木曜日の夜から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・ネバダ州にある「TPCサマリン(7255ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「シュライナーズチルドレンズ・オープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
優勝賞金は125万ドルとなっているから、1ドルを約111円とすると、約1億4千万円となり、向こうでは普通でも、国内男子ツアーに比べると流石に高額になっている。
その分、フィールドは厚く、日本人選手としては世界ランキング19位でエースの松山英樹が出ている。
松山英樹にとっては相性が好いコースのようで、CS放送のゴルフネットワークでのライブ中継がまあまあ予定されており、好調が維持されていることを期待して応援したいところである。
そして、初日は-6まで伸ばして10位タイと好発進であったが、第2日目には観客にティーショットが当たる流血騒ぎもあってトータル-5と少し落として57位タイまで下がり、ぎりぎりの予選通過であった。
それでも決勝ラウンドへの進出には違いないから、ここから気分を切り替えて巻き返せるか!?
松山や何とか通過気分換え
また上がること期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング207位のアダム・シェンク(米国)で、3日目7バーディー、2ボギーの-5、トータル-18と大きく伸ばし、2位上げて来た。
アダムシェンク大きく伸ばし首位に立ち
アダムシェンク大きく伸ばし首位奪い
アダムシェンク首位を奪って力魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング47位のマシュー・ウルフ(米国)で、3日目1イーグル、4バーディーの-6、トータル-17と大きく伸ばし、4位上げて来た。
マシューウルフ下がっても上げ強さ魅せ
マシューウルフ二位まで上げて強さ魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング151位のアンドリュー・パットナム(米国)、世界ランキング18位で先週の覇者、このところ好調を維持しているサム・バーンズ(米国)、世界ランキング178位のチャド・レイミー(米国)で、トータル-16まで伸ばしている。
アンドリュー・パットナムは3日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばし、3位上げて来た。
パットナム連日上げて力魅せ
パットナム三位まで上げ力魅せ
サム・バーンズは3日目4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、3位を維持している。
サムバーンズ確り伸ばし三位維持
サムバーンズ三位維持して強さ魅せ
チャド・レイミーは3日目3バーディー、1ボギーの-2と伸ばしながらも、2位下がっている。
チャドレイミー伸ばしながらも二位下がり
チャドレイミー伸ばし足りずに首位を落ち
単独6位に付けているのは世界ランキング29位のイム・ソンジェ(韓国)で、3日目5バーディー、4ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばしながらも、5位下がっている。
イムソンジェ伸ばしながらも五位下がり
イムソンジェ伸ばし足りずに首位を落ち
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング8位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は3日目-2、トータル-12と伸ばし、3位上げて10位タイに付けて来た。
下がってもウェストヘーゼン上げて魅せ
再浮上ウェストヘーゼン強さ魅せ
世界ランキング105位のアーロン・ワイズ(米国)は3日目イーブン、トータル-12と伸ばせず、5位下がって10位タイとなっている。
世界ランキング40位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は3日目-3、トータル-11と伸ばし、2位上げて15位タイに付けて来た。
リーシュマン確り伸ばし上げて魅せ
リーシュマン連日上げて強さ魅せ
世界ランキング33位のコリー・コナーズ(カナダ)は3日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、6位下がって48位タイとなっている。
世界ランキング30位のホアキン・ニエマン(チリ)は3日目イーブン、トータル-6と伸ばせず、12位下がって54位タイとなっている。
世界ランキング9位のブルックス・ケプカ(米国)は3日目+1、トータル-6と少し落とし、24位も下がって54位タイとなっている。
世界ランキング14位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は3日目+2、トータル-6と落とし、37位も下がって54位タイとなっている。
そして松山英樹は3日目4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-5と伸ばせず、6位下がって63位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-5から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩いたが、空かさず第4ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く第5ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第6ホールでバーディーを決めて、再びバウンスバック!
続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めたので、結局1打伸ばし、トータル-6として後半へと繋いでいる。
後半に入って6ホールをパーで凌いだ後、第16ホールで漸くバーディーを決めたが、1つ空いて第18ホールでダブルボギーを叩いてしまったので、結局1打落とし、スタート時点のトータル-5に戻って最終ラウンドへと繋いでいる。
と言うわけで、ちょっと無力感に捕らわれたような感じでもあるが、最後に少しでも伸ばしたいと言っているので、その言葉に期待したい。
松山や気分切り替え最終日
少しでも上期待するかも
ところで、国内女子ツアーではプレーオフに入り、ついさっき渋野日向子が2ホール目で制し、国内女子ツアー通算5勝目を挙げたそうな。
1年11か月ぶりのことで、色々あった故より感動も深く、涙の優勝となったようだ。
それにしても、やっぱり黄金世代は凄い!?
渋野日向子再び光放つかな