sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達、マックス・シャーザー、柳賢振等・・・R3.9.7②

 カージナルスドジャースと対戦して1対5で負けている。

 

 ドジャースの先発投手はナショナルズから途中移籍して来た途端にエースを担っているサイ・ヤング賞に3回も輝いたベテラン剛腕投手、マックス・シャーザー(37歳、191㎝、98㎏)で、8回で103球投げ、6安打13三振1失点0自責点の快投で勝ちが付いて13勝4敗となり、防御率は2.40から2.28へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は0.86のままであった。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は160㎞/hで、常時148~154㎞/hとあったが、動画で今日の奪三振ショーの投球を見ると、外角に流れるような速球は全て96mph(96マイル毎時、約154.5㎞/h)、ど真ん中にズバリと放り込む速球の多くは97mph(約156.1㎞/h)で、最速は98mph(約157.7㎞/h)と言う感じであった。

 

 殆んどがきっちりコントロールされており、要するに衰えていないと言うことであろうか!?

 

 参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは220回3分の2投げて18勝7敗、奪三振数が300、防御率が2.53、WHIPが0.91と素晴らしく、サイ・ヤング賞レースを競り合っていた。

 

 2019年シーズンは鼻の骨を折ったり、背中の張りが出たりして登板回数がかなり減り、172回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.03と、内容的にも少し悪化している。

 

 2020年シーズンは調子が上がるまでに終わった感じで、67回3分の1投げて5勝4敗で、奪三振数が92、防御率が3.74、WHIPが1.38と不本意な成績となっている。

 

 そして2021年シーズンここまでは通算で154回投げて13勝4敗で、奪三振数が210、防御率が2.28、WHIPが0.86と素晴らしくなっている。

 

 因みに、ドジャースに移籍してからの成績は7試合で43回投げて5勝0敗で、奪三振数が63、防御率が1.05、WHIPが0.77と更に凄くなっている。

 

 士気が衰え、解体し始めたチームから上昇球団に移籍し、更に気合が入ったようである。

 

        シャーザーや気合が入り勝って魅せ

 

        シャーザーや衰え魅せず勝って魅せ

 

        シャーザーや変化自在で勝って魅せ

 

 また、ブリュワーズフィリーズと対戦して0対12と完封負けしている。

 

 フィリーズの先発投手はメッツから昨シーズン初めから移籍してエースを担っているザック・ウィーラー(31歳、193㎝、88㎏)で、6回で99球投げ、5安打9三振無失点の快投で勝ちが付いて12勝9敗となり、防御率は3.01から2.91へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は1.02のままであった。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は159㎞/h、平均は152㎞/hと中々の剛腕であるが、制球に多少の難があるそうな。

 

 参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは2015年夏に受けたトミー・ジョン手術から復調したシーズンになったようで、182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12であった。

 

 2019年シーズンも同様の活躍をし、195回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.96、WHIPが1.26であった。

 

 2020年シーズンはそれまでのメッツからフィリーズに移籍し、71回投げて4勝2敗で、奪三振数が53、防御率が2.92、WHIPが1.17であった。

 

 そして2021年シーズンここまでは199回3分の2投げて12勝9敗で、奪三振数が217、防御率が2.91、WHIPが1.02と、内容的にすっかりエース級となっている。

 

        ウィーラーや確り抑え勝って魅せ

 

        ウィーラーや快投披露勝って魅せ

 

 それから、ヤンキースブルージェイズと対戦して0対8で完封負けしている。

 

 ブルージェイズの先発投手は技巧派ベテラン左腕の柳賢振(韓国、34歳、191㎝、116㎏)で、6回で80球投げ、3安打6三振無失点の快投で勝ちが付いて13勝8敗となり、防御率は3.92から3.77へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.17から1.15へと少し好くなっている。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は154㎞/h、平均は146㎞/hなんて書いてあるが、それはもしかして韓国時代のことかも知れない。

 

 大体145㎞/hまでのように思えるが、何でもチームでエースを担っているロビー・レイ(29歳、188㎝、98㎏)がストレートとスライダーで好投しているのを参考にし、復調したそうな。

 

 参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは左股関節の故障の影響で5月~8月と長期に亙って出られなかったが、復帰してからは素晴らしく、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01であった。

 

 2019年シーズンはサイ・ヤング賞投手で長く絶対エース左腕であったクレイトン・カーショーが不調で、代わってエースを担い、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が163、防御率が2.32、WHIPが1.01と素晴らしい成績を挙げ、サイ・ヤング賞候補にも挙がるほどであった。

 

 2020年シーズンはブルージェイズに移籍し、67回投げて5勝2敗で、奪三振数が72、防御率が2.69、WHIPが1.15と期待に応える好成績であった。

 

 そして2021年シーズンここまでは155回3分の1投げて13勝8敗で、奪三振数が127、防御率が3.77、WHIPが1.15と、ローテの中心投手のひとりとして期待に応え続けている。

 

 打者有利なアメリカン・リーグ東地区で、また投手受難の今シーズンであることを加味すると、決して悪い成績ではないように思われる。

 

 色々工夫しながらの8年目であることを考えると、中々の好投手ではないか!?

 

        柳賢振確り抑え勝って魅せ

 

        柳賢振工夫が実り勝って魅せ