Wソックスがメッツと対戦し、0対4で完封負けしている。
メッツの先発投手は細身のクレイトン・カーショーのように観える速球派のザック・ウィーラ-(29歳、193cm、89kg)で、7回で88球投げ、4安打7三振無失点の快投で勝ちが付いて8勝6敗となり、防御率は4.71から4.45へと好くなった。
速球の最速は159km/hに達し、平均が152km/hの本格派である。
ウィーラーやビシッと抑え勝って魅せ
ウィーラーやビシッと抑え勝ち重ね
2015年シーズンの春にトミー・ジョン手術を受け、2016年シーズンに亘って記録はない。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは86回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が81、防御率が5.21、WHIPが1.59と、まだ完全復活には遠かった。
2018年シーズンは復調し、182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12と、エースクラスになっている。
そして今シーズンここまでは131回3分の1投げて8勝6敗で、奪三振数が144、防御率が1.44、WHIPが1.23と、ローテ中堅クラスに落ちている。
これを観ても、またダルビッシュ有の例を観ても、トミー・ジョン手術の後、1年経てば真っ直ぐに回復するとも言い難い!?
トミージョンリスクが残り不安なり
それでも回復したり、手術前以上になることもある。
第一、手術を受けるほど悪化していれば、戻るにはするしかない。
悩ましい問題である。
またインディアンスがアストロズと対戦し、1対7と大敗している。
アストロズの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手で奪三振王の準エース、ゲリット・コール(28歳、193cm、100kg)で、7回で95球投げ、4安打4三振2四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて13勝5敗で、防御率は2.94から2.87へと少し好くなった。
これはもうサイ・ヤング賞投手争いはジャスティン・バーランダーとの一騎打ちになりそうだなあ。フフッ。
そこにザック・グリンキーも加わり、アストロズ凄過ぎる!?
他所ならば迷わずエースコールかな
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
まだ移籍前の2017年シーズンは203回投げて12勝12敗で、奪三振数が196、防御率が4.26、WHIPが1.25と、ローテ中堅クラスであった。
2018年シーズンはグッと好くなり、200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.88、WHIPが1.03となった。
そして今シーズンここまでは、150回3分の2投げて13勝5敗で、奪三振数が216、防御率が2.87、WHIPが1.00と、昨シーズンより更に進化する勢いである。
凄い!
またブレーブスがレッズと対戦し、4対1で勝っている。
ブレーブスの先発投手はローテ3番手位に活躍している期待の若手、マックス・フリード(25歳、193cm、86kg)で、6回で76球投げ、4安打4三振1失点1自責点の好投で勝ちが付いて12勝4敗となり、防御率は4.21から4.07へと少し好くなった。
微妙な球数で終わっているのは、この試合7回表で終わり、コールドゲームになっているからである。
それはまあともかく、参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーであった2017年シーズンは26回投げて1勝1敗で、奪三振数が22、防御率が3.81、WHIPが1.62と、片鱗を見せたぐらいであった。
2018年シーズンは内容的に少し好くなり、33回3分の2投げて1勝4敗で、奪三振数が44、防御率が2.94、WHIPが1.37であった。
そして今シーズンここまでは115回投げて12勝4敗で、奪三振数が112、防御率が4.07、WHIPが1.37と大ブレークしている。
フリードやローテを担い勝って魅せ
フリードやローテを担い勝ち重ね
それからドジャースがパドレスと対戦し、8対2で圧勝している。
ドジャースの先発投手はサイ・ヤング賞投手で絶対エースのクレイトン・カーショー(31歳、193cm、103kg)で、6回で87球投げ、6安打(1本塁打)5三振5四球2失点2自責点の粘投で勝ちが付いて10勝2敗で、防御率は2.85のままであった。
実際には今日自体の防御率が3.00であるから、僅かに悪化している。
この辺りが以前のクレイトン・カーショーを知っていると、ちょっと寂しいところである。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2015年シーズンは232回3分の2投げて16勝7敗で、奪三振数が301、防御率が2.13、WHIPが0.88と凄まじかった。
2016年シーズンは登板回数は減ったが、内容的に勝り、149回投げて12勝4敗で、奪三振数が172、防御率が1.69、WHIPが0.72であった。
2017年シーズンは175回投げて18勝4敗で、奪三振数が202、防御率が2.31、WHIPが0.95であった。
2018年シーズンはボールの勢いに衰えが感じられ、161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04と少し悪化した。
そして今シーズンここまでは123回投げて10勝2敗で、奪三振数が122、防御率が2.85、WHIPが1.06と、昨シーズンと同様である。
ただ彼に限らず、人は常に今を生きている。
今出来るベストを尽くせば好いし、それしかない!?
カーショーに人生重ね知った振り
カーショーに人生重ね悦に入り
なんて、ついつい哲学的になってしまう。
どこがやねん!?
まあそれだけクレイトン・カーショーが人並み外れた凄い投手ということだろうなあ。フフッ。