4月27日(木)の21時45分頃から時差-15時間のメキシコ・ハリスコ州にある「ビダンタ・バジャルタ(7456ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「メキシコ・オープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は770万ドルで、優勝賞金は昨年実績が131.4万ドルであったから、1ドルを約136.24円とすれば、それぞれ約10億4900万円、約1億7900万円となる。
日本人選手としては世界ランキング322位でこのツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場しており、2日目に1イーグル、5バーディーの-7と爆発的に伸ばし、ちょっと余裕を持って予選通過している。
以前は予選通過も叶わない感じであったが、この頃はじわじわ力が上がって来ているようで、少し期待が膨らみつつあり、今回もその期待に応えてくれた!?
小平やじわじわ力付けて来て
予選通過は余裕なのかも
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なお、ライブ中継であるが、全国的に視られるテレビ放送としてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って予定され、後半2日間に付いては無料で視ることが出来るBS放送のBS Japanextでも予定されている。
インターネットの動画配信サイト、U-NEXTでは4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング16位のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)で、3日目7バーディー、1ボギーの-6、トータル-19と大きく伸ばしている。
3日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-13からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディー、1ボギーの-4、トータル-19と確り伸ばした。
トニーフィナウ大きく伸ばし首位を維持
トニーフィナウ後半加速首位を維持
トニーフィナウ首位を維持して強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング1位で米国および欧州で活躍しているジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング283位で新鋭のアクシャイ・バティア(米国、21歳、185㎝、59㎏)で、トータル-17まで伸ばしている。
ジョン・ラームは3日目10バーディーの-10と爆発的に伸ばして10位上げて来た。
3日目はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半ではいきなり6バーディーの-6、トータル-13と大きく伸ばし、後半に入ってからも、4バーディーの-4、トータル-17と確り伸ばしている。
おっ、これは怖い選手が怖い迫り方をして来た!?
ジョンラーム爆発魅せて二位に上げ
ジョンラーム二位まで上げて強さ魅せ
ジョンラーム首位に迫って怖がらせ
アクシャイ・バティアは3日目1イーグル、8バーディー、2ボギーの-8と爆発的に伸ばして2位上げて来た。
3日目はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからは加速して1イーグル、4バーディーの-6、トータル-17と大きく伸ばしている。
アクシャイ爆発魅せて二位に上げ
アクシャイや連日上げて力魅せ
アクシャイや二位まで上げて期待させ
単独4位に付けているのは世界ランキング102位のブランドン・ウ(米国、26歳、183㎝、77㎏)で、3日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と伸ばしながらも2位下がっている。
3日目はアウトスタートでトータル-12からスタートし、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と伸ばして、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-16と順調に伸ばしている。
ブランドンウ伸ばしながらも二位下がり
ブランドンウ伸ばし足りずに二位下がり
ブランドンウ四位止まり力魅せ
単独5位に付けているのは世界ランキング131位のウィル・ゴードン(米国、26歳、191㎝、93㎏)で、3日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばしながらも1位下がっている。
3日目はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-13と順調に伸ばしている。
ウィルゴードン伸ばしながらも一位下げ
ウィルゴードン伸ばし足りずに一位下げ
ウィルゴードン五位に止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング68位のアンドリュー・パットナム(米国、34歳、185㎝、77㎏)は3日目-2、トータル-11と伸ばしながらも、3位下がって7位タイとなっている。
パットナム伸ばしながらも三位下げ
パットナム伸ばし足りずに三位下げ
パットナム七位止まり力魅せ
世界ランキング130位のエリック・ファンローエン(南アフリカ、33歳、191㎝、88㎏)は3日目+1、トータル-11と少し落とし5位下がって7位タイとなっている、
世界ランキング92位のエミリアノ・グリジョ(アルゼンチン、30歳、175㎝、79㎏)は3日目-4、トータル-10と伸ばし、9位上げて10位タイに付けて来た。
エミリアノ確り伸ばし上げて魅せ
エミリアノ連日上げて力魅せ
エミリアノ十位まで上げ力魅せ
世界ランキング80位のゲーリー・ウッドランド(米国、38歳、185㎝、88㎏)は3日目-5、トータル-7と大きく伸ばし、39位も上げて23位タイに付けて来た。
ウッドランド大きく伸ばし上げて魅せ
ウッドランド下がっても上げ力魅せ
ウッドランド上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング133位のフランチェスコ・モリナリ(イタリア、40歳、173㎝、73㎏)は3日目-3、トータル-7と伸ばし、9位上げて23位タイに付けて来た。
モリナリや確り伸ばし上げて魅せ
モリナリや下がっても上げ力魅せ
モリナリや上位に迫り意地を魅せ
そして小平智は3日目5バーディー、3ボギーの-2、トータル-5と伸ばしながらも、1位下がって46位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり第10ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディーを決めて取り返し、続く第15ホールでまたボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局維持し、トータル-3のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってからもいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第3ホールでバーディーを決めて取り返し、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6、7ホールと連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-5として最終日へと繋いでいる。
崩れそうになっても、そのまま崩れて行かず、更に伸ばしているところが流石ではないか!?
小平や伸ばしながらも一位下げ
小平や伸ばし足りずに一位下げ
小平や大崩れせず力魅せ
世界ランキング122位のニコライ・ホイガールト(デンマーク、22歳、188㎝、82㎏)は3日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、14位下がって46位タイとなっている。
ニコライヤ伸ばしながらも大分下げ
ニコライや伸ばし足りずに大分下げ
最後奮闘期待するかも
世界ランキング81位のワインドハム・クラーク(米国、29歳、183㎝、78㎏)は3日目-2、トータル-4と伸ばし、12位上げて50位タイに付けて来た。
クラークや確り上げて力魅せ
クラークや連日上げて力魅せ
クラークや最後のアップ期待させ
世界ランキング143位のアン・ビョンフン(韓国、31歳、188㎝、109㎏)は3日目+2、トータル-1と落とし、21位も下がって66位タイとなっている。
世界ランキング82位のマーベリック・マクネリ(米国、27歳、185㎝、77㎏)は3日目+3、トータル+1と落とし、9位下がって71位タイとなっている。
そして、世界ランキング132位のリー・ホッジス(27歳、183㎝、85㎏)は3日目+8、トータル+6と大きく落とし、最下位の単独73位となっている。