sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

DIOインプラントLAオープン最終日、畑岡おめでとう!! 笹生、古江、渋野等の様子・・・R4.4.25①

 先週木曜日夜から時差-16時間(サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「ウィルシャーカントリークラブ(6447ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「DIOインプラントLAオープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 或る記事によると賞金総額は150万ドル、優勝賞金は22.5万ドルとなっているから、1ドルを約128.21円とするとそれぞれ約1億9200万円、約2880万円となり、平均的な国内女子ツアーのほぼ倍ぐらいか?

 

 賞金に関して男子ほど彼我の差はないようだ。

 

 日本人選手としては世界ランキング12位で黄金世代を代表し、エースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング13位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、海外のメジャー大会でも強いところを見せている古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング31位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝しただけではなく、米国女子ツアーでも普通に通用するレベルであることを示しつつある渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)が出場して、嬉しいことに4人とも予選を通過した。

 

 なお、全体では予選ラウンド終了時に59位タイまでに入った74名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 ところで、4月17日の日曜日までハワイで戦っていたかと思えば、先週は時差3時間分の移動をしてカルフォルニア州で戦っていたので、それだけでも結構きついツアーであったが、きつい設定、悪天候、強風等にも悩まされながらのプレイが展開された。

 

 それはまあともかく、日本人選手が健闘することも増えて来たので身近に感じられて、ついつい応援してしまうツアーではないか!?

 

 なお、ライブ中継は何時ものようにWOWOWとインターネット配信のGOLFTVで視ることが出来たが、我が国から見て米国本では時差の大きい西海岸の為、放送は朝から午前中と言う感じになっていた。

        

        米国の女子のツアーも短さで

        つい応援がしたくなるかも  

 

 さて単独で首位を維持したまま見事優勝したのは畑岡奈紗で、最終日1イーグル、4バーディー、2ボギーの-4、トータル-15と伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、この大会では初日から最終日まで全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、続く第6ホールではボギーを叩いたが、空かさず第7ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 残りの2ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-14として後半へと繋いでいる。

 

 後半では5ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでは勝負を決めるかの如くイーグルを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールではボギーを叩いたので、結局後半で更に1打伸ばし、トータル-15としてホールアウトしている。

 

 なお、第3日目は世界ランキング1位のコ・ジンヨンと激しい鍔迫り合いを演じ、多少は焦りもあったのか、終盤冒険して崩れたコ・ジンヨンを引き離し、最終日は自信のプレイで2位以下を引き離している。

 

 それからこれで米国女子ツアー6勝目となった。

 

        畑岡奈紗首位を維持して勝って魅せ

 

        畑岡奈紗自信のプレイ勝って魅せ

 

        畑岡奈紗他を圧倒し強さ魅せ

 

 単独2位を維持したのは世界ランキング32位のハナ・グリーン(オーストラリア、26歳、168㎝)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-10と伸ばした。

 

 トータル-7から出て、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-9と伸ばし、後半では1バーディーの-1、トータル-10と少し伸ばした。

 

        ハナグリーン二位を維持して強さ魅せ

 

        ハナグリーン二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング42位のマデリーン・ザグストロム(スウェーデン、29歳、175㎝)、世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア、25歳)、世界ランキング9位の朴仁妃(パク・インビ、韓国、33歳、168㎝)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 マデリーン・ザグストロムは最終日5バーディーの-5と大きく伸ばして11位上げて来た。

 

 トータル-2から出て、前半では4バーディーの-4、トータル-6と確り伸ばし、後半でも1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

        ザグストロム前半伸ばし三位入り

 

        ザグストロム三位に入り強さ魅せ

 

 ミンジー・リーは最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばして3位上げて来た。

 

 トータル-4から出て、前半では3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-4と伸ばせなかったが、後半に入ると3バーディーの-3、トータル-7と確り伸ばして強いところを見せている。

 

 そして前半は前半でハラハラさせ、結局トータルで観ている方を楽しませてくれるプレイヤーである。

 

        ミンジーリー後半伸ばし三位入り

 

        ミンジーリー後半伸ばし強さ魅せ

 

        ミンジーリーハラハラさせてギャラリーの

        心を掴み離さないかも

 

 朴仁妃は最終日3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持した。

 

 トータル-6から出て、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-6と維持し、後半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

        朴仁妃少し伸ばして三位維持

 

        朴仁妃三位維持して強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング10位のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)は最終日-3、トータル-6と伸ばし、3位上げて6位タイに入った。

 

        キムセヨン決勝で上げ強さ魅せ

 

        キムセヨン六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング199位のカン・ヘジ(韓国、31歳、170㎝)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、3位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング17位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、5位下がって14位タイとなった。

 

 そして笹生優花は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-3と大きく伸ばし、32位も上げて17位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+2から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3、4ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第6ホールでもバーディーを決めたが、続く第7ホールでボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばしてトータルイーブンとして後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると、いきなり第10ホールでボギーを叩いたが、空かさず愛11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 それから1つ飛びで第13ホール、第15ホールでもバーディーを決めて行き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では更に3打伸ばし、トータル-3としてホールアウトした。

 

 初日+4と大きく落として100位タイと大きく出遅れたかと心配していたら2日目にトータル-1と伸ばして19位まで上げ、ワクワクドキドキさせ、期待を膨らませ掛けたら、3日目にはトータル+2まで落として49位まで下がり、やっぱりまだまだかも知れないなあ、と諦め掛けたら、最終日にこの上げ様である。

 

 中年オヤジの蚤の心臓を大きく揺さぶられて落ち着かないことこの上ない。

 

 でも、ワクワクドキドキ、面白くて仕方がない!?

 

        笹生優花大きく下がり其の後は

        大きく上げて揺さ振るのかも

 

        笹生優花後一日の爆発が

        あればトップを脅かすかも

 

 なんて、スポーツにタラレバはいけないなあ。フフッ。

 

 世界ランキング23位のジョージア・ホール(イングランド、26歳、165㎝)は最終日-3、トータル-2と伸ばし、20位も上げて21位タイに入った。

 

        下ったら最後は上げるホールかな

 

        最後上げ強さを魅せたホールかな

 

 世界ランキング27位のリゼット・サラス(米国、32歳、163㎝)は最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、7位下がって21位タイとなった。

 

 そして3日目に畑岡奈紗と激しいバトルを繰り広げた世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、26歳、168㎝)は最終日+4、トータル-2と落とし、18位下がって21位タイとなった。

 

 要するにコ・ジンヨンと言えども人間で、笹生優花、渋野日向子等にもつけ入る隙があると言うわけである。

 

 それはやっぱり身近で経験してこそ実感することで、そう言う意味でも若手日本人選手の目が世界に向きつつあるのは悪くない!?

 

        コジンヨン畑岡奈紗と競り合って

        綻び少し見えて来たかも

 

 世界ランキング14位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ、22歳、165㎝)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、14位上げて35位タイに入った。

 

        タバタナキト確り上げて強さ魅せ

 

        タバタナキト最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング7位のダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)は最終日イーブン、トータル+1と維持し、6位上げて35位タイに入った。

 

        ダニエルカンスコア維持して上げて魅せ

 

        ダニエルカン最後は上げて強さ魅せ

 

 そして、古江彩佳は最終日2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル+2と維持し、6位上げて43位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+2から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局1打伸ばし、トータル+1として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入るといきなり第10ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでバーディーを決めたので、結局後半では1打落とし、トータル+2としてホールアウトしている。

 

 本人としては大崩れしたわけではないが、思うように伸ばせず、ムズムズする結果に終わったかも知れないが、国内女子ツアーで念願の初優勝を果たした黄金世代の高橋彩華が色々な考えに触れ、自信を取り戻したように、この場所に居て、この戦い方が出来ただけでも凄いと思えば好いのだろうなあ。

 

 そりゃ私のような自分がすっきりしない輩は大勢いるだろうけど、それはそれとして、今後の活躍に期待したいひとりであることには違いない!?

 

        古江彩佳最後は上げて意地を魅せ

 

        古江彩佳最後は上げる意地を魅せ

        気持ち整う時を待つかも

 

 世界ランキング4位で天才少女と呼ばれたアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)は最終日+2、トータル+3と落とし、7位下がって48位タイとなった。

 

 世界ランキング18位のナンナ・マジソン(デンマーク、27歳、170㎝、67㎏)は最終日+3、トータル+3と落とし、13位下がって48位タイとなった。

 

 世界ランキング16位のジェニファー・カプチョ(米国、24歳、165㎝)は最終日+2、トータル+6と落とし、1位下がって63位タイとなった。

 

 そして、渋野日向子は最終日2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+6と落とし、6位下がって63位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+3から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでボギーを叩き、1つ空いて第6ホールでもボギーを叩いて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールではダブルボギーを叩いたので、結局4打落とし、トータル+7として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決め、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決めたが、続く第16ホールではボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半では1打伸ばし、トータル+6としてホールアウトしている。

 

 この大会までの2つの大会では4位、2位とベスト5に入る好成績でマスコミにも騒がれ出した渋野日向子であるが、今年の成績を見れば分かるように、大きな揺れはあるものの、6試合中の3試合でベストテンに入っているから、結局凄いと言って好いのではないか!?

 

        渋野日向子今大会は下がっても

        大きな波の中に居るかも

 

        渋野日向子今大会は下がっても

        大きな波に乗っているかも

 

 要するに、この大会に出た4人だけでも色々違いがあり、だからこそ面白い!?

 

 そして大会を重ねて行くと、また誰かが上に行き、それは多様性の強さとも言えそうだなあ。

 

 なんて、女子ゴルフでは我が国よりもずっと先に行っている韓国を見ればそれは分かる!?