11月となり、一気に年末が近付いている気がして来た。
後週間もすれば立冬(11月7日)で、道理で寒いはずだ。
私が住む奈良県の北部でも最高気温が20℃前後で、最低気温が10℃を切る日もあり、ちょっと油断すると風邪を引きそうなほどである。
今日は生憎の天気であるが、明日から週末までは穏やかな天気が続きそうで、好かった、好かった。ホッ。
そんな中、今週も開催が予定されているゴルフツアーが幾つかあり、日本人選手が出場する予定の試合もあるので、結構楽しみである。
今回は女子ツアーに付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内で開催されるツアーから見て行くと、11月3日(木)の朝から滋賀県にある「瀬田ゴルフコース北コース(6616ヤード、パー72)」において、日米両ツアーの選手が出場する全米女子プロゴルフ協会公式戦、「TOTOジャパンクラシック」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドル、優勝賞金は30万ドルとなっており、1ドルを約148.4円とすると、それぞれ2億9700万円、約4450万円となる。
また、出場選手は78名で、予選落ちが無い大会となっている。
日本人選手としては世界ランキング9位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める米国女子ツアー主要メンバーの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、米国女子ツアーのツアールーキーながら既に優勝している安定が売りの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング30位で新世紀世代を代表し、昨年の全米女子オープンで優勝した飛ばし屋で爆発力が売りの笹生優花(21歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング38位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝して今年も3位に入ったムードメーカーの渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)が米国女子ツアー側として出場し、期待が膨らむ。
国内女子ツアーを主戦場とする日本人選手としては世界ランキング24位で新世紀世代の国内組を代表し、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たして瞬く間に5勝まで伸ばした西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング29位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)、世界ランキング47位でプラチナ世代の国内組を代表し、米国女子ツアー本格参戦を目指している西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング31位で新世紀世代をリードするひとり、同世代の活躍に刺激を受けてから好調を維持している山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング59位で黄金世代をリードし、米国女子ツアー本格参戦を目指している飛ばし屋の勝みなみ(24歳、157㎝)等が気になる。
また、米国女子ツアー側の外国人選手としては遂に世界ランキング1位に上り詰めた天才少女、ツアールーキーながら既に2勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、19歳、162㎝)、世界ランキング5位で割と日本人選手との親交があるミンジー・リー(オーストラリア、26歳、165㎝)、世界ランキング19位で高位安定が売りのツアールーキー、チェ・ヘジン(韓国、23歳、167㎝)等が出場予定で、結構楽しみにしている。
なおライブ中継としては、公式サイトによると、テレビで全国的に視られるものとしてはCS放送のゴルフネットワークが午前、CS放送のGAORAが午後の放送を担当し、土日の午後には地上波のTBS系列で放送される予定となっている。
また、インターネットでは午後に無料配信される予定となっている。
なお、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、レベル的には更に下位で25歳以下のプロテスト合格を目指している選手対象のマイナビネクストヒロインゴルフツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外で開催されるツアーの方に目を移すと、11月3日(木)の朝から韓国・済州特別自治道(済州島)にある「エリシアン済州カントリークラブ(6711ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)、「S-OILチャンピオンシップ」が4日間に日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は8億ウォンとなっており、1ウォンを約0.104円とすると、約8320万円となっている。
このツアーは今年33大会開催される予定で、賞金総額305億ウォンと発表されており、約31億7000万円となるから、国内女子ツアーの38試合、42億9600万円に迫る規模となっている。
会場は国内女子ツアーに比べて長い場合も多く、実力的には世界レベルの大型選手も次々と出現しているので、米国女子ツアーとの距離が近く、ポイント配分も高いのかも知れない。
この大会で活躍した選手の世界ランキングの動きが大きく、国内女子ツアーにとっても無視出来ないツアーとなっている。
韓国の女子のツアーは米国に
結構近いレベルなのかも
それから今週は、米国女子ツアーの下部ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアーがシーズンオフに入っており、欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)が残念ながらオープンウイークとなっている。