木曜日の20時45分頃から時差-14時間の米国フロリダ州にある「ベイヒルC&L(7454ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「アーノルド・パーマー招待」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
日本人選手としては世界ランクが19位に上がったエースの松山英樹が出ており、初日を終えて11位タイ、第2日目を終えて風の影響もあり17位タイと少し落としたが、余裕で予選を通過している。
他に世界ランク20位以内の選手はざっと見たところ、9人の名前が見られたから、半分の計10名、世界ランク30位以内と広げると更に8人増えて、計18人となるから、6割出ており、結構厚いフィールドであることが分かる。
しかも、この内5人が予選を通過出来なかったから、如何に厳しい状況であることも分かろうと言うものである。
この試合の生放送はCSのゴルフネットワーク、NHKのBS1等でたっぷりあるから、のんびり楽しみたい。
さて、第3日目は時に風速10m/sに達する強い風が吹き、更に悪状況の中、単独で首位を維持したのは世界ランク32位のティレル・ハットン(イングランド)で、3日目4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-6と少し落としている。
全体を見渡しても3日目がアンダーパーの選手はたった1人、イーブンの選手でも7人、+10を超えた選手が3人もいた。
ハットンや何とか耐えて首位を維持
ハットンや風にも負けず首位を維持
2位タイに付けているのは世界ランク21位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)、世界ランク1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)で、トータル-4となっている。
マーク・リーシュマンは3日目2バーディー、2ボギーのイーブンと維持し、5上げて来た。
上にも書いたようにアンダーパーがたったの1人であるから、イーブンは十分に凄い!?
リーシュマンスコア維持して首位を追い
リーシュマンスコア維持して迫る首位
ロリー・マキロイは3日目1バーディー、2ボギーの+1、トータル-4と少し落としながらも2位上げて来た。
何とか耐え、大きくは落とさないところが流石ではないか!?
マキロイや落としながらも迫る首位
マキロイや少し落としつ迫る首位
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク49位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)は3日目+1、トータル-3と少し落としながらも、3位上げて4位タイに付けて来た。
踏ん張ってベゾイデンハウト上げて魅せ
世界ランク25位のイム・ソンジェ(韓国)は3日目+2、トータル-3と3落としながらも4位タイを維持している。
大きく落とす選手も多い中、順位を維持していることで十分ではないか!?
イムソンジェ最終日まで期待させ
イムソンジェ風にもめげず期待させ
世界ランク108位のダニー・リー(ニュージーランド)は3日目+3、トータル-3と落とし、1位下がって4位タイとなっている。
世界ランク54位のカン・スン(韓国)は3日目+6、トータル-1と大きく落とし、7位下がって単独8位となっている。
カンスンや大きく落とし最終日
世界ランク14位のブライソン・デシャンボー(米国)は3日目イーブン、トータルイーブンと維持し、23位も上げて9位タイに付けて来た。
昨日に続いて大きく上げて来たのは流石ではないか!?
デシャンボー大きく上げて期待させ
デシャンボー大きく上げて最終日
世界ランク78位のマックス・ホーマー(米国)は3日目5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-2、トータル+1と伸ばし、45位も上げて16位タイに付けて来た。
悪条件にめげず、唯一伸ばして来たのがこの選手である。
ホーマーや風に打ち勝ち上げて魅せ
ホーマーや風には負けず上げて魅せ
世界ランク43位のマット・ウォリス(イングランド)は3日目+4、トータル+2と落とし、6位下がって23位タイとなっている。
世界ランク27位のリッキー・ファウラー(米国)は3日目+5、トータル+2と大きく落とし、10位下がって23位タイとなっている。
ファウラーや風に負けたか後退し
世界ランク12位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目イーブン、トータル+3と維持し、30位も上げて31位タイに付けて来た。
シャウフェレやスコア維持して爆上げし
シャウフェレや少し維持して上げて魅せ
世界ランク33位のダニー・ウィレット(イングランド)は3日目+5、トータル+3と落とし、14位下がって31位タイとなっている。
ウィレットや大きく落とし後退し
世界ランク56位のイアン・ポールター(イングランド)は3日目+2、トータル+4と落としながらも、15位上げて36位タイに付けて来た。
ポールター落としながらも順位上げ
世界ランク24位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)は3日目+3、トータル+4と落としながらも、2位上げて36位タイに付けて来た。
落としつつフィッツパトリック順位上げ
世界ランク9位のパトリック・リード(米国)は3日目+8、トータル+4と大きく落とし、29位も下がって36位タイとなっている。
世界ランク30位のケビン・ナ(米国)は3日目+7、トータル+5と大きく落とし、28位も下がって45位タイとなっている。
そして松山英樹は3日目34バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの+8、トータル+6と大きく落とし、36位も下がって53位タイとなっている。
トータル-2で出て、前半ではいきなり第1~3ホールと3連続でボギーを叩いた後、第4、5ホールと連続でバーディーを決めたが、第6ホールでボギー、第7ホールでダブルボギー、第8ホールでボギーを叩いて、結局5打落としてトータル+3となっている。
後半に入って第10ホールでいきなりボギーを叩いた後、第12ホールでバーディーを決め、第15ホールでボギーを叩い後、第16ホールでバーディーを決めと、何とか維持に努めたが、第17ホールでボギー、第18ホールでダブルボギーを叩いて、結局更に3打落としてトータル+6となっている。
松山や大きく落とし気分変え
松山や気分を変えてまた期待
世界ランク29位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は3日目+7、トータル+10と大きく落とし、3位下がって64位タイとなっている。
アンサーや気分を変えて最終日
そして世界ランク3位のブルックス・ケプカ(米国)は3日目+9、トータル+10と大きく落とし、26位も下がって64位タイとなっている。
あのブルックス・ケプカまでこんなに大きく落として、と周りをちょっと安心させているかも知れない。
皆で気分を変えて最終日に望まなくっちゃね。フフッ。
気分変え最後に期待ケプカかな