学校に通わせなくていいかどうかと言うような議論は増えているが、大抵は極端な気がする。
会社等、大人の組織でもそう。
大抵工夫されて成り立ち、それなりの意義がある。
通わずに学ぶ、稼ぐ、自己実現する等のことは庶民にとって結構大変だ。
私の場合、知り合いの子は3人、色々あって学校が続かず、止めている。
別の学校に移った子もいる。
また会社については、知っている人が2人、20代で亡くなっている。
過労死である。
もう1人、精神的にダメージを受けて辞めた人も知っている。
だからと言って、全ての組織が駄目とは思わない。
また上記の例に関係した組織も全ての人に駄目だったとは思わない。
それぞれストレスの多い組織で、改善すべき点はあろうが、有意義な面もある場合が多い。
勿論、全く駄目な組織もあるにはあるかも知れないが、その場合、大抵淘汰されて行くはず・・・
では何が問題なのか!?
それぞれ事情は違うので、一概には言い難いが、基本的に我が国では一旦属した組織から抜け難いことが多いように思われる。
言われた通り素直に、真面目に取り組むタイプほどそんなところがある。
これまで、粘り、続けることを美徳とするところが大きかったから、止めようとすると、同調圧力かかる。
好い面もあるはず。
自分の考えが足りない。
簡単に止めようとすると、悪く言われかねない。
簡単に止めると、それが癖になる。
そんなことを思って悶々とし、ついついもうひと踏ん張りしてしまう。
そうすると、本当に抜けられなくなる。
現実には合わないこともある。
合わなければ、無理せずに別の組織を選ぶべきである。
本人だけではそれが無理な場合は、周りが手を貸した方が好い。
合わなけりゃ別の組織もあるんだよ
無理をして続けることの愚かしさ
無理をして続けて残る歪みかな
※勿論、抜けようとすると危害を加えるような悪意の露骨な組織は含んでいない話である。