sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日アメリカン・リーグで気になった投手達②・・・R元年10.16②

 午前中、今日アメリカン・リーグで気になった投手達のことを書き始めたが、家人と10時過ぎに出掛ける約束をしていたので、ヤンキースの投手2人のことを簡単に書き留めて終わっていた。

 

 その内の1人、ルイス・セベリーノが球種を読まれていたとの記事が出ている。

 

 アストロズNASAで働いていた専門の分析家を雇い、その手のことに長けているそうな。

 

 確かに素直な好い奴っぽいから、簡単に読まれるのかも知れない。

 

 それはまあともかく、そのアストロズの先発投手は両リーグ見渡しても今一番凄い投手かも知れない100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手、ゲリット・コール(29歳、193㎝、100kg)で、7回で112球投げ、4安打7三振5四球無失点の好投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 前半、これまでに比べると本人も言っているようにコントロール定まらない様子で、ランナーを続けて出し、背負っての危機が何回かあった。

 

 それでも要所は締めて、ルイス・セベリーノが失点し、ランナーを出して降板しても、まだ投げ続けた。

 

 中盤から少し落ち着き、最後は100mph級の速球を連発していた。

 

 アナウンサーや解説者の斉藤隆が何人もの救援投手が毎回投げているみたい、なんて言っていたが、出そうと思えば何時でも100mphと言う感じであった。

 

 当てられても悉く狭めのヤンキースタジアムのフェンス手前でお辞儀し、外野手のグラブに無事収まっていた。

 

 鋭く曲がったり、落ちたりする変化球も含め、オーソドックスのフォームから投じられ、まさに剛腕エースと言う感じであった。

 

 もしこれがジャスティン・バーランダー(36歳、196㎝、102kg)だったらどうかと考えると、今よくホームランは打たれているところから考えても、多分何本かはフェンスを越え、もう少し接戦で勝つか、膠着状態になっていたように思われる。

 

        ならではの力を魅せたコールかな

 

        巧く投げ抑えて魅せたコールかな

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 パイレーツのエースであった2017年シーズンは203回投げて12勝12敗で、奪三振数が196、防御率が4.26、WHIPが1.25と、もう少し普通レベルの投手であった。

 

 アストロズに移籍した2018年シーズンはジャスティン・バーランダーを含め、色んな選手から吸収し、200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.88、WHIPが1.03と見違えるような一流エースクラスとなっている。

 

 今日もベンチでジャスティン・バーランダーと言葉を交わしていたが、何でもフォーシームの回転数が増し、奪三振数が段違いに増えたそうである。

 

 そして今シーズンは更に進化し、212回3分の1投げて20勝5敗で、奪三振数が326、防御率が2.50、WHIPが0.89となっている。

 

 何でも5月から負け知らずで、これで19連勝だとか。

 

 凄い!

 

 凄過ぎる!?

 

 4番手に抑えとして登板したのは守護神、ロベルト・オズナ(メキシコ、24歳、188㎝、99㎏)で、1回で8球投げ、無安打無失点と抑え切り、セーブが付いて0勝0敗1セーブとなり、防御率は0.00のままであった。

 

 ヤンキースの最後に投げた投手ルイス・セサ(27歳、183㎝、94kg)もメキシコ出身であったし、この頃メキシコ出身の本格派投手が増えているように解説者等は言っていた。

 

        力入れ抑えて魅せるオズナかな

 

        力入れ打たせて魅せるオズナかな

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 不安障害に陥った2017年シーズンは64回投げて3勝4敗39セーブで、奪三振数が53、防御率が3.38、WHIPが0.87であった。

 

 女性への暴力事件を引き起こし、75試合の出場停止を食らった2018年シーズンは途中移籍し、通算で38回投げて2勝2敗21セーブで、奪三振数が32、防御率が2.37、WHIPが0.97であった。

 

 そして今シーズンは65試合投げて4勝3敗38セーブで、奪三振数が73、防御率が2.63、WHIPが0.88であった。

 

 彼のニックネームの一つが「ノー・パニック」と言うのは皮肉っぽくて笑えない!?

 

        パニックを起こさずセーブオズナかな

 

 なんて、好い恰好言いながら、早速遊んでまんがな。フフッ。