１１月９日(木)の８時１０分頃から山口県にある「周南カントリー倶楽部（６５４３ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「【２０２３】山口周南レディースカップ」が３日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が悪天候の中、サスペンデッドを挟みながら何とか終わっている。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に５０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーでは２０２１年の６月に最終プロテストに合格した９３期生、２０２１年の１１月に最終プロテストに合格した９４期生に続いて、２０２２年の１１月に最終プロテストに合格した９５期生が既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは、ＣＳ放送のスカイＡによって３日間に亘ってたっぷりと予定されている。
ただ、決勝ラウンドが予定されている１１月１１日（土）は、国内女子ツアーのライブ中継が午前中に予定されている関係もあって、１３～１５時半の予定となっている。
国内の下部のツアーも華やかで
新たなスター期待膨らみ
国内の下部のツアーはＣＳで
たっぷり視られ嬉しいのかも
さて、首単独位に立ったのは世界ランキング４６４位で９３期生の注目選手のひとり、このツアーにおいて今季念願の初優勝を果たしたプラチナ世代の橋添穂（ミノリ、２３歳、１５４㎝、５１㎏）で、２日目９バーディーの－９、トータル－９と爆発的に伸ばして３３位も上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータルイーブンからスタートして、前半ではいきなり６バーディーの－６、トータル－６と大きく伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－９と伸ばしている。
おっ、これは２勝目がなるか！？
橋添や爆発魅せて首位に立ち
橋添や大きく上げて首位奪い
橋添や首位を奪って力魅せ
橋添や首位で通過し期待させ
単独２位に付けているのは世界ランキング６０６位で初優勝が待たれる大城さつき（３４歳、１５５㎝、６０㎏）で２日目６バーディー、２ボギーの－４、トータル－８と伸ばして１位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－８と順調に伸ばしている。
大城や確り伸ばし上げて魅せ
大城や二位まで上げて力魅せ
大城や二位で通過し期待させ
３位タイに付けているのは世界ランキング３１６位で黄金世代の注目選手のひとりでこのツアーにおいて通算４勝、国内女子ツアーにおいて通算１勝の実績を持ち、米国女子ツアーへの参戦経験を持つ河本結（２５歳、１６３㎝、５８㎏、国内男子ツアーで活躍する河本力の姉）、世界ランキング１３７３位でこのツアーにおける初優勝が待たれる江澤亜弥（２９歳、１６１㎝、５３㎏）、世界ランキング５４６位で９５期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれる新世紀世代の奥山純菜（２１歳、１５７㎝、５５㎏）で、トータル－５まで伸ばしている。
河本結は２日目４バーディー、１ボギーの－３と伸ばして５位上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－２からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしている。
河本結確り伸ばし上げて魅せ
河本結三位まで上げ強さ魅せ
河本結三位で通過期待させ
江澤亜弥は２日目６バーディー、３ボギーの－３と伸ばして５位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－２からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、２ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしている。
江澤亜弥確り伸ばし上げて魅せ
江澤亜弥三位まで上げ力魅せ
江澤亜弥三位で通過期待させ
奥山純菜は初日５バーディーの－５であった。
２日目はアウトスタートで、トータル－５からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル－５のまま伸ばせず、後半に入ってからも２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－５と伸ばせなかった。
奥山やスコア伸ばせず二位下がり
奥山や三位止まり力魅せ
奥山や三位で通過期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４１４位でこのツアーにおいて昨季念願の初優勝を果たしている新海美優（２７歳、１６２㎝、５８㎏）は２日目－１、トータル－４と少し伸ばして６位タイを維持している。
新海美優少し伸ばして六位維持
新海美優六位維持して力魅せ
新海美優六位で通過力魅せ
世界ランキング３８４位で９５期生をリードするひとり、既にこのツアーにおいて２勝しているＰ.サイパン（本名：パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、１６９㎝、５７㎏）、世界ランキング４００位で国内女子ツアーにおいて通算２勝の実績を持ち、今季このツアーでも初優勝を決めた酒井美紀（３２歳、１６８㎝）は共に２日目イーブン、トータル－４と伸ばせず、３位下がって６位タイとなっている。
世界ランキング１５５位で９５期生を代表し、既にこのツアーにおいて３勝して賞金女王レースのトップを直走るウー・チャイェン（台湾、１９歳、１５５㎝、５２㎏）は２日目＋１、トータル－４と少し落とし、５位下がって６位タイとなっている。
世界ランキング４２７位でこのツアーにおいて１勝、国内女子ツアーにおいて通算２３勝の実績を持ち、米国女子ツアーへの参戦経験も持つ横峯さくら（３７歳、１５５㎝、５１㎏）、世界ランキング５５４位で９５期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれる池ヶ谷瑠菜（２０歳、１５６㎝、６０㎏）は共に２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、６位下がって１４位タイとなっている。
世界ランキング５４１位で狭間世代の注目選手のひとり、このツアーにおいて通算２勝の実績を持つレナゴンこと石川怜奈（２３歳、１６８㎝）は２日目イーブン、トータル－１と維持し、１８位タイを維持している。
石川怜奈スコア維持して順位維持
石川怜奈上位維持して力魅せ
石川怜奈上位で通過力魅せ
世界ランキング３９２位で９５期生をリードするひとり、このツアーにおいて今季念願の初優勝を果たした小林光希（ミツキ、２１歳、１６１㎝）は２日目イーブン、トータルイーブンと維持し、９位上げて２５位タイに付けて来た。
小林やスコア維持して上げて魅せ
小林や上位に迫り強さ魅せ
小林や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング４９８位で９４期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の藤田かれん（２３歳、１６２㎝）は２日目＋１、トータルイーブンと少し落とし、７位下がって２５位タイとなっている。
世界ランキング４５５位で今季このツアーにおける念願の初優勝を果たしたベテランの下川めぐみ（４０歳、１６０㎝、５６㎏）は２日目－１、トータル＋１と少し伸ばし、２３位も上げて３２位タイに付けて来た。
下川や少し伸ばして上げて魅せ
下川や大きく上げて力魅せ
下川や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング５０８位で初優勝が待たれる権藤加恋（２８歳、１６３㎝、５８㎏）は２日目＋２、トータル＋１と落とし、１４位下がって３２位タイとなっている。
世界ランキング５５７位でこのツアーにおいて通算２勝の実績を持つ高木萌衣(メイ、２６歳、１６４㎝、５４㎏)は２日目＋３、トータル＋１と落とし２４位も下がって３２位タイとなっている。
世界ランキング３７４位で先週このツアーにおける念願の初優勝を果たしたイタリア系のスタイヤーノ梨々菜(２６歳、１５６㎝、５６㎏)は２日目イーブン、トータル＋２と維持し、１６位上げて３９位タイに付けて来た。
スタイヤーノスコア維持して上げて魅せ
スタイヤーノ確り上げて強さ魅せ
スタイヤーノ中位で通過意地を魅せ
世界ランキング４０７位でこのツアーにおいて通算１勝の実績を持つ林菜乃子（２６歳、１５４㎝、５１㎏）は２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも、４位上げて３９位タイに付けて来た。
林菜乃子落としながらも上げて魅せ
林菜乃子中位で通過意地を魅せ
世界ランキング５２３位で９４期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれる成澤祐美(２５歳、１６０㎝、５６㎏)は２日目＋３、トータル＋２と落とし、５位下がって３９位タイとなっている。
世界ランキング３１７位で９５期生をリードするひとり、このツアーにおいて２週連続で優勝して通算２勝となっている新世紀世代の大須賀望（２１歳、１４６㎝、５２㎏）は２日目－１、トータル＋３と少し伸ばし、３４位も上げて４４位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
大須賀や少し伸ばして上げて魅せ
大須賀や大きく上げて強さ魅せ
大須賀や何とか通過意地を魅せ
そして世界ランキング３７３位でこのツアーにおいて今季久し振りの２勝目を上げた鬼頭さくら（２８歳、１６２㎝、５３㎏）は２日目＋３、トータル＋３と落とし、１０位下がって４４位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に４４位タイまでに入っていた５５名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング４６９位で初優勝が待たれる辻梨恵（２９歳、１６９㎝、６４㎏）はトータル＋５で６２位タイ、世界ランキング３４９位で今季このツアーにおいて久し振りの２勝目を上げた沖せいら（３１歳、１６１㎝）、世界ランキング４８５位で初優勝が待たれる竹内美雪（２７歳、１６０㎝、５８㎏）はともにトータル＋６で６７位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
そして世界ランキング５１４位で国内女子ツアーにおいて通算７勝の実績を持つベテランの吉田弓美子（３６歳、１６４㎝、６５㎏）は残念ながら途中棄権している。
