1月26日(木)の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦にある「エミレーツGC(7428ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、ロレックスシリーズの「オメガ・ドバイデザートクラシック」が4日間の日程で開催されていたが、大雨の影響もあって5日間に延び、その最終日(最終ラウンド)が終わった。
公式サイトによると、賞金総額は900万ドルで、今回も米国男子ツアーより高額となっており、1ドルを約130.05円とすると、約11億7000万円となる。
また、優勝賞金は140万7598ユーロとなり、1ユーロを約141.8円とすると約1億9960万円となる。
日本人選手としては世界ランキング276位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場していたが、第2ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンド終了時点でトータル-1と少し伸ばしていたが、88位タイで残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
全体では65位タイまでに入った87名が決勝ラウンドへと駒を進めている。
この大会では第3ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第1ラウンドでもCUTが行われ、ここを通過出来たのは74位タイまでに入っていた82名であった。
つまり新たに5名がカットの憂き目に遭っている。
また、川村昌弘がゴルフ&旅行に付いて綴った人気のコラム、「いま僕はココにいます」に付いては「Vol.159 アラブ首長国連邦編」に更新されていた。
交友関係、道路事情、車両事情、ゴルフ場の様子等に付いて綴られており、興味深い内容になっていた。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング1位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-19と伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-15からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-16と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディー、1ボギーの-3、トータル-19と確り伸ばして強いところを見せている。
なお、これがDPワールドツアー(旧欧州男子ツアーを含む)で通算15勝目とのことで、この試合の結果、世界ランキングは1位を維持した。
マキロイや確り伸ばし首位を維持
マキロイや後半加速強さ魅せ
マキロイや首位を維持して勝って魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング90位のパトリック・リード(米国、32歳、183㎝、91㎏)で、最終日1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7、トータル-18と爆発的に伸ばして2位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4、トータル-18と順調に伸ばしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは57位まで上がった。
元々もっと高かったが、高額賞金大会のリブゴルフに活動拠点を移した所為で下がっていた。
パトリック爆発魅せて二位となり
パトリック首位と競り合い二位となり
二位となり強さを魅せたリードかな
単独3位に入ったのは世界ランキング67位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、27歳、188㎝、78㎏)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-16と大きく伸ばして8位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-10からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と確り伸ばしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは53位まで上がった。
ハーバート大きく伸ばし上げて魅せ
ハーバート最後は上げて三位入り
ハーバート三位に入り強さ魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング100位のカルム・シンクウィン(イングランド、29歳、180㎝、82㎏)で、最終日6バーディー、3ボギーの-3、トータル-15と伸ばしながらも2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートし、前半では1バーディー、3ボギーの+2、トータル-10と落としたが、後半に入ってからは加速して、5バーディーの-5、トータル-15と大きく伸ばしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは83位まで上がった。
シンクゥイン伸ばしながらも二位下がり
シンクゥイン伸ばし足りずに二位下がり
シンクゥイン四位に入り強さ魅せ
単独5位に入ったのは世界ランキング233位のジュリアン・ブルン(フランス、30歳、188㎝、86㎏)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-14と伸ばして6位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-10からスタートし、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-10と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-14と確り伸ばしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは188位まで上がっている。
上げ続け五位に入ったブルンかな
上げ続け力を魅せたブルンかな
五位となり力を魅せたブルンかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング39位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、31歳、196㎝、85㎏)は最終日-3、トータル-13と伸ばし、5位上げて6位タイに入った。
ピーターズ確り伸ばし上げて魅せ
ピーターズ最後は上げて強さ魅せ
ピーターズ六位に入り強さ魅せ
世界ランキング165位のイアン・ポールター(イングランド、47歳、185㎝、86㎏)は最終日-2、トータル-13と伸ばしながらも2位下がって6位タイとなった。
ポールター伸ばしながらも二位下がり
ポールター伸ばし足りずに二位下がり
ポールター六位に入り力魅せ
世界ランキング94位のリチャード・ブランド(イングランド、49歳、185㎝、89㎏)、世界ランキング315位のアンヘル・イダルゴ(スペイン、24歳)は共に最終日-1、トータル-12と少し伸ばしながらも、4位下がって8位タイとなった。
ブランドや伸ばしながらも四位下げ
ブランドや伸ばし足りずに四位下げ
ブランドや八位に入り強さ魅せ
イダルゴや伸ばしながらも四位下げ
イダルゴや伸ばし足りずに四位下げ
イダルゴや八位に入り力魅せ
世界ランキング50位のミンウー・リー(オーストラリア、24歳、183㎝、75㎏、米国女子ツアーの主要メンバーであるミニジー・リーの弟)は最終日-4、トータル-11と伸ばし、17位上げて13位タイに入った。
ミンウーリー確り伸ばし上げて魅せ
ミンウーリー最後は上げて強さ魅せ
ミンウーリー上位に入り強さ魅せ
世界ランキング87位のアドリア・アルナウス(スペイン、28歳、185㎝)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、9位下がって13位タイとなった。
世界ランキング85位のジョルダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、76㎏)は最終日-5、トータル-9と大きく伸ばし、33位も上げて20位タイに入った。
ジョルダンや大きく伸ばし上げて魅せ
ジョルダンや最後まで上げ強さ魅せ
ジョルダンや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング30位のライアン・フォックス(ニュージーランド、36歳、178㎝、98㎏)は最終日+1、トータル-9と少し落とし、9位下がって20位タイとなった。
世界ランキング76位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、30歳、183㎝、79㎏)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばし、2位上げて28位タイに入った。
オタエギや少し伸ばして上げて魅せ
オタエギや最後は上げて強さ魅せ
オタエギや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング82位のパブロ・ララサバル(スペイン、39歳、178㎝、75㎏)は最終日+1、トータル-8と少し落とし、9位下がって8位タイとなった。
世界ランキング63位のビクトル・ペレス(フランス、30歳、196㎝)は最終日+3、トータル-8と落とし、24位も下がって28位タイとなった。
世界ランキング26位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)は最終日-5、トータル-7と大きく伸ばし、36位も上げて37位に入った。
ハットンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハットンや大きく上げて強さ魅せ
ハットンや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング77位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)は最終日+1、トータル-7と少し落とし、13位下がって38位タイとなった。
そして、世界ランキング24位のトミー・フリートウッド(イングランド、32歳、180㎝、76㎏)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、21位も下がって59位タイとなった。