メッツがパドレスと対戦し、4対0で完封勝ちしている。
メッツの先発投手は昨シーズンのサイ・ヤング賞投手で調子を上げて来たスーパーエース、ジェイコブ・デグロム(31歳、193cm、82kg)で、7回で105球投げ、4安打9三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて6勝7敗となり、防御率は3.02から2.86へと好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは201回3分の1投げて15勝10敗で、奪三振数が239、防御率が3.53、WHIPが1.19とエース級になっている。
2018年シーズンは援護および勝ち星に恵まれなかったものの、内容的には更に好くなり、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91となった。
そして今シーズンここまでは129回投げて6勝7敗で、奪三振数が163、防御率が2.86、WHIPが1.09と、昨シーズンに近付きつつある。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は故障もあり、6.30と出遅れているが、5月が2.92、6月が2.70、そして7月が1.04と、どんどん好くなっている。
デグロムや調子を上げて勝って魅せ
デグロムや調子を上げて勝ち重ね
またパイレーツがカージナルスと対戦し、3対6で負けている。
カージナルスの先発投手は日本帰りのマイルズ・マイコラス(30歳、198cm、107kg)で、6回で81球投げ、5安打5三振1四球1死球3失点3自責点のクォリテイースタートで勝ちが付いて7勝10敗となったが、防御率は4.17から4.19へと僅かに悪化した。
前回はクォリティースタートで負けが付いているし、クォリテイースタートとはそんな微妙な基準である。
今シーズンの月別の防御率を観ておくと、4月が4.66、5月が4.13、6月が3.33と少し好くなりかけたが、7月が3.77と、落ちて来た。
防御率が4前後のローテ中堅と言ったところである。
マイコラス微妙な辺で落ち着いて
それからWソックスがツインズと対戦し、3対10と大敗している。
ツインズの先発投手はエース的な働きをしている期待の若手、ホセ・ベリオス(プエルトリコ、25歳、183cm、93kg)で、7回で106球投げ、6安打(1本塁打)8三振1四球3失点2自責点の力投で勝ちが付いて9勝5敗となり、防御率は2.96から2.94へと僅かに好くなった。
ブレークした2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは145回3分の2投げて14勝8敗で、奪三振数が139、防御率が3.89、WHIPが1.23と準エース級となった。
2018年シーズンは内容的に好くなり、192回3分の1投げて12勝11敗で、奪三振数が202、防御率が3.84、WHIPが1.14となった。
そして今シーズンここまでは更に伸び、134回3分の2投げて9勝5敗で、奪三振数が122、防御率が2.94、WHIPが1.14となっている。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月が3.69、5月が3.48、6月が2.38と好くなり、7月が3.18と戻っている。
べリオスやエースを担い勝って魅せ
べリオスやエースを担い勝ち重ね