sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動・・・R5.4.11②

 今週は近所の学校において新年度の授業が始まったようで、平日の昼間はあまり子どもを見掛けないようになった。

 

 それに伴って、大人の姿も減った。

 

 都会と違って、曜日に関係なく人が多いと言うことはないからね。

 

 天気の方は多少不安定なところもあるものの、暑くもなく、寒くもなく、ゴルフ、野球等のプロスポーツが益々盛んになって来た。

 

 そんな中、先週は女子プロゴルフのツアーも男子と同様に何だか少なく、やはりマスターズに気が向くようになっていたのであろうか!?

 

 それはまあともかく、先ずは国内から見ておくと、4月6日(木)の朝から茨城県にある「美浦ゴルフ倶楽部(6527ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの最終プロテスト合格を目指す選手達に向けたマイナビネクストヒロインツアーの開幕戦、「マイナビカップ」が2日間の日程で開催された。

 

 これは世界ランキングの変動には関係しないが、一応触れておく。

 

 公式サイトによると賞金総額は300万円、優勝賞金は100万円となっており、賞金総額の高い2日間競技のひとつであった。

 

 今年は2日間競技がファイナルを入れて5試合もあり、ファイナルを入れて全15試合と試合数も増えている。

 

 なおライブ中継に付いては、インターネット動画配信サイトのALBATV(旧ゴルフネットTV)で無料配信されていた。

 

 首位タイに入ってプレーオフの5ホール目を制して見事優勝したのはプラチナ世代の政田夢乃(22歳、154㎝)で、トータル+5まで落とした。

 

 ライブを視ていた感じでは、強風の中、皆バタバタと落としており、如何に少なめに落とすかと言う過酷な大会になっていたようである。

 

        政田夢乃風にもめげず耐えに耐え

        プレーオフ勝ち力魅すかも

 

 プレーオフに負けた結果、2位タイとなったのはプラチナ世代山本彩乃(22歳、158㎝)、林亜莉奈(20歳、165㎝)で、トータル+5まで落とした。

 

 単独4位に入ったのは池羽(イケバ)陽向(ヒナタ、20歳、152㎝)で、トータル+6と落とした。

 

 また、4月6日(木)の朝から滋賀県にある「琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・琵琶湖コース(6408ヤード、パー72)」において国内女子ツアー下部のステップアップツアー、「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」が3日間の日程で開催されたが、第2日目が悪天候の所為で中止となり、2日間競技に短縮された。

 

 公式サイトによると賞金総額は3000万円、優勝賞金は540万円で、予選ラウンド終了時に57位タイまでに入っていた64名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 賞金ランキングへの加算額は75%となるそうな。

 

 なおライブ中継に付いてはCS放送のスカイAで2日間に亘ってたっぷりと放送された。

 

 さて単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング796位の北村響(ヒビキ、27歳、164㎝、60㎏)で、トータル-5と伸ばしてた。

 

 なおこれが9年振りのこのツアー2勝目となり、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは533位まで上がっている。

 

        北村や苦節九年耐えに耐え

        遂に復活流石なのかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング674位のスタイヤーノ梨々菜(25歳、156㎝、56㎏)、世界ランキング1038位で狭間世代の飛ばし屋、河野(コウノ)杏奈(23歳、162㎝、68㎏)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはスタイヤーノ梨々菜が571位まで上がり、河野杏奈が740位まで上がっている。 

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング379位の沖せいら(30歳、161㎝)で、トータル-1と少し伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは367位まで上がっている。

 

 また、4月8日(土)の7時20分頃から兵庫県にある「花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6435ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「富士フィルムスタジオアリス女子オープン」が2日間の日程で開催された。

 

 予定では3日間競技として4月7日(金)の朝から開催されるはずであったが、悪天候の所為で2日間の短縮競技となった。

 

 したがって、公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっていたところ、予選ラウンドが初日のみに短縮され、その終了時点に48位タイまでに入っていた63名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 賞金ランキングへの加算は75%になるそうな。

 

 なおライブ中継に付いては、テレビでは元々日本テレビ系列の地上波、CS放送等で少し予定されていたぐらいであるが、最終日までたっぷり視たい向きにはインターネットの動画配信サイト、DAZNかU-NEXTで2日間に亘って配信されていた。

 

 さて、単独首位を維持して見事完全優勝したのは世界ランキング24位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年このツアーの年間女王に輝いた山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なお、これがこのツアーで今年初優勝であるが、通算では7勝目となり、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは21位まで上がっている。

 

        山下や悪天候に負けないで

        見事完全勝利なのかも

     

 2位タイに入ったのは世界ランキング90位で93期生を代表し、ステップアップツアーで逸早く優勝して、このツアーでも既に2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング190位で93期生、プラチナ世代の阿部未悠(22歳、155㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは岩井千怜が78位まで上がり、阿部未悠が147位まで上がっている。

      

 単独4位に入ったのは世界ランキング376位の仲宗根澄香(31歳、160㎝、58㎏)で、トータル-7と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは290位まで上がっている。

 

 次に海外ツアーに目を向けると、4月6日(木)の7時頃から韓国の済州島にある「ロッテ・スカイヒル済州CC(6395ヤード、パー72)」においてKLPGAツアー(韓国女子ツアー)の開幕戦、「ロッテ・レンタカー・レディースオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は8億ウォンとなっており、1ウォンを約0.101円とすれば、約8080万円となる。

 

 このツアーは国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は32試合が予定され、賞金総額は311億ウォン、したがって約31億4000万円となっている。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング48位のイ・エウォン(韓国、20歳、163㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは39位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング63位のパク・ジヨン(韓国、27歳、166㎝)、世界ランキング182位のチョン・イェソン(韓国、22歳、160㎝)でトータル-3まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはパク・ジヨンが57位まで上がり、チョン・イェソンが153位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング77位のイ・ソヨン(韓国、25歳、166㎝)、世界ランキング193位で少し前まで国内女子ツアーでも活躍していたアン・ソンジュ(韓国、35歳、160㎝)で、トータル-1まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはイ・ソヨンが72位まで上がり、アン・ソンジュが163位まで上がっている。

 

 それから、米国女子ツアーとその下部のエプソンツアー、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアーに付いてはオープンウイークであった。

 

 次に女子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  13位  ー   畑岡奈紗(24歳、158㎝) 

  18位 ↑ 1 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  21位 ↑ 3 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  31位 ↓ 1 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  36位 ↑ 1 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  38位  ー   渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  43位 ↓ 2 稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)

  44位 ↓ 1 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)

  48位 ↓ 1 西村優菜(22歳、150㎝未満 50㎏)     

  51位  ー   勝みなみ (24歳、157㎝、57㎏)  

  69位  ー   上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  70位  ー   吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)

  73位 ↓ 1 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)  

  78位 ↑12 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生) 

  84位  ー   藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)

  89位 ↓ 2 菅沼菜々(23歳、158㎝) 

  95位  ー   青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)

  99位 ↑ 5 高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)

 102位 ↓ 2 堀琴音(27歳、165㎝、56kg)  

 105位  ー   菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏) 

 

  先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーとしては国内女子ツアーとステップアップツアーぐらいであったが、結構大きな変動が見られたので、1200位までの範囲で100位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 上記のようにステップアップツアーで久々に優勝して感涙に頬を濡らしていた北村響(27歳、164㎝、60㎏)は263位上がって533位に、国内女子ツアーで奮闘した95期生の鶴瀬華月(20歳、167㎝、59㎏)は291位上がって555位に、スタイヤーノ梨々菜(25歳、156㎝、56㎏)は103位上がって571位に、狭間世代で飛ばし屋の河野杏奈(23歳、162㎝、68㎏)は298位上がって740位に、95期生で新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)は308位上がって942位になっている。

 

 また、95期生の藤井美羽(ミウ、18歳、155㎝、52㎏)は127位上がって1030位に、高橋恵(26歳、172㎝、60㎏)は503位上がって1033位に、宮崎乙美(ツグミ、27歳、158㎝)は122位上がって1042位に、表純子(49歳、159㎝、65㎏)は112位上がって1097位に、土田沙弥香(28歳、158㎝)は130位上がって1140位になっている。

 

 それから今週は国内女子ツアーおよびステップアップツアー、韓国女子ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアー、米国女子ツアーが開催される予定で、欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアー、エプソンツアーはオープンウイークとなっている。