1月18日(木)の22時25分頃から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「レイク・ノナ・ゴルフ&カントリークラブ(6617ヤード、パー72)」において米国女子ツアーの開幕戦、「ヒルトン・グランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その第2日目が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなっており、1ドルを約148円とすれば、これは約2億2200万円となる。
今としてそんなに高くはないが、選ばれし者による大会故出場人数が少なく、予選落ちの無い大会となっているようなので納得出来る。
日本人選手としては世界ランキング17位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング25位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング74位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで今季からこのツアーに主戦場を移した稲見萌寧(24歳、166㎝、58㎏)が出場している。
こう並べてみても、女子日本人選手の中心となる世代をそれぞれ代表する3選手であることに改めて感心させられ、更に応援したくなる。
なおライブ中継に付いては、WOWOWライブで予定されている。
米国の女子のツアーは各世代
代表集い期待膨らみ
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング1位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長く世界ランキング1位に君臨していたリディア・コ(ニュージーランド、26歳、165㎝)、古江彩佳で、トータル-8まで伸ばしている。
リディア・コは2日目1イーグル、3バーディーの-5と大きく伸ばして5位上げて来た。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、2バーディーの-4、トータル-7と確り伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばしている。
リディアコや大きく伸ばし上げて魅せ
リディアコや首位まで上げて強さ魅せ
リディアコや首位まで上がて期待させ
古江彩佳は2日目2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして首位を維持している。
2日目の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでボギーを叩いたが、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータル-6として後半へと繋いだ。
後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、後半では結局2打伸ばし、トータル-8として第3日目へと繋いだ。
前半に崩れ掛けたのでちょっと心配していたが、何とか首位に止まれたのは流石ではないか!?
これは最後まで首位争いを期待したい。
古江彩佳少し伸ばして首位を維持
古江彩佳首位を維持して強さ魅せ
古江彩佳首位を維持して期待させ
3位タイに付けているのは世界ランキング64位のジェマ・ドライブラ(スコットランド、30歳、165㎝)、世界ランキング47位のギャビー・ロペス(メキシコ、30歳、168㎝)で、トータル-6まで伸ばしている。
ジェマ・ドライブラは2日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして10位上げて来た。
2日目はアウトスタートで、トータル-2からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-5と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばしている。
ドライブラ確り伸ばし上げて魅せ
ドライブラ確り上げて力魅せ
ドライブラ三位まで上げ力魅せ
ギャビー・ロペスは2日目3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はアウトスタートでトータル-5からスタートし、前半では2ボギーの+2、トータル-3と落としたが、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-6と伸ばした。
ギャビーロペス伸ばしながらも一位下げ
ギャビーロペス伸ばし足りずに一位下げ
ギャビーロペス三位止まり力魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング13位でかつてはカナダの妖精と呼ばれていたブルック・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)、世界ランキング124位のアレクサ・パノ(米国、19歳、165㎝、50㎏)で、共に2日目5バーディー、3ボギーの-2、トータル-5と伸ばして1位上げて来た。
ブルック・ヘンダーソンは2日目アウトスタートでトータル-3からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-7と確り伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、3ボギーの+2、トータル-5と落としている。
ヘンダーソンじわりと伸ばし上げて魅せ
ヘンダーソン五位まで上げて強さ魅せ
アレクサ・パノは2日アウトスタートで、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり5バーディーの-5、トータル-8と大きく伸ばしたが、後半に入ってからは3ボギーの+3、トータル-5と落としている。
アレクサパノじわりと伸ばし上げて魅せ
アレクサパノスタートダッシュ五位に上げ
アレクサパノ五位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング8位のチャーリー・ハル(イングランド、27歳、168㎝)は2日目-6、トータル-4と大きく伸ばし、21位も上げて7位タイに付けて来た。
チャーリーハル大きく伸ばし上げて魅せ
チャーリーハル大きく上げて強さ魅せ
チャーリーハル七位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング5位のネリー・コルダ(米国、25歳、178㎝)は2日目-3、トータル-4と伸ばし、11位上げて7位タイに付けて来た。
ネリーコルダ確り伸ばし上げて魅せ
ネリーコルダ確り上げて強さ魅せ
ネリーコルダ七位まで上げ強さ魅せ
そして畑岡奈紗は2日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-4と伸ばし、6位上げて7位タイに付けて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-2からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-2と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して2バーディーの-2、トータル-4と伸ばしている。
畑岡奈紗じわりと伸ばし上げて魅せ
畑岡奈紗後半加速強さ魅せ
畑岡奈紗七位まで上げ期待させ
世界ランキング24位でかつてはアマチュア世界ランキング1位に長く君臨していたローズ・チャン(米国、20歳、168㎝、55㎏)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、1位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング18位のリン・グラント(スウェーデン、24歳)は2日目-4、トータル-3と伸ばし、11位上げて13位タイに付けて来た。
リングラント確り伸ばし上げて魅せ
リングラント確り上げて強さ魅せ
リングラント上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング11位のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)は2日目-4、トータル-2まで伸ばし、13位上げて15位タイに付けて来た。
カーパズや確り伸ばし上げて魅せ
カーパズや確り上げて強さ魅せ
カーパズや上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング1位のリリア・ヴ(米国、26歳、165㎝)は2日目-1、トータル-2と少し伸ばし、3位上げて15位タイに付けて来た。
リリアヴや少し伸ばして上げて魅せ
リリアヴや上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング14位のメガン・カン(米国、26歳、155㎝)は2日目イーブン、トータル-2と伸ばせず、2位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング23位で2019年に渋野日向子と全英女子オープンで競り合い、我が国での認知度が一気に高まったアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、9位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング30位のユ・ヘラン(韓国、22歳、175㎝)は2日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、3位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング16位の梁煕英(ヤン・エイミー、韓国、34歳、173㎝)は2日目-1、トータルイーブンと少し伸ばし、1位上げて23位タイに付けて来た。
梁煕英少し伸ばして上げて魅せ
梁煕英少しは上げて意地を魅せ
世界ランキング22位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、29歳、168㎝)は2日目イーブン、トータルイーブンと伸ばせず、1位下がって23位タイとなっている。
世界ランキング2位のイン・ルオニン(中国、21歳)は2日目-2、トータル+1と伸ばし、4位上げて28位タイに付けて来た。
インルオニンじわりと伸ばし上げて魅せ
インルオニン中位まで上げ意地を魅せ
そして稲見萌寧は2日目1バーディー、4ボギーの+3、トータル+6と落とし、2位下がって単独34位となっている。
2日目はインスタート(第10ホールから)で、トータル+3からスタートして、前半では2ボギーの+2、トータル+5と落とし、後半に入ってからも1バーディー、2ボギーの+1、トータル+6と少し落とした。
こてはちょっと苦しい前半戦となったが、それでも大崩れはしていないので、この後の奮起に期待したい。
稲見萌寧じわじわ落としブービーに
後の奮起に期待するかも
稲見萌寧後半奮起期待して