今、第2回WBSCプレミア12のスーパーラウンドが行われている。
オープニングラウンドではグループA、B、Cで各4チームずつがリーグ戦を行い、それぞれから2チームずつが勝ち上がって来た。
スーパーラウンドでは、オープニングラウンドでの結果を持ち点として各チームが他グループからの進出グループ4チームと戦うそうな。
その後、1位、2位で決勝、3位、4位で3位決定戦を行うと言う。
ここまで日本は4勝1敗で来ている。
オープニングラウンドでは3連勝している。
日本はグループBに属し、日本対ベネズエラが8対4、日本対プエルトリコが4対0、台湾タイ日本が1対8であった。
その結果、グループBを1位で通過し、持ち点1勝でスーパーラウンドに進出した。
スーパーラウンドではオーストラリアと対戦して3対2と辛勝し、米国と対戦して3対4で負けている。
スーパーラウンドでは1勝1敗であるが、オープニングラウンドからの1勝を加えて、日本は2勝1敗となり、メキシコとの試合前は2位タイとなっていた。
メキシコもオープニングラウンドでは3連勝している。
メキシコ対ドミニカが6対1、アメリカ対メキシコが2対8、メキシコ対オランダが10対2であった。
野球強豪国のドミニカ、アメリカに余裕で勝っているのが凄い!
そしてスーパーラウンドに入ってからが更に凄い!?
メキシコ対台湾が2対0、メキシコ対オーストラリアが3対0と2試合連続で完封勝ちしている。
結果、スーパーラウンドの成績は3勝0敗で首位となっていた。
これはどうやらメキシコが優勢だろうなあ!?
各投手の球も速いし・・・
試合前はそう思っていた。
それが何と、試合を優勢に進めたのは侍ジャパンで、19時から東京ドームで対戦し、3対1でメキシコに勝ってしまった。
それも僅か1安打に抑え込んで・・・
先制したのは侍ジャパンで、1回裏にいきなり2点入れ、2回裏にもう1点追加している。
メキシコは4回表に主砲のソロホームランで1点返したが、それだけであった。
これで侍ジャパンはメキシコと共に5勝1敗となり、スーパーラウンドの成績は3勝1敗となって、首位タイに並んだ。
次の試合は16日(土)の夜の韓国戦となる。
なお、3位決定戦は17日(日)の昼、決勝戦はその夜に行われる予定である。
侍ジャパンの先発投手は横浜DeNAの蘇ったエース、今永昇太(26歳、177㎝,82kg)で、6回で82球投げ、1安打(1本塁打)8三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.00となった。
国際試合に強いそうで、最速149㎞/hの速球と変化球を駆使して、ホームラン1本以外は抑え込んでいた。
参考までに今シーズンのレギュラシーズンの成績を観てくと、170回投げて13勝7敗で、奪三振数が186、防御率が2.91、WHIPが1.08と、一流エースクラスの好成績を残している。
今永が確り抑え勝って魅せ
今永や巧く抑えて勝って魅せ
2番手として登板したのがソフトバンクホークスでルーキーながらブルペンで存在感を示した甲斐野央(22歳、187㎝、86kg)で、1回で17球投げ、無安打2三振1四球無失点と抑え込み、勝敗は付かず2勝0敗のままであったが、防御率は0.00のままであった。
速球の最速は156㎞/hまで出ており、両チームで最高クラスであった。
参考までに今シーズンのレギュラシーズンの成績を観てくと、58回3分の2投げて2勝5敗8セーブで、奪三振数が73、防御率が4.14、WHIPが1.41であった。
経験を重ねてどんどん成長している時であろうか!?
経験を重ねて伸びる甲斐野かな
抜きん出た力を魅せる甲斐野かな
3番手に登板したのはオリックスバッファローズの将来のエース候補、山本由伸(21歳、178㎝、80kg)で、1回で15球投げ、無安打3三振無失点の快投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままであったが、防御率は2.25となった。
速球の最速は154㎞/hであったが、それを見せ玉のように使い、150㎞/hに達するカットボールも昨日は見せ玉のようで、150㎞/h近いフォークボールが凄かった!?
解説陣も唸るフォークボールでバッタバッタと切り取っている感じであった。
参考までに今シーズンのレギュラシーズンの成績を観てくと、143回投げて8勝6敗で、奪三振数が127、防御率が1.95、WHIPが0.96と、出れば凄い成績を上げていた。
山本や鋭いフォーク抑え切り
山本やフォークで抑え切って魅せ
4番手に抑えとして登板したのが横浜DeNAの守護神、山﨑康晃(27歳、179㎝、88kg)で、1回で13球投げ、無安打2三振無失点の快投でセーブが付いて0勝0敗2セーブとなり、防御率は0.00のままであった。
まあ何時もの仕事をしたって感じかなあ。フフッ。
参考までに今シーズンのレギュラシーズンの成績を観てくと、60回投げて3勝2敗30セーブで、奪三振数が54、防御率が1.95、WHIPが1.05と安定の好成績を上げている。
山﨑や何時もの仕事抑え切り
山﨑や何時もの仕事安心し
メキシコの先発投手は早々と交代させられ、2回途中から2番手に登板したのはゴンザレス(28歳、185㎝、93kg)で、1回3分の2で29球投げ、2安打1三振1四球無失点と抑え、勝敗は付かず1勝0敗のままであったが、防御率は0.00のままであった。
速球の最速は153㎞/hぐらいであったが、150㎞/h台を普通に投げ込んでいた。
ゴンザレス勢い止めて繋ぐかな
3番手に登板したのがリオス(24歳、180㎝、86kg)で、2回で30球投げ、1安打3三振1四球無失点の力投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままであったが、防御率は6.00となった。
速球の最速は152㎞/hに達していた。
確りと抑えて繋ぐリオスかな
4番手として登板したのがクルーズ(24歳、185㎝、80kg)で、2回で27球投げ、1安打1三振1四球無失点と抑え切り、勝敗付かず0勝0敗のままであったが、防御率は0.00のままであった。
速球の最速は154㎞/hに達していた。
クルーズや確り投げて抑え切り
2番手以降の投手が安定して速いと言うところも凄い!?
メキシコの投手の凄さ感心し
メキシコの投手の厚さ感心し