして畑岡奈紗、世界ランキング３位のリディア・コ（ニュージーランド）、世界ランキング４位のパク・インビ（韓国）、世界ランキング２１位のアリー・ユーイング（米国）は初日－１と少し伸ばして１４位タイに付けている。
畑岡奈紗は初日４バーディー、３ボギーで、ドライビングディスタンスは２３０ヤードであった。
初日の前半は３バーディー、１ボギーの－２と伸ばしたが、後半では１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－１と少し落としている。
畑岡奈紗ゆっくり始動後期待
畑岡奈紗少し伸ばして後期待
世界ラン衣３９位で全英女子チャンピオンのソフィア・ポポフ（ドイツ）は初日イーブンで１９位タイに付けている。
世界ランキング２３位で飛ばし屋のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）、世界ランキング３０位のオースティン・アースト（米国）、世界ランキング４７位のキム・アリム（韓国）は初日＋２と落として２３位タイと少し出遅れている。
なお、アリヤ・ジュタヌガーンのドライビングディスタンスは２７５ヤードであった。
世界ランキング３４位のモリヤ・ジュタヌガーン（タイ、アリヤ・ジュタヌガーンの姉）は初日＋３と落として単独２６位と出遅れている。
そして世界ランキング１６位のアンナ・ノードクイスト（スウェーデン）は初日＋４と落として２７位タイと出遅れている。
今回出場してる日本人選手の畑岡奈紗、笹生優花は他のプロも認める際立った実力者ながら、日本人ファンが大事にする観点である可愛さと言う面では目立っていると言い難い！？
それ故、以前に比べれば増えたとは言え、まだまだ記事が少ないし、記事に付くコメントはもっと少ない。
それでも変な感情をぶつけるコメントが減ったし（もしかして減らされた？）、たとえば笹生優花を認めるコメントも増えて来たので、まあ好いかなあとは思われる。
松山英樹にしてもまだまだ記事が少ないながら、それでも増えて来たからね。
まあ余計なことはこれぐらいにして、この後３日間のプレイにも大いに期待したい。
要らぬことつい書いてまう我なれど
後の展開楽しむのかも
