７月３日（水）の朝から栃木県にある「ロイヤルメドウゴルフ倶楽部（６５５０ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの下部に当るステップアップツアーの新規大会、「ロイヤルメドウカップ」が３日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に５０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーには２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生、２０２３年１１月の最終プロテストに合格した９６期生の他に、これまで色々な過程を経て来た中堅、ベテランも加わり、静かな中にも熱いバトルが展開される。
なおライブ中継は３日間に亘りＣＳ放送のスカイＡで予定されているので、時間が許す限り、のんびり楽しみたい。
国内の下部に中堅ベテランも
熱いバトルを広げるのかも
さて単独首位に立ったのは世界ランキング８０５位でこのツアーにおける初優勝が待たれる９５期生の藤井美羽（１９歳、１５５㎝、５２㎏）で、初日６バーディーの－６と大きく伸ばしている。
初日はアウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり５バーディーの－５と大きく伸ばし、後半に入ってからも１バーディーの－１、トータル－６と少し伸ばした。
藤井美羽大きく伸ばし首位に立ち
藤井美羽スタートダッシュ首位に立ち
藤井美羽首位発進で力魅せ
藤井美羽首位発進で期待させ
単独２位に付けているのは世界ランキング８２７位でこのツアーにおいて通算２勝している小野祐夢（２６歳、１６２㎝、５４㎏）で、初日１イーグル、５バーディー、２ボギーの－５と大きく伸ばしている。
初日はアウトスタートで、前半では１イーグル、２バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－５と順調に伸ばした。
小野祐夢大きく伸ばし二位に付け
小野祐夢スタートダッシュ二位に付け
小野祐夢二位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４５９位でこのツアーにおいて通算２勝、国内女子ツアーにおいて通算５勝している黄（ファン）アルム（韓国、３６歳、１６８㎝、６０㎏）は初日－３まで伸ばして９位タイに付けている。
世界ランキング４３６位で今年このツアーにおいて初優勝し、国内女子ツアーにおいて通算４勝している若林舞衣子（３６歳、１６５㎝、６０㎏）、世界ランキング４４１位でこのツアーにおいて通算１勝しているイタリア系のスタイヤーノ梨々菜（２６歳、１５６㎝、５６㎏）、世界ランキング４８９位でこのツアーにおいて通算１勝している安田彩乃（２９歳、１６２㎝、５８㎏）、世界ランキング４９４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる種子田香夏（２９歳、１５８㎝、５５㎏）、世界ランキング５７１位でこのツアーにおいて通算１勝している照山亜寿美（２９歳、１６１㎝）は５人とも初日－２まで伸ばして１７位タイに付けている。
世界ランキング４３３位で今年このツアーにおいて念願の初優勝を果たした９５期生で新世紀世代の奥山純菜（２２歳、１５７㎝、５５㎏）、世界ランキング４８４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる９５期生の鶴瀬華月（カゲツ、２１歳、１６７㎝、５９㎏）は共に初日－１と少し伸ばして２９位タイに付けている。
世界ランキング５２６位でこのツアーにおいて通算１勝、国内女子ツアーにおいて通算５勝している比嘉真美子（３０歳、１６１㎝、５８㎏）、世界ランキング５８４位で国内女子ツアーにおいて通算７勝している吉田弓美子（３７歳、１６４㎝、６５㎏）、世界ランキング５９２位でこのツアーにおいて通算２勝、国内女子ツアーにおいて通算２勝している西山ゆかり（４２歳、１６２㎝、５８㎏）は３人共初日イーブンと伸ばせず、４０位タイと少し出遅れている。
世界ランキング３２５位でこのツアーにおける初優勝が待たれる９５期生で狭間世代の平岡瑠依（２４歳、１５８㎝、６２㎏）、世界ランキング３３５位でこのツアーにおいて通算１勝、国内女子ツアーにおいて通算１勝しているサイ・ペイイン（台湾、３３歳、１５８㎝、５６㎏）、世界ランキング４５４位でこのツアーにおいて通算１勝している下川めぐみ（４１歳、１６０㎝、５６㎏）、世界ランキング４５５位でこのツアーにおいて今年念願の初優勝を果たした権藤可恋（２８歳、１６３㎝、５８㎏）、世界ランキング５０５位で国内女子ツアーにおいて通算１勝している藤本麻子(３４歳、１６５㎝、５９㎏)、世界ランキング５２４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる中国系で狭間世代の常（ツネ）文恵（２５歳、１７０㎝、５２㎏）、世界ランキング５５９位でこのツアーにおける初優勝が待たれる狭間世代の薮田梨花（２４歳、１５５㎝、５５㎏）は７人共初日＋１と少し落として５７位タイと出遅れている。
世界ランキング３７５位でこのツアーにおいて通算１勝している黄金世代の木下彩（２５歳、１５９㎝、５４㎏）は初日＋２まで落として７０位タイに付けている。
そして世界ランキング３３０位でこのツアーにおいて通算２勝している９５期生で新世紀世代の大須賀望（２２歳、１４６㎝、５２㎏）、世界ランキング５２９位でこのツアーにおいて通算４勝している石川明日香(２６歳、１６１㎝、５７㎏)、世界ランキング５９７位でこのツアーにおける初優勝が待たれる９５期生でダイヤモンド世代の池ヶ谷瑠菜（２０歳、１５６㎝、６０㎏）は３人共初日＋３まで落として８４位タイと大きく出遅れている。
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こんな風に観て来ると９６期生がいないように思われるかも知れないが、もう少し見て行くとたとえば世界ランキング１０１１位で新世紀世代の本（モト）明夏（アスカ、２３歳、１５４㎝、５０㎏）は初日－４まで伸ばして３位タイに付けている。
世界ランキング１１８２位で最終プロテストにトップで合格した清本美波（１８歳、１５３㎝、５４㎏）は初日－２まで伸ばして１７位タイに付けている。
世界ランキング９６３位でダイヤモンド世代の吉澤柚月（２０歳、１６４㎝、５７㎏）、狭間世代の中野恵里香（２４歳、１５７㎝、５８㎏）は共に初日－１と少し伸ばして２９位タイに付けている。
世界ランキング７６８位の上久保実咲（１８歳、１６７㎝、４８㎏）は初日イーブンと伸ばせず、４０位タイと少し出遅れている。
要するに経験の関係もあって世界ランキングが低い場合も多いが、十分に奮闘している。
それに世界ランキング４１５位でこのツアーでは無く米国の下部ツアーであるエプソンツアーに挑戦して一定の成果を出している馬場咲希（１９歳、１７６㎝、６２㎏）もいるしね。
