先週木曜日の20時10分頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では時差-14時間)の米国ニュージャージー州にある「リバティー・ナショナルGC(7370ヤード、パー72)」において米国男子ツアーのプレーオフシーリーズ初戦、「ザ・ノーザン・トラスト」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
日本人選手としては世界ランク32位の松山英樹が出ており、余裕で予選を通過している。
出場資格はフェデックスポイントランクの125位以内で、この試合で70位までに絞られると言う。
例年と違うところはプレーオフシリーズが4試合から3試合に減り、優勝賞金が何と1500万ドル(約16億円)に上がったことである。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランク24位のパトリック・リード(米国)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-16と伸ばした。
メジャーチャンピオンでもあり、元々強さ、爆発力を持った選手で、今回、まさにそれを見せ付けた。
この結果、フェデックスポイントランキングは2位に躍進した。
勝利得て早リードしたリードかな
勝利得て見通しの立つリードかな
単独2位に入ったのは世界ランク63位のアブラハム・アンサー(メキシコ)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-15と伸ばした。
アンサーや勢いのまま二位となり
この結果、フェデックスポイントランキングは8位となっていた。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク7位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日-2、トータル-14と伸ばし、3位タイを維持した。
世界ランク20位のアダム・スコット(オーストラリア)は最終日-6、トータル-13と伸ばし、12位上げて単独5位に入った。
世界ランク38位のジョーダン・スピース(米国)は最終日-4、トータル-12と伸ばし、7位上げて6位タイに入った。
世界ランク3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は最終日-2、トータル-12と伸ばし、2位上げて6位タイに入った。
世界ランク49位のブラント・スネデカー(米国)は最終日イーブン、トータル-12と伸ばせず、3位下がって6位タイとなった。
世界ランク4位のジャスティン・ローズ(イングランド)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、5位下がって10位タイとなった。
世界ランク10位のパトリック・カントレイ(米国)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、12位上げて12位タイに入った。
世界ランク9位のジャスティン・トーマス(米国)は最終日-3、トータル-10と伸ばし、5位上げて12位タイに入った。
世界ランク118位のトロイ・メリット(米国)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしたが、2位下がって12位タイとなった。
世界ランク13位のウェブ・シンプソン(米国)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしたが、5位下がって18位タイとなった。
世界ランク8位のブライソン・デシャンボー(米国)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばし、24位タイを維持した。
世界ランク2位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日+2、トータル-7と落とし、14位下がって24位タイとなった。
世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米国)、世界ランク14位のトニー・フィナウ(米国)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばし、5位上げて30位タイに入った。
そして松山英樹は最終日1イーグル、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-6と少し落とし、13位下がって30位タイとなった。
トータル-6で出て、第5ホールでボギーを叩いたが、第7ホールでイーグルを決め、1打伸ばしてトータル-7で後半に進んでいる。
後半に入って第13ホールでボギーを叩き、第16ホールでバーディーを取ったかとホッとする間もなく、第17ホールではダブルボギーを叩いて2打落としたから、最終日全体では1打落としてしまった。
この結果、フェデックスポイントランキングは33位となり、最終戦まで進むためには次戦で相当上位になる必要が出て来た。
ある人のコメントによれば10位以内とか。
結構きつい!?
それを嫌な試練と受け取るか?
遣り甲斐のある試練と受け取るか?
どうせなら前向きにとらえたい。
松山や試練を糧に次期待
松山や圧力発条に次期待
ただ次戦に予選落ちはないそうだから、それが気を楽にしてくれるかも知れない。
気を楽に上位争い期待かな
松山や次こそ上位期待して
なんて皆が言ったら、かえって気が重くなっちゃうなあ。フフッ。
世界ランク12位のトミー・フリートウッド(イングランド)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、3位上げて43位タイに入った。
世界ランク6位のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)は最終日+3、トータル+6と落とし、3位下がって単独82位となった。