sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

プロ野球日本シリーズここまでで気になった投手達・・・R2.11.23③

 11月21日(土)に京セラドーム大阪で第1戦が行われた。

 

 読売ジャイアンツソフトバンクホークスと対戦し、1対5で負けている。

 

 読売ジャイアンツの先発投手は絶対エースの菅野智之(31歳、186㎝、92㎏)で、6回で87球投げ、6安打(1本塁打)4三振1四球4失点4自責点と打ち込まれて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は6.00となった。

 

 速球の最速は150㎞/h前半と何時もの菅野智之であったが、それではソフトバンクホークスのパワーヒッター達を抑え切れなかったようだ。

 

 色々書かれているが、本来の変化球、そして投球術があれば抑えられたはずである。

 

 それに抑え切る自信が無いのであれば、メジャーリーグに行っても通用するはずがない。

 

 要するに、シーズンの後半の落ち気味の状態がそのまま出たような感じであった。

 

 参考までに2018年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2018年シーズンは2度目の沢村賞に輝くほど好調で、202回投げて15勝8敗で、奪三振数が200、防御率が2.14、WHIPが1.00であった。

 

 2019年シーズンは前シーズンの疲れが出たのか? 腰痛に悩まされ、130回3分の1投げて11勝6敗で、奪三振数が120、防御率が3.89、WHIPが1.29と振るわなかった。

 

 そして今シーズンは開幕当初は13連勝を達成するほど好調で、137回3分の1投げて14勝2敗で、奪三振数が131、防御率が1.97、WHIPが0.89と素晴らしい成績を残している。

 

 ただし、10月だけに限れば25回投げて2勝2敗で、奪三振数が22、防御率が3.24、WHIPが1.20と、菅野智之にすれば振るわない!?

 

        気後れし打ち込まれたよう菅野かな

 

        調子出ず打ち込まれたよう菅野かな

 

 ソフトバンクホークスの先発投手は絶対エース化しつつある育成の星、100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手の千賀滉大(27歳、187㎝、90㎏)で、7回で118球投げ、3安打6三振3四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 確り見られて球数が増えている気もするが、これが何時もの、ちょっと荒れ気味の千賀滉大のような気もする。

 

 それが短期決戦では通用し易いのか!?

 

 ともかく、結果だけをみれば、プロ野球メジャーリーグの対戦、つまり秋の日米野球のような感じになった。

 

 参考までに2018年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2018年シーズンは前シーズンより少し粗さが目立つようになり、141回投げて13勝7敗で、奪三振数が163、防御率が3.51、WHIPが1.23であった。

 

 2019年シーズンはグッと好くなり、180回3分の1投げて13勝8敗で、奪三振数が227、防御率が2.79、WHIPが1.16となっている。

 

 この年速球の最速が160㎞/hに達したのではなかったか?

 

 調べてみたら、161㎞/hに達しており、ノーヒットノーランも達成していた。

 

 そして今シーズンは後半調子が上がり? 121回投げて11勝6敗で、奪三振数が149、防御率が2.16、WHIPが1.21となっている。

 

 オリックスバッファローズの若きエース、山本由伸との投げ合いは見応えがあり、何方かと言えば負けていた印象が強いが、あまり登板しなくなった終盤、千賀滉大の調子が上がった感が強い!?

 

 ともかく、千賀滉大は多少粗く、山本由伸の方が締まっていた気はする。

 

        ジャイアンツ捉え切れない千賀かな

 

        ジャイアンツ力に負けた千賀かな

 

 また、昨日はやはり京セラドームで第2戦が行われた。

 

 読売ジャイアンツソフトバンクホークスと対戦し、2対13と大敗している。

 

 ソフトバンクホークスの先発投手はパワーカーブが売りの石川柊太(28歳、185㎝、86㎏)で、5回3分の1で84球投げ、4安打(1本塁打)7三振1四球1死球2失点2自責点で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は3.38となっている。

 

 4回までは1安打に抑え込まれていたが、5回になって漸く一矢報いた。

 

 ただ、それまでに7点も捥ぎ取られており、試合はほぼ決まっている感じであった。

 

 参考までに2018年シーズンから今シーズンまでの成績を見ておくと、2018年シーズンは印象が強くなった年で、127回3分の1投げて13勝6敗で、奪三振数が96、防御率が3.60、WHIPが1.24と、初の2桁勝利を上げている。

 

 2019年シーズンは右の肘痛に悩まされ続け、3回投げて0勝0敗で、奪三振数が3、防御率が0.00、WHIPが0.67と、殆んど記録らしい記録を残せなかった。

 

 そして今シーズンは完全に復活し、111回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が103、防御率が2.42、WHIPが0.98と素晴らしかった。

 

 それに、ポストシーズンはどうやら得意としているようで、昨シーズンも4試合に登板して2勝2ホールドと好救援を見せている。

 

        石川やポストで強さ魅せて勝ち

 

        石川や確り抑え勝って魅せ