木曜日の13時20分頃から時差-7時間の南アフリカにある「レオパード・クリークGC(7249ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「アルフレッド・ダンヒル選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が日没サスペンデッドを挟んで漸く終わっている。
日本人選手として唯一出場している旅人ゴルファー、川村昌弘の現在の世界ランキングは177位で、最終戦に出る為のレース・トゥ・ドバイでは39位となっていた。
最終戦の「DPワールドツアー選手権」に出られる条件は確か、レース・トゥ・ドバイで60位以内が条件のようであったから、さてどうだろう?
先週は元気がなく予選落ちしていたので、ちょっと気になるところであったが、今大会の初日では-3まで伸ばして8位タイと健闘していた。
もう大丈夫な範囲に入っているのかも知れないが、この後にも大いに期待したい。
ところで、会場は南アフリカのクルーガーと言うところにあるゴルフ場らしく、例によってゴルフ愛&旅情を感じさせる人気のブログ、「いま僕はココにいます」で色々と伝えてくれている。
最新の「Vol.101 南アフリカ編」によると、何でも国立公園の近くにあり、宿泊施設のコテージも、色々な意味で中々風情がありそうだ!?
アフリカらしい大地、サファリパーク、食べ物、そして旅の途中で知り合った友達等、彼ならではの世界である。
そこにも出て来るマレーシアのガビン・グリーン選手は川村昌弘と並ぶと大人と子どもと言う感じで逞しく、好い顔をしている。
そのガビン・グリーンも初日は-4で5位タイと、川村昌弘より更に調子好く発進している。
川村や上位発進安心し
川村や友達も好く安心し
ところで、予選ラウンドには150人以上も出ており、23時半頃、-7時間の現地では16時半頃にまだかなり残していた選手もいるので、また日没サスペンデッドになるのかと心配していたら、此方の日没時間は確かに16時40分頃であるが、彼方の日没時間は18時43分となっていた。
それでも初日は全員ホールアウト出来ていたから安心していたら、第2日目は流石に無理であったようで、1人残している。
でもまあ、それも1ホールだけ残しての日没サスペンデッドであるから、よくそこまで漕ぎ着けたものではないか!?
なんて、変なところで感心してしまう。
さて、単独で首位を維持しているのは世界ランキング261位のアドリアン・メロンク(ポーランド)で、2日目1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6、トータル -13と大きく伸ばしている。
第2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-7から出て、前半ではいきなり第1、2ホールと連続バーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでもバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いで第9ホールでボギーを叩いたので、結局2打伸ばしてトータル-9としている。
後半に入っていきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでイーグルを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでボギーを叩いたので、結局4打伸ばしてトータル-13としている。
メロンクや大きく伸ばし首位を維持
メロンクや続けて伸ばし首位を維持
メロンクや好調保ち首位を維持
2位タイに付けているのは世界ランキング152位のヨアヒム・B・ハンセン(デンマーク)、世界ランキング259位のリチャード・ブランド(イングランド)で、トータル-10まで伸ばしている。
ヨアヒム・B・ハンセンは2日目1イーグル、8バーディー、2ボギーの-8と大きく伸ばし、22位も上げて来た。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-2から出て、前半ではいきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、第12ホールでボギーを叩いたが、第13ホールでイーグルを決めてバウンスバック!
続く第14、15ホールと連続でバーディーを決め、第16ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第18ホールでバーディーを決めて、結局5打伸ばしてトータル-7としている。
後半に入って5ホールをパーで凌ぎ、第6ホールでバーディーを決め、1つ空いて第8、9ホールと連続でバーディーを決め、更に3打伸ばしてトータル-10としている。
ハンセンや爆発力で二位に付け
ハンセンや爆上げ魅せて二位に付け
リチャード・ブランドは2日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばし、2位上げて来た。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-5から出て、いきなり第1ホールでボギーを叩いたが、空かさず第2ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
続く3ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでバーディーを決めて、続く2ホールをパーで凌ぎ、結局1打伸ばしてトータル-6としている。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでもバーディーを決めたので、4打伸ばしてトータル-10としている。
ブランドや大きく伸ばし二位に付け
ブランドや大きく伸ばし首位迫り
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング334位のロバン・ルセル(フランス)は2日目-1、トータル-8と少し伸ばしながらも3位下がって4位タイとなっている。
世界ランキング150位のアドリア・アルナウス(スペイン)は2日目-5、トータル-7と大きく伸ばし、18位上げて6位タイに付けて来た。
アルナウス大きく伸ばし上げて魅せ
アルナウス大きく伸ばし上位入り
世界ランキング61位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)は2日目-4、トータル-7と伸ばし、2位上げて6位タイに付けて来た。
確りとベゾイデンハウト上げて魅せ
世界ランキング257位のスコット・ジェイミソン(スコットランド)は2日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも3位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング148位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ)は2日目-2、トータル-5と伸ばしながらも7位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング117位のマティアス・シュバプ(オーストリア)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばし、3位上げて21位タイに付けて来た。
少し上げ巧さを魅せるシュバプかな
世界ランキング155位のヨース・ルイテン(オランダ)は2日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、13位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング63位のロバート・マッキンタイア(スコットランド)は2日目-2、トータル-2と伸ばし、23位も上げて27位タイに付けて来た。
変則的な勝ち抜き競技、「キプロスショーダウン」では川村昌弘を破って見事初優勝を飾っている。
その前の「キプロスオープン」でも3位に入り、好調を保っているようである。
調子維持マッキンタイア上げて魅せ
世界ランキング113位のエディ・ペペレル(イングランド)は2日目-1、トータル-2と少し伸ばし、8位上げて27位タイに付けて来た。
ペペレルや少し伸ばして上げて魅せ
そして川村昌弘、世界ランキング193位のマシュー・ジョーダン(イングランド)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、19位下がって27位タイとなっている。
川村昌弘は2日目1イーグル、2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと出入りが激しかった。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータル-3から出て、前半ではいきなり第10ホールでボギーを叩き、1つ空いて第12ホールでもボギーを叩いたが、1つ空いて第14ホールでバーディーを決め、続く第15ホールではイーグルを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもバーディーを決め、結局2打伸ばしてトータル-5としている。
後半に入って第2ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでダブルボギーを叩き、続く4ホールをパーで凌いでトータル-2まで落として決勝ラウンドへと繋いだ。
それでも余裕の予選通過であるから、この後に期待したい。
川村や余裕の通過後期待
川村や出来れば浮上期待して
世界ランキング182位のガビン・グリーン(マレーシア)は2日目+2、トータル-2と落とし、22位も下がって27位タイとなっている。
グリーンやまたの浮上を期待して
世界ランキング159位のエイドリアン・オタエギ(スペイン)は2日目-4、トータル-1と伸ばし、何と52位も上げて45位タイに付けて来た。
オタエギや確り伸ばし爆上げし
オタエギや余裕の通過力魅せ
世界ランキング192位のウィル・ベスリング(オランダ)は2日目-2、トータル-1と伸ばし、18位上げて45位タイに付けて来た。
べスリング確り伸ばし上げて魅せ
べスリング余裕の通過力魅せ
なお、世界ランキング95位のジョージ・クッツェ(南アフリカ)はトータル+1で66位タイ、世界ランキング97位のガリック・ヒーゴ(南アフリカ)、世界ランキング187位のJC・リッチ(南アフリカ)はトータル+3で88位タイ、世界ランキング100位で国内男子ツアーでもお馴染みのショーン・ノリス(南アフリカ)はトータル+4で98位タイ、世界ランキング174位のローリー・カンター(イングランド)はトータル+5で107位タイ、世界ランキング105位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン)はトータル+12で141位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭った。