sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ゴルフ世界選手権シリーズ最終日、リードおめでとう! 松山健闘!・・・R2.2.24②

 先週金曜日の2時3分ぐらいから時差-15時間のメキシコ、メキシコシティーにある「クラブ・デ・ゴルフ・チャプルテペック(7355ヤード、パー71)」において米国男子&欧州男子ツアー共催の世界選手権シリーズ、「WGCメキシコ選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が熱い競り合いの内に終わった。

 

 日本人選手としては世界ランク21位でエースの松山英樹、世界ランク36位で国内男子ツアー賞金王の今平周吾、そして世界ランク85位で人気者の石川遼が出ていた。

 

 世界ランク20位以内の選手が何と15人も出ているような厚く、しかし空気は薄いフィールドで、最終日後半の逆転劇を含む、熱い競り合いが繰り広げられた。

 

 予選落ちがないだけに、落ち着いて最後まで観ていられたが、その分、参加していた選手たちは大変であったはずである。

 

 ともかく月曜日の朝まで、確り揺らされ、やっぷり楽しませて貰えた。

 

 さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランク14位のパトリック・リード(米国)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-18と伸ばし、1位上げて来た。

 

 アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-14で出て、前半では第1ホールでバーディーを決めた後、パーで凌いでトータル-15まで伸ばせただけであった。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌ぎ、第12ホールでバーディーを決めた後、2ホール開いて、この辺りが一番重いところであっただろうか?

 

 そして第15~17ホールと3連続バーディーで逆転して首位に躍り出、第18ホールのボギーはご愛敬? 箸休め? ともかく気合を入れ直して締め、トータル-18まで伸ばして優勝に漕ぎ着けた。

 

        後半に強さを魅せたリードかな

 

        後半に逆転魅せたリードかな

 

 単独2位に入ったのは世界ランク16位で物理フリーク? のマッチョマン、ブライソン・デシャンボー(米国)で、最終日8バーディー、2ボギーの-6、トータル-17まで伸ばして2位上げて来た。

 

 アウトスタートで、トータル-11で出て、前半では第3、6、7ホールとバーディーを決め、第8ホールでボギーを叩いたが、第9ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 結局、トータル-14まで伸ばした。

 

 後半に入っても好調を維持し、第10~12ホールと3連続バーディーでトータル-17まで伸ばし、1つ開いて第14ホールでもバーディーを決めて、トータル-18まで伸ばしたから、てっきりこのまま優勝するものと思ったが、この後はバーディーを決められず、第17ホールではボギーを叩いてしまい、トータル-17でホールアウトした。

 

 ブライソン・デシャンボーの勢いが止まった頃からパトリック・リードが伸ばし始め、抜いて行って、典型的な逆転劇となった!?

 

        デシャンボー勝ちが近づき遠ざかり

 

        デシャンボー勝ちを意識し遠ざかり

 

 3位タイとなったのは世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランク52位のエリック・ファンローエン(南アフリカ)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 第3日目に-10とコースレコードの大爆発を魅せたジョン・ラームは最終日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、1位上げて来た。

 

 確り伸ばしはしたが、本人も言っていたように、昨日の再現はならなかったようである。

 

 それでも流石の強さで、この結果、ブルックス・ケプカ(米国)を抜いて世界ランク2位に上がった。

 

        まだ伸ばし強さを魅せるラームかな

 

        まだ伸ばしランクを上げるラームかな

 

 エリック・ファンローエンは最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1と少し落とし、1位下がった。

 

 それでも大きくは落とさず、何とか踏ん張ってこの順位に入ったのは流石である。

 

        ファンローエン三位で耐える強さ魅せ 

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。 

 

 世界ランク1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は最終日-3、トータル-14と伸ばしたが、1位下がって単独5位となった。

 

 じわじわ落ちながらも、何とかこの辺りに止まるのは流石ではないか!?

 

        マキロイや踏み止まって強さ魅せ

 

 そして松山英樹は最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-13と伸ばし、3位上げて6位タイに入った。

 

 アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9から出て、前半では第3ホールでボギーを叩いた後、第4ホールとバーディーを決めてバウンスバック! 後はパーで凌いで、トータル-9を維持している。

 

 後半に入って第11、12ホールと連続バーディーを決め、1つ開いて第14ホールでもバーディーを決めて、第15ホールでボギーを叩いた後、第16ホールでバーディーを決めてバウンスバック! 更に第17ホールでもバーディを決め、結局4打伸ばしてトータル-13としてホールアウトした。

 

        松山や落としても直ぐ取り返し

 

        松山や落とし続けぬ強さ魅せ

 

 最終日に-10などと言う大爆発は魅せられなかったが、また第15ホールのような痛いボギーもあったが、それでもバウンスバック2回等、メンタルの強さも魅せている。

 

 それに度々ハイライト映像が入るベタピンショット等、数々の見せ場を作っている。

 

 流石松山英樹というところを魅せた最終日であった。

 

 その結果、世界ランクが20位に上がっている。

 

 何処かの記事に付いたコメントにあったが、世界に出て少しずつでもランクを上げて行くところに改めて感心させられる。

 

        松山やランクじわじわ上げて魅せ

 

 それから松山英樹と一緒の組で回った世界ランク28位のケビン・ナ(米国)、世界ランク29位のアブラハム・アンサー(メキシコ)の最終日の様子を確認すると、2人とも最終日-3と伸ばし、それぞれ順位を維持している。

 

 松山英樹の気を楽にしただけではなく、2人とも落ち着いて回れたようで、好かった、好かった。ホッ。 

 

        天敵を離れて英樹伸び伸びし

 

 また世界ランク4位で松山英樹の天敵? のジャスティン・トーマス(米国)は最終日+2、トータル-13と落とし、5位下がって6位タイとなった。

 

 てっきり優勝するものと思っていたら、意外な展開になっていた。

 

 松山英樹から離れ、好い意味の緊張が解けたのか? 此方はエネルギーを急激に失ってしまったようである。

 

        トーマスや力が抜けて首位を落ち

 

        トーマスや力失い首位を落ち

 

 世界ランク19位のゲーリー・ウッドランド(米国)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、3位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランク10位のザンダー・シャウフェレ(米国)は最終日-5、トータル-8と伸ばし、10位上げて14位タイに入った。

 

 最終日にここまで上げて来るのは流石であるが、それでも世界ランクは1位下がって11位となっている。

 

 それだけ凄い位置に居ると言うことである。

 

        シャウフェレや上げてもランク下がる位置

 

 世界ランク46位のバッバ・ワトソン(米国)は最終日-3、トータル-6と伸ばし、6位上げて18位タイに入った。

 

        ワトソンや最後は伸ばし上げて魅せ

 

 世界ランク11位のトミー・フリートウッド(イングランド)は最終日-2、トータル-6と伸ばしたが、3位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランク15位のマット・クーチャー(米国)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばしたが、7位下がって22位タイとなった。

 

 世界ランク7位のアダム・スコット(オーストラリア)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしたが、2位下がって26位タイとなった。

        

 世界ランク18位のシェーン・ローリー(アイルランド)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、5位上げて29位タイに入った。

 

        ローリーや最後は伸ばし上げて魅せ

 

 世界ランク20位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、8位下がって42位タイとなった。

 

        リーシュマン目立たぬ位置で終了し

 

 この結果、世界ランクは22位に下がっている。

 

 世界ランク5位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばしたが、7位下がって48位タイとなった。

 

 世界ランク17位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は最終日イーブン、トータル+2と伸ばせず、3位下がって51位タイとなった。

 

 世界ランク8位のウェブ・シンプソン(米国)は最終日-1、トータル+5と少し伸ばしたが、1位下がって61位タイとなった。    

 

 そして今平周吾は最終日1バーディー,2ボギー、1トリプルボギーの+4、トータル+5と落とし、20位も下がって61位タイとなった。

 

 インスタート(第10ホールから)で、トータル+1で出て、前半では第11ホールでボギーを叩いた後、第15ホールでバーディーを決めて、トータル+1を維持した。

 

 後半に入って第7ホールでトリプルボギーを叩き、第8ホールでボギーを叩いたので、結局4打落とし、トータル+5となった。

 

 最終日はちょっと苦しい展開となったが、ショートゲーム等、課題として幾つか掴めたようであるし、1か月ほど開けて出る予定の世界選手権シリーズ、「WGCデルテクノロジーマッチプレー」での活躍を期待しよう。

 

        今平や課題克服次期待

 

        今平や気分を換えて次期待 

 

 また石川遼はまた最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル+12と維持し、2位上げて単独68位に入った。

 

 インスタートで、トータル+12で出て、前半では第12ホールで2バーディーを決めた後に第13ホールでボギーを叩き、第16ホールでバーディーを決めた後に第17ホールでボギを叩きと、2回の逆バウンスバック(?)の結果、トータル+12のままであった。

 

 後半に入って第2、6ホールとバーディーを決めた後、今度こそ伸ばせるかと期待を膨らませ掛けたら、第7、8ホールと連続でボギーを叩き、結局トータル+12のままでホールアウトした。

 

 後半も気の長い逆バウンスバック状態であったが、それでも4日間で観れば1番好く、来週に気持ちが繋がる日となった!?

 

 まあ、ものは考えようだなあ。フフッ。

 

        石川や気持ち切り替え次期待

 

        石川や気分を換えて次期待