木曜日の夜から時差-16時間(サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「アビエラGC(6609ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「JTBCクラシック」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
或る記事によると賞金総額は150万ドルとなっているから、約1億8300万円で、国内女子ツアーと同レベルか?
日本人選手としては世界ランキング8位で黄金世代を代表し、我が国のエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング15位でプラチナ世代を代表し、海外のツアーでも強いところを見せて来た古江彩(21歳、153㎝、54kg)、世界ランキング45位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープン覇者の渋野日向子(23歳、167㎝、62kg)が出場している。
なお、ライブ中継はWOWOWとインターネット配信のGOLFTVにより、4日間に亘ってたっぷりと予定されているので、初日から早速楽しんでいる。
さて単独首位に立ったのは世界ランキング32位で米国女子ツアーアジアシリーズの最終戦、「ホンダLPGAタイランド」で優勝したナンナ・マジソン(デンマーク、27歳、170㎝、67㎏)で、2日目7バーディー、2ボギーの-5、トータル-11と大きく伸ばして1位上げて来た。
マジソンや大きく伸ばし首位に立ち
マジソンや大きく伸ばし首位奪い
マジソンや首位を奪って強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング3位のリディア・コ(ニュージーランド、24歳、165㎝)、世界ランキング55位で安定した成績を残している新鋭のチェ・ヘジン(韓国、22歳、167㎝)で、トータル-9まで伸ばしている。
リディア・コは2日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして3位上げて来た。
リディアコや大きく伸ばし二位に上げ
リディアコや二位まで上げて強さ魅せ
チェ・ヘジンは2日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして1位上げて来た。
チェヘジンや確り伸ばし二位に上げ
チェヘジンや二位まで上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、26歳、168㎝)は2日目-1、トータル-8と少し伸ばしながらも、3位下がって4位タイとなっている。
世界ランキング6位の朴仁妃(パク・インビ、韓国、33歳、168㎝)は2日目-4、トータル-5と伸ばし、33位も上げて9位タイに付けて来た。
パクインビ確り伸ばし九位付け
パクインビ九位に上げて強さ魅せ
そして畑岡奈紗は2日目4バーディー、ボギーの-3、トータル-5と伸ばし、18位上げて9位タイに付けて来た。
これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでボギーを叩き、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル-2のまま後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-5として決勝ラウンドへと繋いでいる。
今シーズンここまでの5試合でベストテンには入っていないが、安定した成績を残しているので、この後にも期待が膨らむ。
畑岡奈紗確り伸ばし九位付け
畑岡奈紗九位に上げて強さ魅せ
畑岡奈紗九位に付けて期待させ
世界ランキング14位のアッタヤ・ティティクル(タイ、19歳)、世界ランキング18位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)、世界ランキング24位のジェシカ・コルダ(米国、29歳、180㎝)は3人共2日目-2、トータル-5と伸ばし、2位上げて9位タイに付けて来た。
ティティクルや九位まで上げ強さ魅せ
ティティクルや九位まで上げ期待させ
マグワイヤー九位に上げて強さ魅せ
マグワイヤー九位に上げて期待させ
ジェシカコルダ九位に付けて強さ魅せ
ジェシカコルダ九位に付けて期待させ
世界ランキング12位のキム・ヒョージュ(韓国、26歳、165㎝)は2日目-5、トータル-4と大きく伸ばし、何と71位も上げて16位タイに付けて来た。
キムヒョージュ大きく伸ばし上げて魅せ
キムヒョージュ大きく伸ばし爆上げし
世界ランキング4位のミンジー・リー(オーストラリア、25歳)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、5位下がって16位タイとなっている。
世界ランキング17位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、34歳、183㎝)は2日目-1、トータル-2と少し伸ばし、9位上げて33位タイに付けて来た。
ノードクイスト少し伸ばして上げて魅せ
ノードクイスト確り上げて強さ魅せ
世界ランキング11位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、27歳、183㎝)は2日目-2、トータル-1と伸ばし、41位も上げて46位タイに付けて来て、少し余裕を持って予選を通過している。
トンプソン大きく上げて通過魅せ
トンプソン余裕の通過強さ魅せ
そして古江彩佳は2日目2バーディー、1ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばし、21位も上げて46位タイに付けて来て、少し余裕を持って予選を通過している。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータルイーブンから出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩き、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータル+1として後半へと繋いでいる。
ちょっと冷や冷やさせながら後半に入り、2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールで漸くバーディーを決めてスタート時点のトータルイーブンに戻し、続く5ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでもバーディーを決めたので、トータル-1として決勝ラウンドへと繋いでいる。
これはもう流石と言いたくなる!?
古江彩佳少し伸ばして通過魅せ
古江彩佳余裕の通過強さ魅せ
古江彩佳余裕の通過意地を魅せ
渋野日向子は2日目3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-1と伸ばせず、4位下がって46位タイとなったが、少し余裕を持って予選を通過している。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタートでトータル-1から出て、前半では第11ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩いたので、結局伸ばせず、トータル-1のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って第2ホールでボギーを叩いたが、続く4ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでバーディーを決めて取り返し、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせないまま、トータル-1で決勝ラウンドへと繋いでいる。
同行者とリズムが合わず、すっきりしないまま、それでも少し余裕を持って予選を通過出来たのは流石ではないか!?
渋野日向子もやもやしつつ通過魅せ
渋野日向子何とか通過後期待
世界ランキング5位のダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)は2日目+2、トータル-1と落とし、35位も下がって46位タイとなっている。
世界ランキング25位のリゼット・サラス(米国、32歳、163㎝)は2日目イーブン、トータルイーブンと維持し、2位上げて65位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ぎりぎりで予選を通過サラスかな
強さ魅せ何とか通過サラスかな
そして世界ランキング16位のイ・ジョンウン6(韓国、25歳、165㎝)は2日目+2、トータルイーブンと落とし、38位も下がって65位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
それから、世界ランキング22位のアリー・ユーイング(米国、29歳、168㎝)はトータル+3で103位タイ、世界ランキング7位のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)はトータル+4で113位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。