木曜日朝から宮崎県にある「宮崎カントリークラブ(6543ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの最終戦、メジャー大会の「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
出場しているのは選ばれし37名で、その中でも第3日目は最終組が原英莉花と古江彩佳、そのひとつ前の組が渋野日向子と西村優菜で回っているから、それだけでもワクワクさせられる。
その他の若手有望選手の活躍も大いに期待したい。
テレビでの生放送、動画配信サイト「Hulu」ではたっぷり生放送されているので、それものんびり楽しみたい。
国内の女子等上位を独占し
国内女子華あるプレイそこかしこ
さて、単独首位を維持し続けているのは世界ランキング96位で黄金世代(1998年度生まれ)の原英莉花(21歳、173㎏、58㎏)で、3日目は強風が吹く中、3バーディー、2ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばしている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、この大会では全員アウトスタート(第1ホールから。以下では省略する)で、トータル-9から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6ホールで漸くバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでボギーを叩いたが、空かさず第9ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
結局1打伸ばしてトータル-10としている。
後半に入って第11ホールでバーディーを決めたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いで、結局伸ばせずトータル-10のまま最終日へと繋いでいる。
強風だけではなく、一緒に回った絶好調の古江彩佳に気持ちで負けなかったようである。
原英莉花少し伸ばして首位を維持
原英莉花風にも負けず首位を維持
原英莉花強い気持ちで首位を維持
単独で2位を維持したのは世界ランキング91位でプラチナ世代(2000年度生まれ)の笑顔が素敵な西村優菜(20歳、150㎝、50㎏)で、3日目5バーディー、3ボギーの-2、トータル-9と伸ばしている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-7から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第3ホールでバーディーを決めて取り返し、1つ空いて第5ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8、9ホールと連続でバーディーを決めて、結局3打伸ばしてトータル-10としている。
この辺り、後の組を回る原英莉花との激しい競り合いを見せている。
後半に入って第11ホールでボギーを叩いたが、空かさず第12ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
続く5ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを打ったので、結局1打落としてトータル-9として最終日へと繋いだ。
彼女の場合は人一倍小柄であるにも拘らず、強風にも、一緒に回った超人気者? の渋野日向子に気持ちでも負けなかったようである。
西村や確り伸ばし二位を維持
西村や風にも負けず二位を維持
西村や気持ちで負けず二位を維持
単独3位に付けているのは世界ランキング73位で今シーズン好調を保ち続けているベテランの上田桃子(34歳、161㎝、54㎏)で、3日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-8と伸ばし、2位上げて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-6から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、1つ空いて第3ホールでもバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌ぎ、結局1打伸ばしてトータル-7としている。
後半に入って6ホールをパーで凌ぎ、第16ホールで漸くバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いでトータル-8まで伸ばし、最終日へと繋いでいる。
上田桃子確り伸ばし上げて魅せ
上田桃子三位まで上げ巧さ魅せ
上田桃子首位に迫って期待させ
単独4位に付けているのは世界ランキング48位で新世紀世代(2001年度生まれ)をリードする飛ばし屋の笹生優花(19歳、166㎝、63㎏)で、3日目6バーディー、3ボギーの-3、トータル-7と伸ばし、6位上げて来た。
3日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、トータル-4から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩いたが、空かさず第6ホールでバウンスバック!
しかし、第7ホールでもボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いで、結局伸ばせず、トータル-4のままであった。
後半に入っていきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでバーディーを決め、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールではボギーを叩いたが、結局3打伸ばしてトータル-7として最終日へと繋いでいる。
強風に悩まされながらも、むしろ楽しいと言ってるところが凄い!?
実際に人一倍伸ばしているから頼もしい。
笹生優花風にも負けず上げて魅せ
笹生優花確り伸ばし上げて魅せ
笹生優花確り伸ばし四位に付け
単独5位に付けているのは世界ランキング224位の蛭田みな美(23歳、164㎝、57㎏)で、3日目4バーディー、2ボギーの-2、トータル-6と伸ばし、5位上げて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-4から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決めて取り返し、続く2ホールをパーで凌いで、第8、9ホールと連続でバーディーを決め、結局2打伸ばしてトータル-6としている。
後半に入って第11ホールでバーディーを決め、続く6ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩き、結局伸ばせず、トータル-6のまま最終日へと繋いでいる。
蛭田みな美確り伸ばし上げて魅せ
蛭田みな美風にも負けず上げて魅せ
蛭田みな美確り伸ばし五位に付け
なお、YAHOOのゴルフに関するデータはいまだに遅れがちの為、世界ランキングは他の資料を参考にさせて貰った。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング100位で実力派中堅の比嘉真美子(27歳、161㎝、58㎏)は3日目-1、トータル-5と少し伸ばし、4位上げて6位タイに付けて来た。
比嘉真美子少し伸ばして上げて魅せ
比嘉真美子風にも負けず上げて魅せ
世界ランキング153位の三ヶ島かな(24歳、164㎝、51㎏)は3日目+1、トータル-5と少し落とし、1位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング15位で黄金世代の、また昨シーズン全英女子チャンピオンの渋野日向子(22歳、167㎝、62㎏)は3日目+2、トータル-5と落とし、4位下がって6位タイとなっている。
漸く調子が上がって来たところで、強風のような悪条件、それに強力なライバル達との競り合いと言ったきつい状況に耐えて行けるにはまだ少し掛かりそうか!?
渋野日向子きつい状況下がるかな
世界ランキング20位で昨シーズンの賞金女王、鈴木愛(26歳、155㎝)は3日目イーブン、トータル-4と維持し、10位タイを維持している。
世界ランキング16位でプラチナ世代を牽引する古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)は3日目+3、トータル-4と落とし、8位下がって10位タイとなっている。
強風が影響したのか? それとも、一緒に回った原英莉花の勢いに負けたのか?
ただ、彼女の場合、先週の「大王製紙エリエールレディスオープン」でも決勝ラウンド初日で落として、最終日でグッと上げて優勝しているから、これがバネになることもあり得る!?
ちょっと注目したい。
古江彩佳最終日にも注目し
古江彩佳最終日にも期待して
世界ランキング43位で実力派外国人選手のペ・ソンウ(韓国、26歳、166㎝、59㎏)、世界ランキング59位で谷間世代を牽引する稲見萌寧(21歳、166㎝、58㎏)は3日目イーブン、トータル-2と維持し、3位上げて13位タイに付けて来た。
ペソンウやスコア維持して上げて魅せ
稲見萌寧スコア維持して上げて魅せ
世界ランキング31位で実力派外国人選手の申ジエ(韓国、32歳、155㎝、63㎏)、世界ランキング76位で黄金世代の実力派、小祝さくら(22歳、158㎝、58㎏)は3日目+3、トータル-2と落とし、5位下がって8位タイとなっている。
この2人がこんな風に落とすところを見ると、やはり相当難しい状況になっていたように思われる。
笹生優花のように前向きに考えれば、だからこそ面白い!?
世界ランキング166位で飛ばし屋の渡邉彩香(27歳、172㎝、65㎏)は3日目-1、トータル-1と少し伸ばし、1位上げて単独18位に付けて来た。
渡邉や風にも負けず上げて魅せ
渡邉や少し伸ばして上げて魅せ
世界ランキング89位で黄金世代の歌姫&ユーチューバー&チャレンジャー、河本結(22歳、163㎝、58㎏)は3日目イーブン、トータル+3と維持し、6位上げて20位タイに付けて来た。
米国できつい条件を結構経験して来たのが効いているのかも知れない。
河本や風にも負けず上げて魅せ
河本や最終日にも期待して
世界ランキング130位で実力派中堅の菊地絵理香(32歳、157㎝、52㎏)は3日目+2、トータル+3と落としながらも、3位上げて20位タイに付けて来た。
菊地絵理香落としながらも上げて魅せ
菊地絵理香最終日にも期待して
世界ランキング150位の永峰咲希(25歳、158㎝、58㎏)は3日目+3、トータル+4と落とし、1位下がって24位タイとなっている。
世界ランキング72位で実力派外国人選手のイ・ミニョン(韓国、28歳、168㎝、73㎏)は3日目+2、トータル+5と落とし、2位下がって28位タイとなっている。
世界ランキング88位で黄金世代の草分け的存在である勝みなみ(22歳、157、56㎏)は3日目+5、トータル+9と大きく落とし、5位下がって35位タイとなっている。
後は開き直りあるのみ!?
最終日の爆発に期待しよう。
勝みなみ最後爆発期待して
世界ランキング137位で黄金世代の淺井咲希(22歳、151㎝、54㎏)は3日目+9、トータル+9と大きく落とし、16位下がって35位タイとなっている。
この選手もここまで来たら、後は開き直りあるのみである。
最終日の爆発に期待しよう。
淺井咲希最後爆発期待して
そして世界ランキング107位で飛ばし屋の穴井詩(33歳、165㎝、58㎏)は3日目+7、トータル+13と大きく落し、1位下がって最下位の単独37位となっている。
まあこれ以上は下がらないから、このショックをバネに、最終日の爆発を期待しよう。
穴井詩最後爆発期待して