Wソックスがアストロズと対戦し、2対6で負けている。
アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手で悩める社会派、ザック・グリンキー(35歳、188cm、91kg)で、6回で102球投げ、7安打6三振2四球1死球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて2勝0敗(通算12勝4敗、以下通算略)となり、防御率は7.50から5.25(3.08のまま)へと改善された。
ナショナルリーグから移籍して2試合目であるが、もう落ち着いて来たのは流石!?
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは202回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20、WHIPが1.07と一流投手クラスであった。
2018年シーズンも変わらず、207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。
そして今シーズンここまでは2チーム通算で158回投げて12勝4敗で、奪三振数が143、防御率が3.08、WHIPが0.99と、更に好くなっている。
グリンキー粘りを魅せて勝ち重ね
グリンキーもう対応し勝ち重ね
カブスの先発投手は安定が売りのローテ中堅、ホセ・キンタナ(コロンビア、30歳、185cm、100kg)で、6回で110球投げ、5安打14三振1四球1死球2失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず10勝7敗のままであったが、防御率は4.23から4.11へと少し好くなった。
2015年シーズンまでの3シーズンは投球内容に比して勝ち星が付かず、9勝止まりであったが、2016年シーズンからは連続して2桁勝利を挙げている。
ただ、2017年シーズンからは投球内容が少し落ち、そのレベルで安定している。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは188回3分の2投げて11勝11敗で、奪三振数が207、防御率が4.15、WHIPが1.22であった。
2018年シーズンはあまり変わらず、174回3分の1投げて13勝11敗で、奪三振数が158、防御率が4.03、WHIPが1.32であった。
そして今シーズンは135回3分の2投げて10勝7敗で、奪三振数が124、防御率が4.11、WHIPが1.28と、やはり安定している。
キンタナや確り抑え繋ぐ秋
キンタナや試合を作り繋ぐ秋
それからヤンキースがオリオールズと対戦し、8対3で勝っている。
ヤンキースの先発投手はエース級の働きをしているドミンゴ・ヘルマン(ドミニカ、27歳、188cm、82kg)で、7回で93球投げ、5安打(2本塁打)7三振1死球2失点2自責点のハイクォリティースタートで勝ちが付いて16勝2敗となり、防御率は4.05から3.96へと好くなった。
秋に向かうにつれ安定して勝ち星を挙げられるようになったのは大きい!?
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは機会が殆んどなかったが、14回3分の1投げて0勝1敗で、奪三振数が18、防御率が3.14、WHIPが1.40と、片鱗は見せられた。
2018年シーズンは機会増え、85回3分の2投げて2勝6敗で、奪三振数が102、防御率が5.57、WHIPが1.33であった。
そして今シーズンここまでは116回投げて16勝2敗で、奪三振数が124、防御率が3.96、WHIPが1.10と大ブレークし、出て来れない昨シーズンのエース、ルイス・セベリーノをカバーする勢いである。
ヘルマンや巧みに投げて勝って魅せ
ヘルマンや巧みに投げて勝ち重ね
ヘルマンやエース担って勝って魅せ
ヘルマンやエース担って勝ち重ね
危うかった柱が何本か立ち、GMが言うように、大物先発投手を新たに入れる必要はなかったようだなあ。フフッ。
流石!?