sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグ出来になった投手達②ウッドラフ、スネル、ウリアス、および大谷・・・R3.5.19③

 ロイヤルズがブリュワーズと対戦して2対0で完封勝ちしている。

               

 ブリュワーズの先発投手は多分100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手のひとり、ブランドン・ウッドラフ(28歳、193㎝、110㎏)で、7回3分の2で98球投げ、4安打4三振2四球1死球2失点1自責点の好投ながら負けが付いて2勝2敗となったが、防御率は1.64から1.58へと少し好くなっている。

 

 絶好調であった2019年前半のままに臨んだオールスターでは彼のジェイコブ・デグロムよりまだ速かった。

 

 たまたま見た速球が99mph出ていたから、まあ100mph投手と言って好いのだろう。

 

 ジェイコム・デグロムが快速球を投げ込んだ後にブランドン・ウッドラフは重そうな剛速球を投げ込んでいる感じがした。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはブルペンを担当して好い感じに整い、42回3分の1投げて3勝0敗1セーブで、奪三振数が47、防御率が3.61、WHIPが1.18であった。

 

 2019年シーズンは上にも書いたように前半絶好調で、7月に腹斜筋を痛め、以後レギュラーシーズンでは出られなくなったが、121回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が143、防御率が3.62、WHIPが1.14と内容的にはエース級の仕事をしている。

 

 2020年シーズンは開幕投手を務め、73回3分の2投げて3勝5敗で、奪三振数が91、防御率が3.05、WHIPが0.99と内容的に好くなっている。

 

 そして、今年ここまでのWHIPを計算してみると0.74であるから、現時点では実力通りスーパーエース化している。

 

        ウッドラフ抑えながらも負けが付き

 

        ウッドラフ援護貰えず負けが付き

 

 またパドレスロッキーズと対戦して延長10回まで行って2対1でサヨナラ勝ちしている。

 

 パドレスの先発投手はサイ・ヤング賞投手で、100mph投手のひとりである左腕のブレーク・スネル(26歳、193㎝、102㎏)で、6回で97球投げ、5安打11三振1四球1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままであったが、防御率は4.19から3.79へと好くなっている。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は161㎞/h、平均は154㎞/hとあり、十分に速球派であるが、実はサイ・ヤング賞に選ばれたシーズン以外では10勝に達したことが無い。

 

 課題として細かいコントロールだけではなくスタミナが挙げられているのも納得出来る話である。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは後半に肩の疲労等も出たが、180回3分の2投げて21勝5敗で、奪三振数が221、防御率が1.89、WHIPが0.97と素晴らしく、アメリカン・リーグ最多勝利、最優秀防御率、そしてサイ・ヤング賞に選ばれている。

 

 2019年シーズンは自宅の風呂場での右足薬指の骨折事故、左肘の遊離体除去手術等もあって投球回数が減り、107回投げて6勝8敗で、奪三振数が147、防御率が4.29、WHIPが1.27と不本意な成績に終わっている。

 

 ただ、昨年までの5シーズンを見ると、これが2番目に多い勝ち星であるから、今のところ2018年シーズンがフロックと思われそうである。

 

 そして、2020年シーズンは50回投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.24、WHIPが1.20であった。

 

 さて、今シーズンも今のところ特別に好い感じもしないが、この先まだまだ機会があるから、この先も期待しながら注目することにしたい。

 

        力投し試合を作るスネルかな

 

        力投し試合を繋ぐスネルかな

 

 またドジャースがDバックスと対戦し、9対1で圧勝している。

 

 ドジャースの先発投手は先発として急成長を感じさせる左腕、フリオ・ウリアス(メキシコ、24歳、183㎝、102㎏)で、6回3分の2で92球投げ、3安打8三振1死球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて6勝1敗となり、防御率は3.26から3.05と少し好くなっている。

 

 デビュー当初細々とにはせよ、今シーズンがメジャー6シーズン目であるから、年齢の割に結構長い経歴ではないか!?

 

 ウィキペディアによると速球の最速は158㎞/h、平均は151㎞/hぐらいで、牽制が上手いそうである。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは4回投げて0勝0敗で、奪三振数が4、防御率が0.00、WHIPが0.25であった。

 

 2019年シーズンは主にブルペンを担当し、79回3分の2投げて4勝3敗4セーブで、奪三振数が85、防御率が2.49、WHIPが1.08と内容的に素晴らしい成績を残している。

 

 2020年シーズンは主に先発に回り、55回投げて3勝0敗で、奪三振数が45、防御率が3.27、WHIPが1.25であった。

 

 今シーズンここまでのWHIPを計算してみると0.85であるから、更に纏まって来ているように思われる。

 

        ウリアスや力投披露勝って魅せ

 

        ウリアスや力投魅せて勝ち重ね

 

 それからエンゼルスがインディアンスと対戦して5対6で惜敗している。

 

 この試合で気になったのは打者、大谷翔平(26歳、193㎝、95㎏)である。

 

 3打数2安打(1本塁打)1四球(申告)1打点2得点で、打率は2割6分3厘から2割7分1厘に上がっている。

 

 本塁打はこれで14本となり、2位に2本差を付けてリーグの単独首位で、メジャーリーグ全体で見ても同様であるから凄い!?

 

 打点は33となり、これはリーグで2位タイとなっている。

 

 この試合、1回表に一挙5点を先制され、殆んど終わったかと思われるところ、1回裏に大谷翔平の14号ソロが出て、これで緊張が解けたのか、エンゼルスは4回裏に3点、7回裏に1点返して一旦追い着いている。

 

 その後、インディアンスが8回表に1点追加し、これが決勝点となったが、ともかく試合を9回裏まで楽しむことが出来たから、今日の大谷翔平の働きは流石であった。

 

        大谷や試合を作る強打魅せ

 

        大谷や試合を繋ぐ強打魅せ