木曜日朝から宮崎県にある「宮崎カントリークラブ(6543ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの最終戦、メジャー大会の「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」が4日間の日程で開催され、その第2日目が終わっている。
出場しているのは選ばれし37名で、その中でも第2日目は最終組が原英莉花、渋野日向子が同じ組で回っているから、それだけでもワクワクさせられる。
その他の若手有望選手の活躍も期待したい。
テレビでの生放送、動画配信サイト「Hulu」ではたっぷり生放送されているので、それものんびり楽しみたい。
国内の女子の活躍目覚ましく
国内女子華あるプレイ乱れ咲き
さて、単独首位を維持したのは世界ランキング96位で黄金世代の原英莉花(21歳、173㎏、58㎏)で、2日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-9と伸ばしている。
2日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、この大会では全員アウトスタート(第1ホールから。以下では省略する)で、トータル-5から出て、前半では第1、2ホールといきなり連続バーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いで、第9ホールでバーディーを決めて、結局2打伸ばしてトータル-7としている。
後半に入って第11ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いでトータル-9まで伸ばして明日へと繋いでいる。
原英莉花確り伸ばし首位を維持
原英莉花伸び伸びプレイ楽し気に
自信を持って首位守るかも
2位タイに付けているのは世界ランキング16位でプラチナ世代を牽引する古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング91位でプラチナ世代のアイドル的存在? 西村優菜(20歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング15位で昨シーズン全英女子チャンピオンの渋野日向子(22歳、167㎝、62㎏)で、トータル-7まで伸ばしている。
古江彩佳は2日目2イーグル、4バーディー、2ボギーの-6と大きく伸ばし、13位上げて来た。
2日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、トータル-1から出て、前半では第2ホールで バーディーを決め、第3ホールでは珍しくボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いで、結局1打伸ばしてトータル-2とした。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディー、続く第11ホールではイーグルを決め、1つ空いて第13ホールでまたイーグルを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決め、1つ空いて第18ホールではまたボギーを叩いたが、結局5打も伸ばしてトータル-7としている。
珍しくボギーを2つも叩いたが、その揺れ戻しとしてか? 2つもイーグルを決めているところが凄い!?
よく申ジエと一緒に回ると調子を崩されるなんて言うコメントが見掛けられるが、申ジエが前半飛ばし、後半勢いが止まった後、今度は古江彩佳がぐいぐいと調子を上げている。
そのメンタルの強さにも感心させられる。
古江彩佳メンタル強く二位に付け
古江彩佳後半伸ばし二位に付け
また西村優菜は2日目7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばし、13位上げて来た。
2日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、トータル-1から出て、前半では第2ホールでバーディーを決めた後、続く第3ホールでボギーを叩いたが、続く第4ホールでバーディーを決めてバウンスバック!
続く2ホールをパーで凌いだ後、第7、9ホールとバーディーを決め、結局3打伸ばしてトータル-4としている。
後半に入って第11、12ホールと連続でバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決めて、残りの2ホールをパーで凌ぎ、結局更に3打伸ばしてトータル-7としている。
この選手の巧さにも目を見張るものがある。
西村や大きく伸ばし二位に付け
西村や巧さを魅せて二位に付け
それから渋野日向子は2日目5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、2位を維持している。
2日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、トータル-4から出て、前半では第2、4、6ホールと飛び石でバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いで、トータル-7まで伸ばしている。
後半に入っていきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだが、第14ホールでボギーを叩き、続く続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもボギーを叩いて結局伸ばせず、トータル-7のまま明日へと繋いだ。
でもまあ、まだこの位置におり、明日は黄金世代とプラチナ世代が競り合うことになり、楽しみがまた加わった!?
好調を保って魅せるシブコかな
二位保ち楽しみ繋ぐシブコかな
なお、YAHOOのゴルフに関するデータはいまだに遅れがちの為、世界ランキングは他の資料を参考にさせて貰った。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング73位で今シーズン好調を保つベテランの上田桃子(34歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング153位の三ヶ島かな(24歳、164㎝、51㎏)は2日目-3、トータル-6と伸ばしながらも2位下がって5位タイとなっている。
世界ランキング31位で実力派外国人選手の申ジエ(韓国、32歳、155㎝、63㎏)は2日目-5、トータル-5と大きく伸ばし、14位上げて8位タイに付けて来た。
前半5バーディーで、特に第6~9ホールと4連続バーディーを決めたところは圧巻であったが、上にも書いたように後半は一緒に回った古江彩佳もっと吃驚させるようなプレイを見せ、申ジエはすっかり勢いを失った感がある。
申ジエや前半伸ばし上げて魅せ
申ジエや後半古江引き立てて
世界ランキング76位で黄金世代の実力派、小祝さくら(22歳、158㎝、58㎏)は2日目-2、トータル-5と伸ばしながらも5位下がって8位タイとなっている。
世界ランキング100位で実力派中堅の比嘉真美子(27歳、161㎝、58㎏)は2日目-3、トータル-4と伸ばし、5位上げて10位タイに付けて来た。
比嘉真美子確り伸ばし上げて魅せ
世界ランキング48位で新世紀世代の飛ばし屋、笹生優花(19歳、166㎝、63㎏)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、10位タイを維持した。
前半2打伸ばしたが、後半は2バーディー、2ボギーと伸ばせず、むしろ後退した感がある。
何とか維持し、未だゾーンには入っていない様子である。
笹生優花爆発力に期待して
世界ランキング20位で昨シーズンの賞金女王、鈴木愛(26歳、155㎝)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、7位下がって10位タイとなっている。
この選手はもっともどかしいところに止まっている!?
でもまあまだ2日ある。
それが4日間大会の好いところである!?
視る側にすればね。フフッ。
鈴木愛爆発力に期待して
鈴木愛は米国に行かないと表明していたから、これで今年最後の試合になるわけである。
そう言う意味では最後の意地にも期待したいところである。
鈴木愛最後の意地に期待して
世界ランキング59位で谷間世代を牽引する稲見萌寧(21歳、166㎝、58㎏)は2日目-1、トータル-2と少し伸ばしながらも、1位下がって16位タイとなっている。
世界ランキング43位で実力派外国人選手のペ・ソンウ(韓国、26歳、166㎝、59㎏)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、13位下がって16位タイとなっている。
世界ランキング137位で黄金世代の淺井咲希(22歳、151㎝、54㎏)は2日目-3、トータルイーブンと伸ばし、13位上げて19位タイに付けて来た。
この選手も時折この強さを見せてくれる気がする。
それ故今の順位を保てているのであろう。
淺井咲希確り伸ばし上げて魅せ
淺井咲希確り上げて強さ魅せ
世界ランキング166位で飛ばし屋の渡邉彩香(27歳、172㎝、65㎏)は2日目+2、トータルイーブンと落とし、9位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング130位で実力派中堅の菊地絵理香(32歳、157㎝、52㎏)は2日目-2、トータル+1と伸ばし、9位上げて23位タイに付けて来た。
菊地絵理香確り伸ばし上げて魅せ
菊地絵理香確り上げて強さ魅せ
世界ランキング150位の永峰咲希(25歳、158㎝、58㎏)は2日目+1、トータル+1と少し落とし、1位下がって23位タイとなっている。
世界ランキング72位で実力派外国人選手のイ・ミニョン(韓国、28歳、168㎝、73㎏)は2日目+1、トータル+3と少し落としながらも、1位上げて26位タイに付けて来た。
世界ランキング89位で黄金世代の歌姫&ユーチューバー&チャレンジャー、河本結(22歳、163㎝、58㎏)は2日目+5、トータル+3と大きく落とし、16位下がって26位タイとなっている。
昨日は1人で回り、寂しくはあっても楽に伸ばせたが、今日はそうも行かなかったようである。
積極的に発信しているところ、海外に出て行くところを見ても、基本的には繋がること、集うことが好きなんだろうなあ。フフッ。
世界ランキング88位で黄金世代の草分け的存在である勝みなみ(22歳、157、56㎏)は2日目-1、トータル+4と少し伸ばし、7位上げて30位タイに付けて来た。
前半いきなり飛ばし始め、第4ホールまでで3つのバーディーを決めた時は爆発を期待し掛けたが、勢いが直ぐに止まってしまった。
この頃はこんな風に爆発が1日は持たないことが多いように思われる。
そして世界ランキング107位で飛ばし屋の穴井詩(33歳、165㎝、58㎏)は2日目+3、トータル+6と落し、4位下がって36位タイとなっている。