sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達、および大谷翔平・・・R3.7.8①

 ツインズがWソックスと対戦して1対6で負けている。

 

 Wソックスの先発投手は年を重ね、手術を経てパワーアップしているベテランエース、ランス・リン(34歳、196㎝、113㎏)で、6回で102球投げ、4安打(1本塁打)6三振3四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて9勝3敗となり、防御率は2.02から1.99へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は1.03から1.04へと僅かに悪化している。

 

 ウィキペディアによると、以前は技巧派であったのが、速球の平均球速が2mph(2マイル毎時、約3㎞/h)ぐらい増したそうな。

 

 2015年の秋にトミー・ジョン手術を受け、2017年には普通に投げ、それで迄と同様エース級の成績を残している。

 

 ここで昨年までの3シーズンの成績に付いてもう少し詳しく見ておくと、2018年シーズンはダルビッシュ有も言っていたようなトミー・ジョン手術後によくある調子の後退があったようで、156回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が161、防御率が4.77、WHIPが1.53と内容的に悪化している。

 

 2019年シーズンはすっかり回復したようで、208回3分の1投げて16勝11敗で、奪三振数が246、防御率が3.67、WHIPが1.22と剛腕エース化している。

 

 2020年シーズンも同様に好く、84回投げて6勝3敗で、奪三振数が89、防御率が3.32、WHIPが1.06であった。

 

        ランスリン確り耐えて勝って魅せ

 

        ランスリン粘投魅せて勝ち重ね

 

 また、メッツがブリュワーズダブルヘッダーで対戦し、7回戦で延長8回まで進み、4対3でサヨナラ勝ちしている。

 

 メッツの先発投手は剛腕エース、サイ・ヤング賞投手のジェイコブ・デグロム(33歳、193㎝、82㎏)で、7回で85球投げ、4安打(2本塁打)10三振2失点2自責点の力投ながら勝敗付かず7勝2敗のままで、防御率は0.95から1.08へと少し悪化している。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は0.54のままであった。

 

 この頃、乱れているわけでもなく、打たれるときはあっさりと打たれるような気がし、彼にすれば失点がじわじわ増えている。

 

 動画を視ていても、どんどん投げ込み、乗って来たら真っ直ぐを連発しても打たれないから、大崩れすることはない。

 

 彼なりの無理をしない投げ方のような気もして来た。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは飛躍的にスーパーエース化して、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91と素晴らしく、初のサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンも同様で、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97で、2年連続でサイ・ヤング賞に選ばれている。

 

 2020年シーズンは益々球速が増している印象があり、68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96であった。

 

 今シーズンは更にスピードが増し、おまけに打撃にも鋭いところをみせているので、無理が来ているのか? 彼方此方痛み出し、それを宥めながら今、投げ続けている。

 

        デグロムや何とか宥め力投し

 

        デグロムや様子観ながら力投し

 

 またオリオールズブルージェイズと対戦して2対10と大敗している。

 

 ブルージェイズの先発投手はベテラン技巧派左腕の柳賢振(韓国、34歳、191㎝、116㎏)で、5回で86球投げ、5安打7三振2四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて8勝5敗となり、防御率は3.65から3.56へと少し好くなっている。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は1.15から1.17へと少し悪化している。

 

 参考までに昨年までの3シーズンに付いての成績を見ておくと、2018年シーズンは怪我で登板回数が少なくなったが、後半の復調が素晴らしく、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01となっている。

 

 2019年シーズンは怪我がちで調子を落としていた絶対エースのクレイトン・カーショーに代わってエースの役目を担い、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が163、防御率が2.32、WHIPが1.01とサイ・ヤング賞候補にも挙がるぐらい素晴らしかった。

 

 2020年シーズンはブルージェイズに移籍し、67回投げて5勝2敗で、奪三振数が72、防御率が2.69、WHIPが1.15と、いきなりエース級の働きをして期待に応えている。

 

 そして今シーズンと観ても、打撃戦が売りのアメリカン・リーグに移って多少粗さは増した気もするが、十分に対応出来ているように思われる。

 

        柳賢振粘投魅せて勝ち重ね

 

        柳賢振エースの仕事勝って魅せ

 

 また、マリナーズヤンキースと対戦して4対5と打ち負けている。

 

 マリナーズの先発投手はすっかりエースとしての信頼を得ている菊池雄星(30歳、183㎝、91㎏)で、5回で94球投げ、8安打(1本塁打)5三振3四球5失点5自責点と久し振りに打ち込まれて負けが付き、6勝4敗となり、防御率は3.18から3.48へと悪化している。

 

 ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.03から1.09へと悪化している。

 

 1回に3失点、2回に2失点と失点を重ねていたから、もっと早く降ろされるのかと思っていたら、もう信頼を得ているようで、5回まで任されたようだ。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは西武ライオンズで最後のシーズンとなり、163回3分の2投げて14勝4敗で、奪三振数が153、防御率が3.08、WHIPが1.03とエース級の仕事をしている。

 

 2019年シーズンは海を渡り、161回3分の2投げて6勝11敗で、奪三振数が116、防御率が5.46、WHIPが1.52と不本意な成績に終わっている。

 

 球の力不足も言われていたような記憶がある。

 

 2020年シーズンは球の力を認められ出したが、開催期間が短かった所為か、47回投げて2勝4敗で、奪三振数が47、防御率が5.17、WHIPが1.30と、数字的にはあまり変わらなかった。

 

 そして今シーズンは粗さが更に取れて、力強くなって、すっかりエース級に変身しているが、流石にヤンキース打線は甘くなかったようだ。

 

        ヤンキース相手はかなりきついのか

        菊池雄星打たれ気味かも

 

 それから、エンゼルスがRソックスと対戦して5対4で競り勝っている。

 

 この試合で気になるのはやはり打者、大谷翔平(27歳、193㎝、102㎏)で、4打数2安打(1本塁打)2三振1打点2得点の活躍で勝利に貢献している。

 

 1回裏にはヒットを放ち、2点目のホームを踏んで2対0とするのに貢献しているし、5回表に2対2の同点に追い着かれ、その裏には右足、左膝と自打球を当て、顔をしかめながらも32号ソロをライトスタンドへと運び、3対2と突き放しているから凄い!?

 

 これで打率が2割7分9厘、打点が69となっている。

 

 ただ、この試合でもっと凄かったのは大谷翔平の直ぐ後を打つジャレド・ウルシュ(27歳、183㎝、95㎏)で、5回裏に21号ソロを放っただけではなく、7回裏にも22号ソロを放ち、追い縋ろうとするRソックスを突き放している。

 

 これで打率が2割8分2厘、打点が64となっているから、推定年俸約59万ドル(約6500万円)から考えて、大谷翔平以上のパフォーマンスかも知れない。

 

        大谷や試合を決める打撃魅せ

 

        大谷を刺激に連打ウォルシュかな

 

 投手としての大谷翔平は確かに貢献しているが、観ているとまだまだ不安も大きい。

 

 それに比べて打者としての大谷翔平は段違いに際立っており、その波及効果も凄いのではないか!?