sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動等・・・R6.7.17①

 先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。

 

 男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて見ておく。

 

 先ずは国内で開催予定のツアーからであるが、7月11日(木)の8時頃から青森県にある「青森カントリー倶楽部(6601ヤード、パー73)」において国内女子ツアーの下部に当るステップアップツアー、「あおもりレディスオープンゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に42位タイまでに入っていた55名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーには2022年11月の最終プロテストに合格した95期生、2023年11月の最終プロテストに合格した96期生の他に、色々な事情を持つ中堅、ベテランも加わり、静かな中にも熱いバトルが展開されていた。

 

 なおライブ中継は3日間に亘りCS放送のスカイAによって放送されていた。

 

        国内の下部に中堅ベテランも

        熱いバトルを広げたのかも

 

 さて単独で首位を維持し、見事念願の初優勝を果たしたのは世界ランキング662位で初優勝が待たれた成澤祐美(26歳、160㎝、56㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは538位まで上がっている。 

 

        成澤祐美初優勝で夢繋ぎ

        新たな世界見えて来るかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング727位でアマチュアの六車日那乃(22歳、154㎝、54㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは604位まで上がっている。 

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング533位でこのツアーにおいて通算4勝している石川明日香(26歳、161㎝、57㎏)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは502位まで上がっている。

       

 単独4位に入ったのは世界ランキング570位でこのツアーにおいて通算1勝している照山亜寿美(29歳、161㎝)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは545位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング337位で初優勝が待たれ、95期生で狭間世代の平岡瑠依(ルイ、24歳、158㎝、62㎏)、世界ランキング440位でこのツアーにおいて今年念願の初優勝を果たし、95期生で新世紀世代の奥山純菜(22歳、157㎝、55㎏)、世界ランキング468位でこのツアーにおいて通算2勝、国内女子ツアーにおいて通算5勝している黄(ファン)アルム(韓国、36歳、168㎝、60㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは平岡瑠依が337位を維持し、奥山純菜が433位まで上がり、黄アルムが457位まで上がっている。

 

 それから残念ながら国内女子ツアーはオープンウイークとなっていた。 

 

 次に海外ツアーに付いて見て行くと、7月11日(木)の朝から韓国・江原特別自治道旌善郡(チョンソングン)にある「ハイ1カントリークラブ(6568ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)、「ハイ1リゾート女子オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は10億ウォンとなっており、1ウォンを約0.114円とすれば、これは約1億1400万円となって、国内女子ツアーと同レベルとなっていた。

 

 このツアーは全体でも年々拡充されており、今年は全30試合で賞金総額が約320億ウォンとなり、これは約36億5000万円となる。

 

 なお賞金総額10億ウォン以上の試合が19試合もあるそうだ。

 

        韓国の女子のツアーも拡充し

        更に競り合い盛り上がるかも

 

 日本人選手は残念ながら出場していなかった。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に48位タイまでに入っていた62名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 さて優勝したのは世界ランキング175位のコ・ジウ(韓国、21歳、165㎝)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは126位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング104位のジュン・イェソン(韓国、23歳、160㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは89位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング79位のユン・イナ(韓国、21歳、170㎝)、世界ランキング328位のイ・チェウン(韓国、24歳、162㎝)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはユン・イナが74位まで上がり、イ・チェウンが2785位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング201位のイ・ドンウン(韓国、19歳、170㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは171位まで上がっている。

 

 こうして書いていても知らない選手が多いのは事実であるが、それでもこれまで何回か名前だけでも見たことがある選手には次第に親しみを覚えるものである。

 

 そう言う意味でも観て貰い、覚えて貰う大事さを口にしていた大谷翔平は流石ではないか!?

 

        韓国の女子のゴルフも段々と

        親しみ覚え悪くないかも

 

 また7月11日(木)の14時頃から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「エビアンリゾート・ゴルフクラブ(6527ヤード、パー71)」において米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催するメジャー大会、「アムンディ・エビアン選手権」が4日間(4ラウンド)の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は800万ドルとなり、優勝賞金は120万ドルとなり、1ドルを約158円とすれば、それぞれ約12億6000万円、約1億9000万円であった。

 

 日本人選手として米国女子ツアーを主戦場とする選手では世界ランキング10位で新世紀世代を代表し、2021・2024年に全米女子オープンに優勝してパリ五輪代表となった笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング21位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイで魅せる古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング24位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認めて来た畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング49位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝してこのところ復調して来た渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング51位で新世紀世代をリードするひとり、一時の不調から復調して来た西郷(せご)どんこと西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング73位でプラチナ世代をリードするひとり、安定したプレイと強いメンタルを武器とする西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング82位で黄金世代をリードするひとり、世代屈指の飛ばし屋の勝みなみ(26歳、157㎝)が出場して、古江彩佳、渋野日向子、西郷真央、西村優菜、勝みなみの5人が予選を通過した。

 

 そして国内女子ツアーを主戦場とする選手では世界ランキング17位で新世紀世代の国内組を代表して2022・2023年と連続で年間女王に輝き、パリ五輪代表となった山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング41位で積極的に海外ツアーに挑戦している岩井明愛(アキエ、22歳、161㎝、59㎏)、世界ランキング44位でダイヤモンド世代を代表し、世代屈指の飛ばし屋の竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)が出場して、嬉しいことに3人共予選を通過した。

 

 なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に56位タイまでに入っていた67名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このところ海外ツアーのメジャー大会における日本人選手の活躍が目覚ましく、毎回のようにワクワクさせてくれるから、今回も最終日まで大いに期待を膨らませて楽しめた。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではWOWOW、インターネットではWOWOWオンデマンドにより4日間に亘って放送されていた。

 

        エビアンに日本の女子が集結し

        首位争いをずっと楽しめ

 

 さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは古江彩佳で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで通算2勝目となり、メジャー大会では念願の初優勝となって、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは8位まで上がっている。

 

        古江彩佳逆転勝ちでメジャーでは

        初優勝し自信を戻し

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング100位でこのツアーにおける初優勝が待たれるステファニー・キリアコウ(オーストラリア、23歳、158㎝)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは47位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング28位でツアー屈指の飛ばし屋のパティ・タバタナキット(タイ、24歳、165㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは18位まで上がっている。 

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング56位でこのツアーにおける初優勝が待たれるのローレン・コフリン(米国、31歳、170㎝)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは37位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング25位のユ・ヘラン(韓国、23歳、175㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて世界ランキングは22位まで上がっている。

 

 そして岩井明愛はトータル-9まで伸ばして10位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは38位まで上がっている。

 

 西郷真央はトータル-4まで伸ばして35位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは52位まで下がっている。

 

 山下美夢有はトータル-3まで伸ばして39位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは19位まで下がっている。

 

 西村優菜はトータル-2まで伸ばして44位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは76位まで下がっている。

 

 渋野日向子はトータルイーブンで51位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは51位まで下がっている。

 

 竹田麗央はトータル+3まで落として55位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは45位まで下がっている。

 

 勝みなみはトータル+7まで落として63位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは86位まで下がっている。

 

 予選落ちした2人の世界ランキングに付いては笹生優花が10位を維持し、畑岡奈紗が27位まで下がっている。

 

 また7月13日(金)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・コネチカット州ミルフォードにある「グレートリバー・ゴルフクラブ」において米国女子ツアーの下部に当るエプソンツアー、「ハートフォード・ヘルスケア女子選手権」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は26.25万ドル、優勝賞金は39375ドルとなり、1ドルを約158円とすれば、それぞれ約4150万円、約622万円となった。

 

 なお日本人選手としては、世界ランキング421位で96期生の馬場咲希(19歳、176㎝、62㎏)、世界ランキング657位で米国留学を選び、プラチナ世代の長野未祈(ミノリ、23歳、163㎝)、世界ランキング720位で黄金世代の谷田侑里香(25歳、172㎝)が出場して、馬場咲希が予選を通過した。

 

        米国の女子の下部にも日本人

        複数が出て楽しめたかも

 

 さて、優勝したのは世界ランキング560位のダニエラ・ラコベリ(米国、36歳、170㎝)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 このツアーでもこんな風に中堅、ベテランと経験を積んだ選手の活躍が目立つように思われる。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは380位まで上がっている。

 

        ラコベリや経験活かし優勝し

        次のステップ見えて来るかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング603位のアメリア・ルイス(米国、33歳、178㎝)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは439位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング313位のアマンダ・ドハティ(米国、26歳、168㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは284位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング350位のファティマ・フェルナンデス・カノ(スペイン、28歳、170㎝)、世界ランキング357位のミランダ・ワン(中国、25歳)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはファティマ・フェルナンデス・カノが325位まで上がり、ミランダ・ワンが330位まで上がっている。

 

 そして馬場咲希はトータル-6まで伸ばして10位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは402位まで上がっている。

 

 予選落ちした2人の世界ランキングに付いては長野未祈が657位を維持し、谷田侑里香が716位まで上がっている。

 

 それから残念ながらオーストラリア女子ツアーはオフとなっており、欧州女子ツアーの下部に当るLETアクセスシリーズはオープンウイークとなっていた。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

   8位 ↑13 古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)

  10位  ー   笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)

  19位 ↓ 2 山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)  

  27位 ↓ 3 畑岡奈紗(25歳、158㎝)

  38位 ↑ 3 岩井明愛(アキエ、22歳、161㎝、59㎏) 

  41位 ↓ 2 小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)    

  45位 ↓ 1 竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)  

  51位 ↓ 2 渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏) 

  52位 ↓ 1 西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)

  55位 ↓ 5 岩井千怜(チサト、22歳、162㎝、59㎏)                    

  62位 ↓ 4 鈴木愛(アイ、30歳、155㎝)    

  76位 ↓ 3 西村優菜(23歳、150㎝未満 50㎏)

  81位 ↓ 7 櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)  

  85位 ↓ 5 桑木志帆(21歳、163㎝、57㎏) 

  86位 ↓ 4 勝みなみ (26歳、157㎝、57㎏)  

  96位 ↓ 2 原英莉花(25歳、173㎝、58㎏)     

  99位 ↓ 2 神谷そら(21歳、167㎝、60㎏、95期生)

 101位  ー   蛭田みな美(26歳、164㎝、57㎏)

 102位  ー   佐久間朱莉(21歳、155㎝) 

 106位 ↑ 2 高橋彩華(サヤカ、25歳、162㎝、55㎏)   

   

 先週は国内女子ツアーが開催されなかったこともあってか、以上では少し下がった選手が多かった。

 

 そして以下の選手には国内女子ツアー、ステップアップツアー等における活躍の影響によりまあまあ大きな変動も出ていたようなので、取り敢えず続いて900位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 エプソンツアーにおいて10位タイに入った馬場咲希(19歳、176㎝、62㎏)は19位上がって402位に、ステップアップツアーにおいて単独3位に入った石川明日香(26歳、161㎝、57㎏)は31位上がって502位に、ステップアップツアーにおいて念願の初優勝を果たした成澤祐美(26歳、160㎝、56㎏)は24位上がって538位に、ステップアップツアーにおいて単独4位に入った照山亜寿美(アスミ、29歳、161㎝)は25位上がって545位に、ステップアップツアーにおいて単独2位に入ったアマチュアの六車日那乃(22歳、154㎝、54㎏)は123位上がって604位になっている。

 

 またステップアップツアーにおいて8位タイに入ったアマチュアの倉林紅(コウ、19歳、162㎝)は38位上がって698位に、ステップアップツアーにおいて13位タイに入った96期生の上久保実咲(18歳、167㎝、48㎏)は33位上がって739位に、ステップアップツアーにおいて20位タイに入ったティーチングプロ資格で狭間世代の古家翔香(24歳、154㎝、50㎏)は29位上がって755位に、ステップアップツアーにおいて8位タイに入った黄金世代の吉川桃(26歳、156㎝、60㎏)、ステップアップツアーにおいて13位タイに入った96期生で狭間世代の河村来未(クルミ、24歳、163㎝、57㎏)は47位上がって859位になっている。

 

 そして以下でも大きな変動があった選手が散見され、たとえばステップアップツアーで13位タイに入った宮﨑乙実(ツグミ、28歳、158㎝)は68位上がって933位に、ステップアップツアーにおいて20位タイに入った95期生でプラチナ世代の高橋しずく(23歳、156㎝、52㎏)は72位上がって1032位に、ステップアップツアーにおいて20位タイに入った立浦葉由乃(27歳、160㎝、53㎏)は162位上がって1179位になっている。