ヤンキースがRソックスとダブルヘッダーで対戦し、その第1戦では9対2と圧勝している。
ヤンキースの先発投手は復調した感のある新エース格? ドミンゴ・ヘルマン(ドミニカ、27歳、188cm、82kg)で、7回で97球投げ、5安打(2本塁打)7三振2失点2自責点の好投で勝ちが付いて14勝2敗となり、防御率は4.08から3.98へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは14回3分の1投げて0勝1敗で、奪三振数が18、防御率が3.14、WHIPが1.40と片鱗は見せた。
2018年シーズンは登板回数が増え、85回3分の2投げて2勝6敗で、奪三振数が102、防御率が5.57、WHIPが1.33と、まだ疲れを出し切れていない!?
そして今シーズンここまでは休みながらも104回投げて14勝2敗で、奪三振数が114、防御率が3.98、WHIPが1.09と、大ブレークしている。
ヘルマンや調子を戻し勝って魅せ
ヘルマンや調子を戻し勝ち重ね
チームとしては絶対的なエースを必要としていないのか、今回も目立った補強はしていない。
打力優先のチームのように思われる。
投手王国のアストロズに勝てるかどうかは微妙だなあ。フフッ。
ヤンキース打力に頼み微妙かな
カブスの先発投手は漸く復調して来たベテランエース、コール・ハメルズ(35歳、193cm、93kg)で、5回で74球投げ、4安打6三振無失点の快投ながら勝敗は付かず6勝3敗のままであったが、防御率は2.98から2.84へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは148回投げて11勝6敗で、奪三振数が105、防御率が4.20、WHIPが1.20であった。
2018年シーズンは途中移籍したので、合わせて190回3分の2投げて9勝12敗で、奪三振数が188、防御率が3.78、WHIPが1.26であった。
今シーズンここまでは104回3分の2投げて6勝3敗で、奪三振数が103、防御率が2.84、WHIPが1.18と好くなっている。
移籍が上手く行ったのか? 新天地を得たかのように調子が上がっている。
ただ、頑張り過ぎているのか? 故障も出ている。
ベテランになっているから、その辺、微妙なところだなあ。フフッ。
ハメルズや調子を戻し投げて魅せ
ハメルズや勝ちに繋がるピッチ魅せ
またフィリーズがWソックスと対戦し、3対2で辛勝している。
フィリーズの先発投手は昨シーズンの大ブレークの疲れが残ったか? 出遅れていた感のある新エース、アーロン・ノラ(26歳、188cm、91kg)で、7回で94球投げ、3安打10三振2四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて10勝2敗となり、防御率は3.72から3.60へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンはブレークし、168回投げて12勝11敗で、奪三振数が184、防御率が3.54、WHIPが1.21と初の2桁勝利を挙げている。
2018年シーズンはサイ・ヤング賞候補の1人になる位大ブレークし、190回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が224、防御率が2.37、WHIPが0.97であった。
そして今シーズンここまでは昨シーズンに比べると中々調子が上がらず、142回3分の1投げて10勝2敗で、奪三振数が163、防御率が3.60、WHIPが1.27と、漸く2017年並みになっている。
まあ昨シーズンがそれほど凄かったと言うことで、普通に好くはなって来た。
やっとこさエースのピッチノラの夏
やっとこさエースらしさ出ノラの夏
ドジャースの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手の期待の若手、ウォーカー・ビューラー(25歳、188cm、77kg)で、9回で110球投げ、5安打(1本塁打)15三振1失点1自責点の力投で完投勝ちして10勝2敗となり、防御率は3.38から3.22へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を挙げておこう。
2017年シーズンは9回3分の1投げて1勝0敗で、奪三振数が12、防御率が7.71、WHIPが2.04と、まだ好いところを見せられなかった。
2018年シーズンはブレークし、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と、内容的にはスーパーエース級であった。
そして今シーズンここまでは131回3分の1投げて10勝2敗で、奪三振数が152、防御率が3.22、WHIPが1.00と安定している。
こんなエース級の仕事をしてもローテ3番手になってしまうから、改めてドジャースの凄さを感じさせられる。
ビューラーや力を魅せて抑え込み
ビューラーや力で抑え勝って魅せ
ビューラーや力で抑え勝ち重ね
それからアスレチックスがカージナルスと対戦し、8対3で勝っている。
アスレチックスの先発投手は途中でエースが抜けると言うチーム事情もあってエースを担っているベテランのマイク・ファイアーズ(34歳、188cm、92kg)で、5回3分の2で94球投げ、6安打4三振1四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて10勝3敗となり、防御率は3.54から3.46へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは153回3分の1投げて8勝10敗で、奪三振数が146、防御率が5.22、WHIPが1.43と、ローテ下位クラスとなっていた。
2018年シーズンは春、途中と移籍し、2チーム合わせて172回投げて12勝8敗で、奪三振数が139、防御率が3.56、WHIPが1.18と、刺激がプラスになったのか? かえって好くなっている。
そして今シーズンここまでは140回3分の1投げて10勝3敗で、奪三振数が91、防御率が3.46、WHIPが1.14と、エースに恥じない成績となっている。
ファイアーズ巧く粘って勝って魅せ
ファイアーズ巧く粘って勝ち重ね