sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

米国男子ツアー最終日、デシャンボーおめでとう! 松山、今平、石川等の様子・・・R2.9.21②

 先週の木曜日の19時50分頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)」の米国ニューヨーク州にある「ウィンゲッド・フットGC(7477ヤード、パー70)」において米国&欧州男子ツアーのメジャー大会、「全米オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が衝撃の内に終わった。

 

 日本人選手としては世界ランキング18位の松山英樹、世界ランキング65位の今平周吾、世界ランキング114位の石川遼、世界ランキング240位のアマチュアチャンピオン、金谷拓実が出ており、松山英樹、今平周吾、石川遼が予選を通過している。

 

 始まる前の記事には非常に厚いフィールドで、また難しいコースと言うことで、アンダーパーが殆んどでないようなことを書いていたにも拘らず、初日が終わった時点ではそうでも無さそうな感じに思えたが、第2日目からは突然のように牙をむき始めたようで、アンダーパーが急激に減っている。

 

 そんな中、日本人選手は思いの外奮闘している印象で、上記の3名が予選を通過し、松山英樹石川遼に付いては第3日目、すなわち決勝ラウンド初日でも活躍が視られたが、最終日は一体どうなったのか!?

 

 詳しくは個々に見て行きたい。

     

 さて、早々と単独首位に抜け出て、ぶっちぎりの優勝を果たしたのは世界ランキング9位のマッチョマン、ゴルフ科学者のブライソン・デシャンボー(米国)で、最終日1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばし、1位上げて来た。

 

 非常に難しい状況で最終日アンダーパーはたった1人しかおらず、トータルでのアンダーパーも立った1人となった。

 

 最終日に付いてちょっと詳し目に見ておくと、最終日も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3から出て、前半では暫らくパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決めて首位タイに追い着き、その後パーで凌いでいる内に単独首位に抜け出た。

 

 そして第8ホールでボギーを叩き、第9ホールでイーグルを決めてトータル-5としたが、この時は平行線であった。

 

 後半に入って第11ホールでバーディーを決めてトータル-6とし、差を広げて、その後はパーで凌いでいる内に差が広がって行った。

 

 ともかく他の選手があまりの難コースにあたふたしてスコアを落として行く内にも普通のスコアで孤高の道を行くと言う感じであった。

 

        デシャンボー孤高の道を行って魅せ

 

        デシャンボーぶっちぎり出しどや顔に

 

 単独2位となったのは若手の有望株、世界ランキング36位のマシュー・ウルフ(米国)で、最終日1イーグル、5ボギー、1ダブルボギーの+5、トータルイーブンと大きく落とし、1位下がった。

 

 トータルイーブンから出て、前半では第3ホールでボギーを叩き、第4ホールで追い着かれ、第5ホールでボギーを叩いてトータル-3となって追い抜かれている。

 

その後第8ホールでボギーを叩き、第9ホールでイーグルを決めてトータル-4まで伸ばしたが、この2ホールに付いてはブライソン・デシャンボーも全く同じであったので、1打差を付けられたままであった。

 

 後半に入って第10、14ホールでボギーを叩いて4打差まで広げられ、第16ホールでダブルボギーを叩いてトータルイーブンまで落ち、6打差が付いた。

 

        後半で差を付けられたウルフかな

 

 単独3位を維持したのは世界ランキング25位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)で、最終日2バーディー、5ボギーの+3、トータル+2と落とした。

 

 これでもそんなに落としていない方であるから、流石メジャーチャンピオンであるし、如何に難しい設定であったか分かろうと言うものである。

 

        耐えて魅せウェストヘーゼン三位維持  

 

 単独4位を維持したのは世界ランキング45位のハリス・イングリッシュ(米国)で、最終日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+3と落とした。

 

        耐えて魅せ四位維持したハリスかな

 

 単独5位となったのは世界ランキング8位のザンダー・シャウフェレ(米国)で、最終日3バーディー、7ボギーの+4、トータル+4と落とし、1位下がった。

       

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、15位上げて6位タイに入った。

 

 最終日イーブンでも2番手で、僅か3人だけであった。

 

 したがって、流石世界ランキング1位と言うところを見せているはずなのであるが、ブライソン・デシャンボーがあまりに凄く、印象が薄くなってしまった!?

 

        ダスティンや流石の強さ魅せて上げ

 

        ダスティンや維持した凄さ影薄く  

 

 世界ランキング16位のトニー・フィナウ(米国)は最終日+1、トータル+6と少し落としながらも、13位上げて8位タイに入った。

 

 満振りすれば実は一番飛ぶのではないかとも言われる優しき飛ばし屋、流石の強さを見せている!?

 

        難コース強さを魅せたフィナウかな 

 

 世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(米国)は最終日+2、トータル+6と落としながらも、9位上げて8位タイに入った。

 

        トーマスや何とか耐えて強さ魅せ

 

 世界ランキング6位のウェブ・シンプソン(米国)は最終日+3、トータル+6と落としながらも、3位上げて8位タイに入った。

 

        シンプソンじわじわ上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は最終日+5、トータル+6と大きく落とし、1位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング10位のパトリック・リード(米国)は最終日+4、トータル+7と落とし、2位下がって13位タイとなった。   

 

 世界ランキング19位のポール・ケイシー(イングランド)は最終日+3、トータル+8と落としながらも、4位上げて17位タイに入った。 

 

 2日目の70位アップ、2日目の28位アップほどではないが、最後まで上げて来るのは流石ではないか!?

 

        ケイシーや最終日まで上げて魅せ

 

        ケイシーや最後も上げて強さ魅せ

 

 そして松山英樹は最終日1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの+8、トータル+8と大きく落とし、13位下がって17位タイとなった。  

 

 トータルイーブンで出て、前半ではいきなり第1ホールでダブルボギーを叩き、続く第2~4ホールと連続でボギーを叩いて、完全に優勝争いから脱落して行き、第6ホールで漸くバーディーを決めたが、第8ホールでまたボギーを叩いて、結局5打落としてトータル+5となっている。

 

 後半に入って暫らくパーで凌いだが、第13、14ホールと連続でボギーを叩き、更に第16ホールでもボギーを叩いて結局3打落とし、トータル+8となった。

 

 俄かも含めてファンには大きなショックであっただろうが、疲れたと正直に言う本人が一番疲れたはずである。

 

 結果として世界ランキングが1位落ちて19位タイとなったが、これも経験のひとつ、また次の機会に期待したい。

 

        松山やトップ争い脱落し

 

        松山やまたの機会に期待して

 

 世界ランキング24位のイム・ソンジェ(韓国)は最終日+1、トータル+9と少し落としながらも、12位上げて単独22位に入った。 

 

 ついつい松山英樹と比べてしまうイム・ソンジェであるが、最後は流石に強いところを見せている!?

 

        イムソンジェ最後に上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日+3、トータル+10と落としながらも、8位上げて22位タイに入った。

 

 最後は上げて終わる強さを感じつつも、米国ツアーのメンバーは流石に凄く、ジョン・ラームでさえも猛者のひとりとして埋もれてしまうことがある。

 

 それが今回であった。

 

        ジョンラーム最後に上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング77位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)は最終日+7、トータル+10と大きく落とし、12位下がって23位タイとなった。

 

 世界ランキング71位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は最終日+8、トータル+10と大きく落とし、15位下がって23位タイとなった。

 

 世界ランキング13位のダニエル・ベルガー(米国)は最終日+6、トータル+13と大きく落とし、3位下がって34位タイとなった。

 

 世界ランキング12位のアダム・スコット(オーストラリア)は最終日+5、トータル+14と大きく落としながらも、38位タイを維持した。

 

 世界ランキング29位のシェーン・ローリー(アイルランド)は最終日+2、トータル+15と落としながらも、12位上げて43位に入った。

 

 2打しか落さなかったのは流石メジャーチャンピオンと言うところか!?

 

        最後上げ強さを魅せるシェーンかな

 

 ここのところ多少停滞している感のある世界ランキング11位のパトリック・カントレー(米国)は最終日+3、トータル+15と落としながらも、7位上げて43位タイに入った。 

 

        カントレー最後は上げて強さ魅せ

 

 そして、石川遼は最終日2バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの+8、トータル+18と大きく落し、11位下がって51位タイとなった。

 

 もう少し詳しく見ておくと、トータル+10から出て、前半では第3、5ホールとボギーを叩いたが、第6ホールでバーディーを決めて少し戻し、第7と連続でボギー、第8ホールでダブルボギーを叩いたが、第9ホールでバーディーを決めて少し戻し、結局3打落としてトータル+13としている。

 

 後半に入っても中々調子が上がらず、第11ホールでボギー、続く第12ホールでダブルボギーを叩き、更に第15、18ホールでボギーを叩いて、結局更に5打落としてトータル+18となった。

 

        石川や大きく落とし次期待 

 

 世界ランキング23位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は最終日+6、トータル+21と大きく落としながらも、5位上げて56位タイに入った。

 

 そして今平周吾は最終日2バーディー、6ボギー、4ダブルボギーの+12、トータル+25と大きく落とし、6位下がって再開の単独61位となった。

 

 もう少し詳しく見ておくと、トータル+13から出て、前半では第1ホールでいきなりダブルボギー、続く第2、3ホールと連続してボギーを叩き、更に第5ホールでもボギーを叩き、第6ホールで漸くバーディーを決めて少し戻したが、更に第7、8ホールと連続してボギーを叩き、結局6打落としてトータル+19となった。

 

 後半に入っても調子が上がらず、第11ホールでバーディーを決めたものの、続く第12ホールでボギーを叩き、第14、15と連続してダブルボギー、更に第18ホールでもダブルボギーを叩いて、結局更に6打落としてトータル+25となった。

 

 書いていても他人事ながら痛くなって来るが、これだけ跳ね返されたら、その痛さは本人が一番分かっているであろう。

 

 また次の機会を期待して、それで置くことにしよう。

 

        今平や次の機会に期待して