カブスの先発投手はローテ中堅のホセ・キンタナ(コロンビア、30歳、185cm、100kg)で、6回で91球投げ、7安打(1本塁打)5三振2失点2自責点のまあまあの好投で勝ちが付いて9勝7敗となり、防御率は4.47から4.40へと少し好くなった。
2013年~2015年シーズンは3年連続で9勝に止まったが、内容的には十分に好かった。
初めて2桁勝利を挙げた2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2016年シーズンは208回投げて13勝12敗で、奪三振数が181、防御率が3.20、WHIPが1.16とエース級であった。
2017年シーズンは内容的に少し落ち、188回3分の2投げて11勝11敗で、奪三振数が207、防御率が4.15、WHIPが1.22であった。
2018年シーズンはそんなに変わらず、174回3分の1投げて13勝11敗で、奪三振数は158、防御率が4.03、WHIPが1.32であった。
そして今シーズンここまでは122回3分の2投げて9勝7敗で、奪三振数が103、防御率が4.40、WHIPが1.35と、そんなに変わらない。
今シーズンも2桁勝利は行けそうな感じである。
キンタナやローテ守って勝って魅せ
キンタナやローテ守って勝ち重ね
またヤンキースがRソックスと対戦し、4対2で勝っている。
ヤンキースの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手のジェームズ・パクストン(カナダ、30歳、193cm、103kg)で、6回で100球投げ、2安打(1本塁打)6三振3四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて6勝6敗となり、防御率は4.72から4.61へと少し好くなった。
ノーヒットノーランを達成した時など、最後の打者にも160km/hの速球を連発していた。
そんな凄さを持ちながら、波があるのか、通算成績はもの足りない。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは136回投げて12勝5敗で、奪三振数が156、防御率が2.98、WHIPが1.10と、内容的にはエース級であった。
2018年シーズンは160回3分の1投げて11勝6敗で、奪三振数が208、防御率が3.76、WHIPが1.10であった。
そして今シーズンここまでは95回3分の2投げて6勝6敗で、奪三振数が123、防御率が4.61、WHIPが1.46と悪化している。
折角の速球を生かし、この後の大事な場面での活躍を期待したい。
パクストン実力発揮勝って魅せ
パクストン実力発揮勝ち重ね
またインデアンスがエンゼルスと対戦し、7対3で勝っている。
インディアンスの先発投手は実力派のマイク・クレビンジャー(28歳、193cm、98kg)で、6回3分の1で107球投げ、3安打(1本塁打)8三振4四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて6勝2敗となり、防御率は3.28から3.07へと好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
ブレークした2シーズン目の2017年は121回3分の2投げて12勝6敗で、奪三振数が137、防御率が3.11、WHIPが1.25と、準エース級であった。
2018年シーズンは更に好くなり、200回投げて13勝8敗で、奪三振数が207、防御率が3.02、WHIPが1.16と、エース級であった。
そして今シーズンここまでは怪我続きであったが、55回3分の2投げて6勝2敗で、奪三振数が80、防御率が3.07、WHIPが1.06と、内容的には一流エース級になっている。
クレビンジャー粘って抑え勝って魅せ
クレビンジャー力で抑え勝って魅せ
またレンジャーズがタイガースと対戦し、5対4で辛勝している。
レンジャーズの先発投手は巨漢エースのランス・リン(32歳、196cm、125kg)で、7回で115球投げ、4安打10三振2四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて14勝6敗となり、防御率は3.83から3.71へと少し好くなった。
2015年11月にトミー・ジョン手術を受け、2016年シーズンは出られなかった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは186回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が153、防御率が3.43、WHIPが1.23と、確り復調している。
大谷翔平が来シーズン投手に戻り、これぐらいの成績を残せると大騒ぎするだろうなあ。フフッ。
それ位期待通りに戻れている。
2018年シーズンは2チームに亘って活躍したが、合わせて156回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が161、防御率が4.77、WHIPが1.53と内容的には悪化している。
そして今シーズンここまでは148回投げて14勝6敗で、奪三振数が170、防御率が3.71、WHIPが1.20と、すっかり復調している。
ランスリンエースを担い勝って魅せ
ランスリンエースを担い勝ち重ね
それからアストロズがマリナーズと対戦し、10対2で圧勝している。
アストロズの先発投手はローテ4番手になる? ウェード・マイリー(32歳、188cm、100kg)で、6回で108球投げ、3安打(1本塁打)6三振5四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて10勝4敗となり、防御率は3.06から3.05へと僅かに好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは157回3分の1投げて8勝15敗で、奪三振数が142、防御率が5.61、WHIPが1.73と、ローテ下位クラスであった。
2018年シーズンは登板回数が減ったが、80回3分の2投げて5勝2敗で、奪三振数が50、防御率が2.57、WHIPが1.21と、内容的には好くなった。
そして今シーズンここまでは132回3分の2投げて10勝4敗で、奪三振数が112、防御率が3.05、WHIPが1.13と、エース級に好くなっている。
それでも、ザック・グリンキーの加入で、ローテ4番手であるから、なんて贅沢なローテ陣!?
マイリーや粘って抑え勝って魅せ
マイリーや粘りを魅せて勝ち重ね
アストロズ贅沢ローテ勝ち重ね