sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

昨日、今日メジャーリーグで気になった投手達①・・・R3.4.19②

 昨日、ロッキーズがメッツとダブルヘッダーで対戦して、その第1試合で3対4と惜敗している。

 

 メッツの先発投手は今、MLB最強右腕との呼び声も高いサイ・ヤング賞投手、ジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82㎏)で、6回で99球投げ、3安打(1本塁打)1四球3失点0自責点の怪投で勝ちが付いて1勝1敗となり、防御率は0.66から0.46へと好くなっている。

 

 何でも9連続三振をやってのけたそうな。

 

 その間、速球の最速は101mph(101マイル毎時、約163㎞/h)に達しており、ハイライトでは何球も浮き上がるように見えた。

 

 ウィペディアによると速球の最速は164㎞/h、平均は157㎞/hとあるが、平均はもっと高い時もあるように思われる。

 

 ホームランを打たれても自責点0と言うのは失策故か?

 

 それにボールパークと言われているクアーズ・フィールド(標高1600mのところにある)での試合故、無理に抑えようとはしなかったのか?

 

 ともかく凄いピッチャーである。

 

 参考までに昨年までのシーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91と、内容的に飛び抜けて素晴らしく、サイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンは204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97と前年同様、内容的に素晴らしく、連続してサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2020年シーズンは元々速かった速球が更に速くなり、平均が99mph近くなって来た印象があって、68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96と内容的に素晴らしかった。

 

 内容的にと拘るのは、抑えている割に勝ち星が極端に少なく、負けが付くこともままあるからである。

 

 そう言う意味では昨日、降板した後、7回に援護を受けて勝ちに繋がったから、珍しいパターンであった。

 

        デグロムや怪投披露勝って魅せ

 

        デグロムや援護を受けて勝って魅せ

 

 また今日、フィリーズカージナルスと対戦して2対0で完封勝ちしている。

 

 フィリーズの先発投手はコマンドに優れた好投手、アーロン・ノラ(27歳、188㎝、91㎏)で、9回で109球投げ、2安打10三振無失点の快投で完封勝ちして1勝1敗となり、防御率は3.45から2.19へと好くなっている。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は152㎞/h、平均は145㎞/hとあるから、プロ野球各チームのエース級と同じぐらいであるし、体格的にも向こうのデータが身長1インチ増しぐらい(例えば、マー君の身長が191㎝となっていた。今は188㎝に戻っている)であることを考えると、185㎝ぐらいになるから、これも同様か!?

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはサイ・ヤング賞候補となるぐらいに好く、212回3分の1投げて17勝6敗で、奪三振数が224、防御率が2.37、WHIPが0.97と一流エース級であった。

 

 2019年シーズンは少し落ち、202回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が229、防御率が3.87、WHIPが1.27と準エース級であった。

 

 2020年シーズンも同様で、71回3分の1投げて5勝5敗で、奪三振数が96、防御率が3.28、WHIPが1.08であった。

 

 この辺り、日本人ピッチャーでも目標にし易いタイプか!?

 

        アーロンノラ快投披露勝って魅せ

 

        アーロンノラ確り抑え勝って魅せ

 

 それから今日、ヤンキースがレイズと対戦して2対4で負けている。

 

 ヤンキースの先発投手は100mph超投手のひとり、ジェイコブ・デグロムと双璧を為す剛腕エース、ゲリット・コール(30歳、193㎝、100㎏)で、6回3分の1で109球投げ、5安打10三振1四球3失点2自責点の力投ながら負けが付いて2勝1敗となり、防御率は1.47から1.82へと悪化している。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速は163㎞/h、平均は157㎞/hとあり、しかも安定しているから、この辺りになると日本人投手としては目標に置くのが難しいレベルである。

 

 それでもジェイコブデグロムに比べると1mphぐらいは遅い気がするから、ジェイコブ・デグロムが如何に凄いかである。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.88、WHIPが1.03と前シーズンに比べると見違えるように好くなっている。

 

 アストロズに移籍し、サイ・ヤング賞投手のジャスティン・バーランダーの影響を受けたことが大きかったのかも知れない。

 

 2019年シーズンは更に進化し、212回3分の1投げて20勝5敗で、奪三振数が326、防御率が2.50、WHIPが0.89とスーパーエース化している。

 

 2020年シーズンはヤンキースにエースとして迎えられ、73回投げて7勝3敗で、奪三振数が94、防御率が2.84、WHIPが0.96と期待に応えている。

 

 それでも今日、そのゲリット・コールから筒香嘉智は7回表、会心二塁打を放ち、勝利へと繋げたようである。

 

        筒香に打たれて負けたコールかな

 

        力投も打たれて負けたコールかな

 

 まあそんなこともままあるから野球は面白い!?