1月の後半辺りは未曽有の大寒波に覆われ、それから寒い日が続いているかと思っていたら、ここのところ気温が上がり、曇り加減の日が続いている。
もっともそれは私の住んでいる奈良県辺りのことであって、我が国は狭くても長く、最低気温が-10℃以下のまだまだ極寒のところもあれば、最高気温が25℃近くある温暖なところもある。
世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。
北半球においても、我が国と季節が同じであっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。
そんな中、国外では開催される予定のゴルフツアーが次第に増えて来て、今週も幾つかの男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
そこにエントリーしている日本人選手も増えて来たので、今週も楽しみに待ちたい。
先ず男子の方では2月9日(木)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「13thビーチ・ゴルフリンクス(ビーチコース、クリークコース)」においてオーストラリア男子ツアー、「Vic Open」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は42万ドルとなっており、1(オーストラリア)ドルを約91.25円とすると、約3833万円となる。
詳しいニュースは出ていないが、公式サイトによると女子の方も同時期に同じ会場で開催される予定となっている。
また2月9日(木)の8時35分頃から時差-1時間のシンガポールにある「ラグーナ・ナショナル・ゴルフ・リゾート・クラブ(7420ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「シンガポール・クラシック」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約130.8円とすれば、これは約2億6160万円となる。
日本人選手としては世界ランキング114位で飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング287位で元アマチュア世界ランキング1位まで上り詰めてプロに転向した大学生の蝉川泰果(タイガ、東北福祉大4年、22歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング289位で旅人ゴルファーと呼ばれ、このツアーを主戦場とする川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場する予定である。
なお、世界ランキング227位で先週待機組から出場していた岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、85㎏)は今週も現地で待機中である。
欧州のツアー日本の選手増え
応援し甲斐感じるのかも
また、2月9日(木)の午後から時差-5時間のオマーンにある「アル・ムージG(7045ヤード、パー72)」において、アジアンツアー、「インターナショナルシリーズ・オマーン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルで、これは約2億6160万円となっている。
高額賞金大会であるリブゴルフとの関係が深いアジアンツアーの賞金額が全体上がっており、フィールドも厚くなっているので、見逃せないことが多くなっている。
日本人選手としては世界ランキング78位で確り鍛え上げて海外のツアーでも好いところを見せている比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング125位で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング137位の堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)、世界ランキング156位で海外ツアーでの本格参戦を目指している大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)、世界ランキング169位の金谷拓実(タクミ、24歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング187位で海外ツアーへの本格参戦を目指す木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング210位で海外の試合でも好結果出している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング219位の岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)、世界ランキング211位で海外の試合に積極的に出場している香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)、世界ランキング230位で選手会長の谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)が出場する予定である。
この中にはリブゴルフの出場によって他のツアーには出難くなっている選手もおり、先週に引き続いて賑やかな陣容となっている。
アジアンのツアー日本の選手等が
大勢集い面白いかも
また2月9日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある3つのコースを使って南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「ディメンション・データ・プロアマ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトでは賞金総額は730万ランドとなっており、1ランドを約7.45円とすると、これは約5440万円となる。
また、2月9日(木)の深夜から時差-16時間の米国・アリゾナ州にある「TPCスコッツデール・スタジアムコース(7261ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの高額賞金が掛かる人気の大会、「WMフェニックス・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなっており、これはなんと約26億1600万円にもなる。
或る記事によると優勝賞金に付いては360万ドルとなり、これは約4億7100万円にもなる。
日本人選手としては世界ランキング20位でこの大会に強いところを見せて来た自他共に日本のエースと認める松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場する予定である。
それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトUーNEXTとCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送される予定で、後半2日間はBS放送のJapanextが加わる予定である。
なお、国内男子ツアーはまだシーズンオフとなっている。
それから女子の方であるが、上記のように2月9日(木)の朝から同時期、同会場においてオーストラリア女子ツアー、「Vic Open」の開催も予定されている。
公式サイトによると賞金総額は男子と同額の42万ドル(約3833万円)となっている。
日本人選手としては世界ランキング207位の金澤志奈(27歳、164㎝、53㎏)、世界ランキング464位で黄金世代の高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング804位で黄金世代の杉原彩花(24歳、174㎝)が出場する予定である。
また、2月9日(木)の午後から時差-8時間のモロッコにある「ロイヤル・ゴルフ(ブルーコース)」において欧州女子ツアー、「Lalla Meryem Cup」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は45万ユーロとなっており、1ユーロを約140.8円とすると、これは約6336万円となる。
日本人選手としては先週の活躍によって世界ランキングが731位まで上がった欧州女子ツアーの予選会に合格して出場権を得た識西諭里(オニシ・ユリ、25歳、166㎝)が出場する予定である。
それから世界ランキング214位で日系のモモカ・コボリ(ニュージーランド、23歳、160㎝)が出場する予定なのも楽しみである。
なお国内女子ツアー、韓国女子ツアーはまだシーズンオフで、米国女子ツアーはオープンウイークとなっている。