4月11日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ジョージア州にある「オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7555ヤード、パー72)」において米国男子ツアーのメジャー大会、「マスターズ」が4日間の日程で開催されており、その最終日が終わった。
初日は悪天候の所為で開始時間が遅らされ、予定されていた第1ラウンドを終わらせることが出来ず、日没サスペンデッドとなった。
第2日目は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが並行して行われた。
そして第3日目からは予定通りに進行することが出来た。
公式サイトによると昨年実績の賞金総額は1800万ドル、優勝賞金は324万ドルであったから、1ドルを約154円とすれば、それぞれ約27億7000万円、約4億9900万円であった。
それが今年は賞金総額が2000万ドル、優勝賞金が360万ドルに増額されたから、それぞれ約30億8000万円、約5億5400万円となった。
日本人選手としては世界ランキング12位でマスターズチャンピオンの仲間入りをしたエースの松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング87位でDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)における活躍により主戦場を米国男子ツアーに移した新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)が出場して、松山英樹が苦戦しながらも何とか予選を通過した。
なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた60名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
ぎりぎりで松山英樹通過して
ホッと一息此の後期待
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは地上波のTBS系列とBS-TBSを巧く繋ぎ、4日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
そしてインターネットによる動画配信サイトではU-NEXTで4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
さて単独首位を維持したまま見事優勝したのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、27歳、191㎝、91㎏)で、最終日7バーディー、3ボギーの-4、トータル-11と伸ばした。
最終日も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-7からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して4バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばした。
なおこれがこの大会では通算2勝目となり、このツアーにおいては今年3勝目、通算9勝目となって、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1位を維持している。
要するに元々1位でこれ以上上げ様が無いが、より盤石なものとしたわけである。
シェフラーや確り伸ばし首位を維持
シェフラーや後半加速首位を維持
シェフラーや独走勝ちで強さ魅せ
シェフラーやランク一位を盤石に
確かな強さ見せられたかも
単独2位に入ったのは世界ランキング9位のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、24歳、191㎝、86㎏)で、最終日5バーディー、1ダブルボギーの-3、トータル-7と伸ばして2位上げて来た。
最終日はトータル-4からスタートし前半では3バーディーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-7と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは7位まで上がっている。
アベルグや確り伸ばし上げて魅せ
アベルグや最後まで上げ強さ魅せ
アベルグや二位に入って強さ魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング13位のトミー・フリートウッド(イングランド、33歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング11位のマックス・ホーマ(米国、33歳、185㎝、82㎏)、世界ランキング20位で日系のコリン・モリカワ(米国、27歳、175㎝、73㎏)で、トータル-4まで伸ばした。
トミー・フリートウッドは最終日3バーディーの-3と伸ばして6位上げて来た。
最終日はトータル-1からスタートして前半では2バーディーの-2、トータル-3と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-4と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは11位まで上がっている。
確り伸ばし上げて魅すトミーかな
下っても上げ強さ魅すトミーかな
強さ魅せフリートウッド三位入り
マックス・ホーマは最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1と少し落としながらも3位を維持した。
最終日はトータル-5からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-4と落とした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは9位まで上がっている。
マックスや落としながらも三位維持
マックスや前半伸ばし三位維持
強さ魅せ三位入りしたホーマかな
コリン・モリカワは最終日3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの+2、トータル-4と落として1位下がった。
最終日はトータル-6からスタートして、前半では1バーディー、1ダブルボギーの+1、トータル-5と少し落とし、後半に入ってからは2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-4と少し落とした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは13位まで上がっている。
モリカワやじわじわ落とし一位下げ
モリカワや最後は順位下げながら
其れでも三位流石なのかも
モリカワや三位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング210位で主戦場をリブゴルフに移している飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国、30歳、185㎝、107㎏)は最終日+1、トータル-2と落とし、1位下がって6位タイとなった。
世界ランキング5位で東京五輪において銀メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、2位下がって単独8位となった。
世界ランキング19位のティレル・ハットン(イングランド、32歳、175㎝、73㎏)は最終日-3、トータルイーブンと伸ばし、12位上げて9位タイに入った。
ハットンや確り伸ばし上げて魅せ
ハットンや最後まで上げ強さ魅せ
ハットンや九位に入り強さ魅せ
世界ランキング14位のキャメロン・ヤング(米国、26歳、180㎝、84㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落としながらも9位タイを維持した。
キャメロンや落としながらも九位維持
キャメロンや九位維持して強さ魅せ
強さ魅せ九位に入るヤングかな
世界ランキング16位のキーガン・ブラッドリー(米国、37歳、191㎝、86㎏)は最終日-3、トータル+4と伸ばし、19位上げて22位タイに入った。
ブラッドリー確り伸ばし上げて魅せ
ブラッドリー最後まで上げ強さ魅せ
ブラッドリー上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)は最終日+1、トータル+4と少し落とし、1位下がって22位タイとなった。
世界ランキング10位で欧米の両方で活躍しているマシュー・フィッツパトリック(イングランド、29歳、178㎝、70㎏)は最終日+3、トータル+4と落とし、6位下がって22位タイとなった。
世界ランキング7位のパトリック・カントレー(米国、32歳、183㎝、86㎏)は最終日+4、トータル+4と落とし、9位下がって22位タイとなった。
世界ランキング17位のラッセル・ヘンリー(米国、35歳、183㎝、82㎏)は最終日-1、トータル+7と少し伸ばし、7位上げて38位タイに入った。
ヘンリーや少し伸ばして上げて魅せ
ヘンリーや決勝で上げ強さ魅せ
ヘンリーや中位に入り意地を魅せ
そして松山英樹は、最終日1バーディー、3ボギーの+2、トータル+7と落とし、10位下がって38位タイとなった。
最終日はトータル+5からスタートし、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル+5と維持したが、後半に入ってからは2ボギーの+2、トータル+7と落とした。
これまでもよくあったような最後の奮起に期待したが、今回はちょっと難しかったようだ。
仕方がない。
また次の機会に期待しよう。
でもまあ、完走出来て、好かった、好かった。ホッ。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは15位まで下がっている。
松山や後半落とし順位下げ
次の機会に期待するかも
松山や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング15位のサヒス・ティーガラ(米国、26歳、180㎝、81㎏)は最終日+3、トータル+9と落とし、9位下がって45位タイとなった。
そして世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン、29歳、188㎝、100㎏)は最終日+4、トータル+9と落とし、17位下がって45位タイとなった。