1月18日(木)の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連合ドバイにある「エミレーツ・ゴルフクラブ(7428ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、「ヒーロー・ドバイ・デザート・クラシック」が4日間の日程で開催され、最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は900万ドルとなっており、1ドルを約148円とすれば、これは約13億3200万円となり、先週は最高峰の米国男子ツアーより更に高額になっていた。
そして優勝賞金は約140.6万ユーロとなり、1ユーロを約161.2円とすれば、これは約2億2660万円であった。
日本人選手としては世界ランキング94位でこのツアーにおいて一定の活躍を見せて、漸く海外ツアーにも馴染んで来た感のある飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング335位でこのツアーのシード権を長く保持し、米国男子ツアーメンバーへの転身を目指している旅人ゴルファーの川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場しており、川村昌弘が第1ラウンドで96位タイと大きく出遅れながらも、第2ラウンドで一気に7位タイまで駆け上がり、上位で決勝ラウンドへと進出することが出来た。
なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた74名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
また川村昌弘に付いては、気になっていた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.180 UAE編」に更新されていた。
米国男子ツアーの予選会にチャレンジしたり、仲間と交流したりしながらここまで過ごし、主戦場であるDPワールドツアーでは今季初戦になって、これで6季目になると言う。
米国男子ツアーのシード権が得られなかったのは残念であったが、今季も彼のチャレンジに注目し、応援したい。
川村や気を取り直し欧州で
また一年が始まるのかも
さて単独首位に入ったのは世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)で、最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と伸ばして1位上げて来た。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-15と伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-14と少し落とした。
なおこれがこの大会における連覇で、通算4勝目でもあり、このツアーにおける17勝目となって、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは2位を維持している。
マキロイやじわりと伸ばし上げて魅せ
マキロイや最後まで上げ強さ魅せ
マキロイや逆転勝ちで強さ魅せ
マキロイや連覇を果たし強さ魅せ
単独で2位を維持したのは世界ランキング50位のアドリアン・メロンク(ポーランド、30歳、196㎝、90㎏)で、最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-13と少し伸ばした。
最終日はトータル-12からスタートして、前半では1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-10と落としたが、後半に入ってからは加速して4バーディー、1ボギーの-3、トータル-13と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは39位まで上がっている。
メロンクや少し伸ばして二位を維持
メロンクや二位を維持して力魅せ
メロンクや二位に入って力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング25位のキャメロン・ヤング(米国、26歳、180㎝、84㎏)で、最終日3バーディー、5ボギーの+2、トータル-12と落として2位下がった。
最終日はトタル-14からスタートして前半では2ボギーの+2、トータル-12と落としたが、後半に入ってからは3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-12と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは21位まで上がっている。
キャメロンや前半落とし二位下がり
キャメロンや後半維持し意地を魅せ
強さ魅せ三位に入るヤングかな
4位タイに入ったのは世界ランキング104位のパブロ・ララサバル(スペイン、40歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング286位のアーロン・コカリル(カナダ、31歳、180㎝、82㎏)、世界ランキング70位のホアキン・ニエマン(チリ、25歳、183㎝、70㎏)で、トータル-10まで伸ばした。
パブロ・ララサバルは最終日6バーディーの-6と大きく伸ばして15位上げて来た。
最終日はトータル-4からスタートして前半では3バーディーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-6、トータル-10と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは94位まで上がっている。
ララサバル大きく伸ばし上げて魅せ
ララサバル連日上げて力魅せ
ララサバル四位に入り力魅せ
アーロン・コカリルは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして6位上げて来た。
最終日はトータル-6からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-6と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-10と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは219位まで上がっている。
コカリルや確り伸ばし上げて魅せ
コカリルや下がっても上げ力魅せ
コカリルや四位に入り力魅せ
ホアキン・ニエマンは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして2位上げて来た。
最終日はトータル-8からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは64位まで上がっている。
ニエマンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ニエマンや決勝で上げ力魅せ
ニエマンや四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
川村昌弘は最終日1イーグル、5バーディー、4ボギーの-3、トータル-9と伸ばし、3位上げて7位タイに入った。
最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-7からスタートして、前半では第2ホールでイーグルを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩き、1つ空いて第7ホールでもボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル-7のまま後半へと繋いだ。
後半に入ってからはいきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもバーディを決め、続く第15、16ホールと連続でボギーを叩いたが、空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返したので、バウンスバック!
続く第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では3打伸ばし、トータル-9としてホールアウトした。
予選ラウンドでの伸ばし様、1日空けて、そこまでではなくても最終日もまた伸ばし、復帰戦で直ぐのベストテン入りは流石ではないか!?
米国男子ツアーの予選会では上手く行かず、シード権の確保とはならなかったが、その悔しさ、久常涼のような若手の活躍による刺激等がエネルギーとなっているのかも知れないなあ。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは284位まで上がっている。
川村や確り伸ばし上げて魅せ
川村や下がっても上げ力魅せ
川村や七位に入り力魅せ
世界ランキング49位のアダム・スコット(オーストラリア、43歳、183㎝、77㎏)、世界ランキング53位のニコライ・ホイガールト(デンマーク、22歳、188㎝、82㎏、ホイガールトツインズ)も共に最終日-3、トータル-9と伸ばし、3位上げて7位タイに入った。
スコットや確り伸ばし上げて魅せ
スコットや決勝で上げ強さ魅せ
スコットや七位に入り強さ魅せ
ニコライや確り伸ばし上げて魅せ
ニコライや下がっても上げ力魅せ
ニコライや七位に入り力魅せ
世界ランキング87位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、22歳、187㎝、ホイガールトツインズ)は最終日+1、トータル-8と少し落とし、7位下がって11位タイとなった。
世界ランキング11位のトミー・フリートウッド(イングランド、33歳、180㎝、76㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、7位下がって14位タイとなった。
世界ランキング117位のアレックス・フィッツパトリック(イングランド、25歳、177㎝、78㎏)は最終日+2、トータル-5と落とし、9位下がって16位タイとなった。
世界ランキング116位のヨースト・ルイテン(オランダ、38歳、178㎝、70㎏)は最終日-4、トータル-4と伸ばし、30位も上げて21位タイに入った。
ルイテンや確り伸ばし上げて魅せ
ルイテンや大きく上げて力魅せ
ルイテンや決勝で上げ力魅せ
世界ランキング79位のトービヨン・オルセン(デンマーク、34歳、175㎝、70㎏)は最終日+3、トータル-4と落とし、14位下がって21位タイとなった。
世界ランキング15位のティレル・ハットン(イングランド、32歳、175㎝、73㎏)は最終日+1、トータル-2と少し落とし、1位下がって31位タイとなった。
世界ランキング32位のライアン・フォックス(ニュージーランド、36歳、178㎝、98㎏)は最終日+2、トータル-2と落とし、12位下がって31位タイとなった。
世界ランキング71位のジョーダン・スミス(イングランド、31歳、178㎝、76㎏)は最終日+2、トータルイーブンと落とし、3位下がって41位タイとなった。
世界ランキング108位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン、37歳、183㎝、79㎏)は最終日-1、トータル+2と少し伸ばし、16位上げて56位タイに入った。
カンピーヨ少し伸ばして上げて魅せ
カンピーヨ下がっても上げ力魅せ
カンピーヨ確り上げて力魅せ
世界ランキング105位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、31歳、183㎝、79㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落としながらも、5位上げて56位タイに入った。
オタエギや落としながらも上げて魅せ
オタエギや最後まで上げ力魅せ
そして世界ランキング9位のブライアン・ハーマン(米国、37歳、170㎝、68㎏)は最終日+4、トータル+6と落とし、3位下がって70位タイとなった。
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残念ながら予選ラウンド終了時にトータル+1で75位タイとなって、残念ながらぎりぎりでCUTの憂き目に遭った星野陸也は、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングが104位まで下がっている。
それから休養日としていた世界ランキング52位で米国男子ツアーを主戦場としている我が国のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)は世界ランキングが53位に下がり、世界ランキングが75位で昨季はDPワールドツアーを主戦場とし、今季は米国男子ツアーを主戦場としている久常涼(21歳、175㎝、75㎏)は世界ランキングが72位まで上がっているから、男子日本人選手のパリ五輪代表に向けての動きもいよいよ活発化し、面白くなって来たか!?