５月１６日（木）の朝から千葉県にある「袖ヶ浦カンツリークラブ（６７３１ヤード、パー７２）」おいて国内女子ツアー、「ブリヂストンレディースオープン」が４日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は１億円、優勝賞金は１８００万円となっており、前半２ラウンド（２日間）に亘る予選ラウンド終了時に４９位タイまでに入っていた６６名の選手が後半２ラウンド（２日間）に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビでは地上波の日本テレビ系列で土曜日の午後に少し、ＣＳ放送の日テレジータスで土日の午前中に少しずつ放送され、インターネットの動画配信サイトではＵ－ＮＥＸＴ、ＤＡＺＮで４日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング６４位でダイヤモンド世代を代表し、今年このツアーにおいて念願の初優勝を果たして直ぐに２勝目も上げた飛ばし屋の竹田麗央（リオ、２１歳、１６６㎝、６６㎏、平瀬真由美の姪）で、最終日６バーディー、２ボギーの－４、トータル－１４と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタート(第１ホールから)で、トータル－１０からスタートして、前半ではいきなり５バーディーの－５、トータル－１５と大きく伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－１４と少し落とした。
前半一気に伸ばし、逆転して、大きな差を付けたところが流石である。
なおこれでこのツアーにおいて通算３勝目となり、年間女王争いが激しくなって来たか！？
竹田麗央確り伸ばし上げて魅せ
竹田麗央下がっても上げ強さ魅せ
竹田麗央逆転勝ちで強さ魅せ
竹田麗央優勝重ね期待させ
２位タイに入ったのは世界ランキング２５位で新世紀世代の国内組を代表し、このツアーにおいて通算１１勝して、一昨年昨年と２年連続で年間女王に輝いた山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング２２１位でこのツアーにおいて通算１勝し、米国女子ツアーに参戦していた黄金世代の河本結（２５歳、１６３㎝、５８㎏）で、トータル－１２まで伸ばした。
山下美夢有は最終日４バーディーの－４と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－８からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル－８を維持し、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－１２と確り伸ばした。
山下や確り伸ばし上げて魅せ
山下や最後まで上げ強さ魅せ
山下や二位に入って強さ魅せ
河本結は最終日３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばしながらも１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－１１からスタートし、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１１と伸ばせなかったが、後半に入ってからは２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１２と少し伸ばした。
河本結伸ばしながらも一位下げ
河本結伸ばし足りずに一位下げ
河本結二位に入って力魅せ
単独４位に入ったのは世界ランキング１３７位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算１勝している高橋彩華（サヤカ、２５歳、１６２㎝、５５㎏）で、最終日４バーディー、１ボギーの－３、トータル－９と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－６からスタートして前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－９と順調に伸ばした。
高橋や確り伸ばし上げて魅せ
高橋や最後まで上げ力魅せ
高橋や四位に入り力魅せ
５位タイに入ったのは世界ランキング４６位でこのツアーにおいて通算３勝し、積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）、世界ランキング１５７位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算１勝しているリ・ハナ（韓国、２２歳、１５６㎝、５１㎏）で、トータル－７まで伸ばした。
岩井明愛は最終日４バーディー、２ボギーの－２と伸ばして３位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－５からスタートし、前半では１ボギーの＋１、トータル－４と少し落としたが、後半に入ってからは加速して４バーディー、１ボギーの－３、トータル－７と伸ばした。
岩井明愛じわりと伸ばし上げて魅せ
岩井明愛最後は上げて強さ魅せ
岩井明愛五位に入って強さ魅せ
リ・ハナは最終日２バーディー、２ボギーのイーブンと伸ばせず、１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－７からスタートし、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－８と少し伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギーの＋１、トータル－７と少し落としてこの日のスタート時点に戻った。
スコア伸ばせず一位下げリハナかな
力魅せ五位に止まるリハナかな
五位入り力を魅せたリハナかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５０位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算１０勝して殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(２６歳、１５８㎝、５８㎏)は最終日－４、トータル－６と伸ばし、１１位上げて７位タイに入った。
小祝や確り伸ばし上げて魅せ
小祝や下がっても上げ強さ魅せ
小祝や七位に入り強さ魅せ
世界ランキング１１１位でこのツアーにおいて通算５勝し、広い交友関係を楽しむ青木瀬令奈（３１歳、１５３㎝、５０㎏）は最終日－３、トータル－６と伸ばし、５位上げて７位タイに入った。
青木瀬令奈確り伸ばし上げて魅せ
青木瀬令奈下がっても上げ力魅せ
青木瀬令奈七位に入り力魅せ
世界ランキング９６位でこのツアーにおいて通算３勝し、米国女子ツアーを主戦場としているプラチナ世代の吉田優利（２４歳、１５８㎝、５８㎏）は最終日－５、トータル－４と大きく伸ばし、１８位上げて１５位タイに入った。
吉田優利大きく伸ばし上げて魅せ
吉田優利最後は上げて強さ魅せ
吉田優利上位に入り強さ魅せ
世界ランキング１１６位でこのツアーにおいて通算２勝し、飛ばし屋の川岸史果(２９歳、１６６㎝)は最終日－３、トータル－４と伸ばし、１０位上げて１５位タイに入った。
川岸や確り伸ばし上げて魅せ
川岸や最後まで上げ力魅せ
川岸や上位に入り力魅せ
世界ランキング４８位でこのツアーにおいて通算２０勝し、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛（３０歳、１５５㎝）、世界ランキング１３８位でこのツアーにおいて通算５勝し、アスリート系飛ばし屋の穴井詩（ララ、３６歳、１６５㎝、５８㎏）は共に最終日－１、トータル－４と少し伸ばしながらも、３位下がって１５位タイとなった。
世界ランキング１０４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(２１歳、１６３㎝)は最終日＋１、トータル－３と少し落とし、１０位下がって２０位タイとなった。
世界ランキング４２位でこのツアーにおいて通算６勝し、積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井千怜（２１歳、１６２㎝、５９㎏）、世界ランキング１０８位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝している森田遥（中国、２７歳、１６４㎝）は共に最終日－１、トータル－１と少し伸ばし、６位上げて２３位タイに入った。
岩井千怜少し伸ばして上げて魅せ
岩井千怜下がっても上げ強さ魅せ
岩井千怜上位に迫り意地を魅せ
森田遥少し伸ばして上げて魅せ
森田遥決勝で上げ力魅せ
森田遥上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング１２５位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算６勝しているイ・ミニョン（韓国、３２歳、１６６㎝、５９㎏）は最終日＋１、トータル－１と少し落とし、５位下がって２３位タイとなった。
世界ランキング８３位でダイヤモンド世代をリードするひとり、２０２２年１２月の最終プロテストにトップで合格した９５期生でこのツアーにおいて通算２勝している飛ばし屋の神谷そら（２１歳、１６７㎝、６０㎏）は最終日－２、トータルイーブンと伸ばし、８位上げて３３位タイに入った。
神谷そらじわりと伸ばし上げて魅せ
神谷そら決勝で強さ魅せ
神谷そら中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１１３位でこのツアーにおける初優勝が待たれ、２０２１年６月の最終プロテストにトップで合格した佐久間朱莉（２１歳、１５５㎝）は最終日＋２、トータル＋３と落とし、１０位下がって４３位タイとなった。
世界ランキング１３１位で黄金世代をリードするひとり、今年このツアーにおいて念願の初優勝を果たした天本ハルカ(２５歳、１６２㎝、５８㎏)は最終日イーブン、トータル＋７と維持し、７位上げて５５位タイに入った。
天本やスコア維持して上げて魅せ
天本や最後は上げて力魅せ
天本や下位から上げて意地を魅せ
そして世界ランキング１４８位でプラチナ世代をリードするひとり、今年このツアーにおいて念願の初優勝を果たした阿部未悠（２３歳、１５５㎝）は最終日＋３、トータル＋７と落とし、３位下がって５５位タイとなった。
