先週の金曜日の23時15分頃から時差-16時間(サマータイム中、それ以外では-17時間)の米国オレゴン州にある「コロンビア・エッジウォーターCC(6467ヤード、パー72」において米国女子ツアー、「キャンビアポートランドクラシック」が3日間の日程で開催され、その最終日、すなわち決勝ラウンドが終わった。
本来は木曜日から4日間の日程で開催される予定であったが、山火事の関係で3日間に短縮された。
日本人選手としては世界ランキング14位の渋野日向子、世界ランキング77位の河本結、世界ランキング147位の野村敏京、世界ランキング202位の上原彩子、世界ランキング617位の山口すず夏が出ており、渋野日向子、野村敏京と実力者2人が予選を通過している。
さて、首位タイでホールアウトし、プレーオフの結果見事優勝したのは世界ランキング55位のジョージア・ホール(イングランド)で、最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-12と伸ばし、結果として4位上げたことになる。
ジョージアや最後も制し優勝し
ジョージアや緊張に勝ち優勝し
首位タイでホールアウトし、プレーオフの結果単独2位となったのは世界ランキング97位のアシュリー・ブハイ(南アフリカ)で、最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータル-12と伸ばし、結果として12位上げたことになる。
この選手、昨年の全英女子オープンでは途中まで渋野日向子と競り合い、5位タイに入っており、今年はリンクスコースで開催された全英女子オープンで11位タイに入っている。
渋野日向子に比べて経験がある分、彼方此方で割と安定した力を示せている!?
アシュリーや彼方此方に出て力魅せ
アシュリーや力を魅せて二位となり
3位タイに入ったのは世界ランキング47位のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ、アリヤ・ジュタヌガーンの姉)、世界ランキング83位の新鋭、イェリミ・ノ(米国)で、トータル-11まで伸ばした。
モリヤ・ジュタヌガーンは最終日5バーディーの-5と伸ばし、7位上げて来た。
身長は見た感じ160㎝ぐらいと、日本人選手と変わらず、ドライビングディスタンスも227ヤードと会ったから、むしろ飛ばない方になる。
それでも安定してこの位置にいるのは流石ではないか!?
最後まで安定感のモリヤかな
最後まで巧さを魅せたモリヤかな
イェリミ・ノは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、2位上げて来た。
昨年名前を知ったばかりの選手で、まだ19歳のアジア系である。
可愛い顔をしているので、小柄なのかと思って調べてみたら、何でも韓国系で身長が174㎝あり、最終日のドライビングディスタンスは257ヤードと、渋野日向子とあまり変わらなかった。
イェリミノ実は飛ばし屋三位なり
イェリミノ新たなスター力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておきたい。
世界ランキング9位のパク・インビ(韓国)。世界ランキング37位のキャロライン・マッソン(ドイツ)は最終日-6、トータル-10と大きく伸ばし、16位上げて5位タイに入った。
パクインビ強さを魅せて五位となり
キャロライン強さを魅せて五位となり
世界ランキング79位のメリッサ・レイド(イングランド)は最終日+2、トータル-10と落とし、4位下がって5位タイとなった。
世界ランキング3位のダニエル・カン(米国)は最終日-7、トータル-9と大きく伸ばし、31位も上げて12位タイに入った。
ダニエルや力を魅せて爆上げし
世界ランキング20位のリゼット・サラス(米国)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、2位上げて12位タイに入った。
最後まで力を魅せるサラスかな
世界ランキング26位のエイミー・ヤン(韓国)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、9位下がって12位タイとなった。
世界ランキング22位のハナ・グリーン(オーストラリア)は最終日+1、トータル-9と少し落とし、10位下がって12位タイとなった。
世界ランキング48位のセリーヌ・ビュティエ(フランス)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、12位下がって17位タイとなった。
世界ランキング59位のエイミー・オルソン(米国)は最終日+1、トータル-と少し落とし、14位下がって17位タイとなった。
そして渋野日向子、および世界ランキング25位のソフィア・ポポフ(ドイツ)は最終日-2、トータル-6と伸ばしたが、3位下がって24位タイとなった。
この2人が共に全英女子オープンの覇者で、スコア的には3日続けて仲の好いことである。
確りと手応えを得た渋野かな
最後まで力を魅せるポポフかな
世界ランキング27位のオースティン・アースト(米国)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、15位上げて28位タイに入った。
昨日並んで上げていたダニエル・カンの爆発力は無いにしても、2日続けて上げて来るところがやはり強い選手と感じさせる!?
アーストやじわじわ上げて力魅せ
世界ランキング16位のカルロタ・シガンダ(スペイン)は最終日+1、トータル-4と少し落とし、21位も下がって35位タイとなった。
世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア)は最終日-3、トータル-3と伸ばし、23位も上げて42位タイに入った。
ミンジーや最後は上げて力魅せ
世界ランキング39位のリディア・コ(ニュージーランド)は最終日-1、トータル-3と少し伸ばし、1位上げて42位タイに入った。
リディアコや最後も上げて力魅せ
世界ランキング38位のクリスティン・ギルマン(米国)は最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず、8位下がって42位タイとなった。
世界ランキング21位のイ・ミリム(韓国)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、5位上げて51位タイに入った。
そして、野村敏京は最終日+2、トータル+2と落とし、9位下がって74位タイとなった。