sanso114の日記

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スキージャンプW杯女子個人第14戦、マーレン・ルンビおめでとう!・・・R2.2.24③

 2月21日(金)~23日(日)の日程で、時差-8時間のスロベニア、リュブノ(HS94m、K点85m)においてスキージャンプ女子のワールドカップが開催され、予選、団体戦、個人第14戦が行われた。

 

 昨夜、19時半頃から第14戦が行われた。

 

 その生放送がNHKBS1であったので、NHK大河ドラマ、「麒麟がくる」と何方を観るか? 迷うところであった。

 

 取り敢えずスキージャンプの方は録画しておき、大河ドラマを挟んで、両方楽しむことにした。

 

 大河ドラマが終わった後、既に1本目が終わり、2本目も後半に掛かっていたから、まあ1本目の前半と2本目の後半を観た感じで、1本目の好いところが抜けた感じであった。

 

 それでも2本目後半の緊張は十分に感じられたから、まあ好かった、好かった。

 

 優勝したのは女王、マーレン・ルンビ(ノルウェー)で、1か月ぶりの今シーズン4勝目、通算29勝目であった。

 

 解説者によると、マーレン・ルンビは気持ちが顔に出るタイプ、要するに見たままの素直なタイプのようで、試合後は明るい日差しを浴びながら、終始にこやかであった。

 

 ずっと踏み切りが遅れているそうで、それでも確り距離を伸ばす身体的な強さに何時も感心されている。

 

 新女王のキアラ・ヘルツルはどうもこの台に合っていなかったようで、この日も7位に沈んだ。

 

 前日の団体でもぎりぎりまで勝敗が分からず、それがかえって面白くしていた!?

 

        久々の勝利に笑顔ルンビかな

 

        遅れても確り伸ばすルンビかな

 

        ヘルツルや人間だもの負けもする


 スノージャパンのエース、高梨沙羅は残念ながら今回も5位に止まり、100回目の表彰台はまた先送りとなった。

 

 飛距離的にそんなに劣っているわけではなく、以前のように抜けてはいない、という感じであるから、今後の風に期待しよう。

 

        高梨や気分を換えてまた期待

 

 スノージャパンでは続いて9位に勢藤優花、10位に丸山希、17位に伊藤有希が入り、ベストテンに3人も入ったこと、全員が2本飛べていることにホッとさせられる。

 

 丸山希がこのところ普通にベストテンに入っており、伊藤有希を完全に上回る安定感を見せている!?

 

 この後も大いに期待したい。

 

        丸山や普通に入るベストテン

 

 個人第14戦の主な選手の成績は以下のようであった。

 

    名前        1本目m   得点   2本目m   得点   総合点

    1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)           93.0    129.3    89.0    125.5    254.8 

    2位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺)           92.0    128.2    89.0    124.5    252.7

    3位 ニカ・クリジュナル(スロベニア)     91.5    125.4    91.0    124.6    250.0

    4位 マリタ・クラマー(墺)        92.0    124.5    91.0    125.2    249.7

    5位 高梨沙羅                        88.0    119.4    90.0    124.4    243.8

    6位 エマ・クリネツ(スロベニア)       92.5    126.1    86.0    116.2    242.3

    7位 キアラ・ヘルツル(墺)          91.0    121.4    86.5    119.1    240.5

    9位 勢藤優花           88.0    117.9    89.0    117.9    235.8

  10位 丸山希                    86.5    116.8    88.5    118.0    234.8

  11位 カタリナ・アルトハウス(独)        90.0    121.9    84.0    110.6    232.5

  13位 ダニエラ・イラシュコシュトルツ(墺)    86.5    115.5    85.5    113.9    229.4

  17位 伊藤有希         85.0    112.3    82.5    111.6    223.9

  21位 ユリアネ・ザイファルト(独)      87.5    115.0    82.5    104.3    219.3

 

 女子の方は予選で40位までが通過でき、本戦の1本目で30位に入ると2本目も飛ぶことが出来て、得点が付く。

 個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、14試合を終えて以下のようになっている。

        名 前              得点

   1位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア)  1066

   2位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)      1040

   3位 エヴァ・ピンケルニヒ(オーストリア)    939

   4位 高梨沙羅                653

   5位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)      527

   6位 マリタ・クラマー(オーストリア)      475

   7位 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)    448

   8位 ニカ・クリジュナル(スロベニア)      423

   9位 エマ・クリネツ(スロベニア)        415

  10位 ユリアネ・ザイファルト(ドイツ)      377

  11位 伊藤有希                344

  13位 丸山希                 317

  19位 勢藤優花                157

  33位 岩渕香里                 30

  45位 小林諭果                    3

 

 なお次の大会は、1週間開いて3月6日(金)~8日(日)の日程で時差-8時間のスキージャンプの本場、ノルウェーオスローにあるホルメンコーレンのジャンプ台において開催される予定である。

 

 男子も同時に開催され、この大会からノルウェー国内でそれぞれ何試合か行われ、予選も入れて全体で「RAW AIR」大会としても表彰され、結構な賞金が出る。

 

 何でも男子は個人戦が4回、団体戦が2回あって、6万€(約722万円)、女子は個人戦が4回あって3万5千€(約421万円)とか。

 

 オスローで女子は3月7日(土)の26時15分頃(要するに8日の2時15分頃)から予選、8日25時15分頃(9日1時15分頃)から個人第15戦が行われる予定である。

 

 ちょっと寝不足になりそうな時間帯ではあるが、男子の方も合わせて楽しみたい。