木曜日の朝から広島県にある「芸南カントリークラブ(6530ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、2日間の予選ラウンド終了時に41位タイまでに入った54名の選手が最終日の決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。
このツアーには既に2人共優勝している双子の新人、岩井明愛・千怜姉妹他、結構有望で輝きを放ち始めている若手選手が増えている。
特にこの頃はプロテストが厳しくなっているようで、そこを勝ち抜いて来た新人達はこの大会でも活躍が目立つ。
春にはレギュラーツアーに上がり、寂しくなったかと思えば、また新たな星が輝き始める。
国内女子ツアーはまさにそんなところてん状態が続いている気がするなあ。
ステップを抜けては入る国内の
女子の輝き眩しいのかも
さて、単独首位に抜け出て逆転し、その後もどんどん伸ばし、見事独走状態で優勝したのは世界ランキング380位で谷間世代の石川怜奈(21歳、168㎝)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-11と大きく伸ばし、1位上げて来た。
これでステップアップツアーでは2勝目で、レギュラーツアーでも十分に健闘しているから、この選手もステップアップツアーからの卒業が近いのであろうか!?
そして、男子の下部ツアーで今週優勝した久常涼共々黄金世代の渋野日向子と同窓の後輩であるから、渋野日向子に結構な刺激を与えているようである。
国内女子ツアーの最終日は明日であるが、渋野日向子にとって好い刺激となっていることを期待したい。
石川怜奈大きく伸ばし勝って魅せ
石川怜奈渋野日向子を刺激して
明日のレギュラー楽しみが増し
単独2位に入ったのは世界ランキング634位で新人の岩井千怜(チサト、19歳、162㎝、59㎏、双子の妹)で、最終日5バーディーの-5、トータル-6と大きく伸ばし、14位上げて来た。
おっ、凄い!
昨日は姉の明愛ほど強くはない、なんて書いてしまったが、失礼しました。
この姉妹、交互に前に出るようで、その辺りも気が合っている!?
岩井千怜大きく上げて二位となり
岩井千怜連日上げて二位となり
岩井千怜二位まで上げて力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング697位でプラチナ世代の新人、阿部未悠(20歳、155㎝)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-5と伸ばし、6位上げて来た。
初日の単独首位から昨日はずんと下がったが、そのままずるずる下がらず、また上げて来るところが流石ではないか!?
阿部未悠下がっても上げ力魅せ
阿部未悠三位に入り力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング458位でイップスから復調したベテランの服部真夕(33歳、166㎝、57㎏)、世界ランキング449位でベテランの岩橋里衣(35歳、156㎝、53㎏)、世界ランキング349位で賞金女王レースの2位に付けている小野祐夢(24歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング362位の竹山佳林(25歳、170㎝、68㎏)で、トータル-4となっている。
服部真夕は最終日6バーディー、1ダブルボギーの-4と伸ばし、19位上げて来た。
服部や下がっても上げ力魅せ
服部や四位に入り力魅せ
岩橋里衣は最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、12位上げて来た。
岩橋里衣確り伸ばし上げて魅せ
岩橋里衣四位に上げて力魅せ
小野祐夢は最終日1バーディーの-1と少し伸ばし、5位上げて来た。
ずっとパーで凌ぎ、第18ホールで漸くバーディーを決めたところが流石ではないか!?
小野祐夢最後は上げて五位となり
小野祐夢五位に入って強さ魅せ
竹山佳林は最終日1バーディー、5ボギーの+4と落とし、3位下がった。
竹山やスコア落として首位を落ち
竹山やボギーが増えて首位を落ち
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング531位の村田理沙(26歳、161㎝、52㎏)、世界ランキング752位で新人の桑木志帆(18歳、164㎝、57㎏)は最終日-4、トータル-3と伸ばし、20位も上げて8位タイに入った。
村田理沙下がっても上げ力魅せ
村田理沙八位に入り力魅せ
桑木志帆連日上げて力魅せ
桑木志帆八位に上げて力魅せ
世界ランキング315位で新人の岩井明愛(アキエ、19歳、161㎝、59㎏、双子の姉)、世界ランキング520位の但馬友(23歳、156㎝、60㎏)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、4位も下がって8位タイとなった。
世界ランキング221位で実力派外国人選手のひとり、新人で賞金女王レースのトップに立っているリ・ハナ(韓国、20歳、156㎝、52㎏)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、5位下がって14位タイとなった。
世界ランキング500位の鈴木麻綾(26歳、159㎝)は最終日+2、トータル-2と落とし、10位下がって14位タイとなった。
世界ランキング545位の保坂真由(25歳、162㎝、57㎏)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、9位上げて19位タイに入った。
保坂真由下がっても上げ力魅せ
保坂真由最後は上げて力魅せ
世界ランキング367位のヌック・スカパン(タイ、24歳、172㎝、67㎏)は最終日+3、トータル-1と落とし、15位下がって19位タイとなった。
世界ランキング410位でベテランの西山ゆかり(39歳、162㎝、58㎏)は最終日-2、トータル+1と伸ばし、14位上げて27位タイに付けて来た。
西山や確り上げて強さ魅せ
西山や連日上げて強さ魅せ
世界ランキング593位でプラチナ世代の新人、後藤未有(20歳、157㎝、58㎏)は最終日+3、トータル+1と落とし、13位下がって27位タイとなった。
世界ランキング533位の藤田光里(26歳、165㎝、54㎏)は最終日+4、トータル+3と落とし、17位下がって33位タイとなった。
世界ランキング46位の常(ツネ)文恵(22歳、170㎝、52㎏)は最終日+4、トータル+4と落とし、18位下がって41位タイとなった。
世界ランキング502位のスタイヤーノ梨々菜(24歳、156㎝、56㎏)は最終日+5、トータル+5と大きく落とし、21位も下がって44位タイとなった。
そして、世界ランキング427位の吉田弓美子(34歳、164㎝、65㎏)は最終日+4、トータル+7と落とし、8位下がって49位タイとなった。