sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R5.1.31①

 国内では先々週後半ぐらいから未曽有の大寒波に覆われ、今日辺りまではまだその影響が残って私が住む生駒地域でも日陰になるところでは薄く雪が積もっており、ゴルフツアーどころではないのであろうが、明日には一挙に3月のような陽気がやって来るらしい。

 

 それに、世界は広いから色々な場所がある。

 

 北半球でも我が国と季節が同じであっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。

 

 そんなわけでちらほらと開催されているところもあり、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうなプロツアーとしては米国男子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、それから殆んど記事には出て来ないが、オーストラリアの男女ツアーがあった。

 

 先ず男子の方では1月26日(木)の2時頃から時差-17時間の米国・カルフォルニア州にある「トリーパインズCC・①サウスコース(7765ヤード、パー72)、②ノースコース(7258ヤード、パー72)」の2つのコースを使って、米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は870万ドルとなっており、1ドルを約130.3円とすると約11億3400万円となった。

 

 また、日程が通例と違って現地の水曜日開催になっていたのは、日曜日にNFLアメリカンフットボールのプロリーグ、ナショナル・フットボール・リーグ)のプレーオフが開催される予定になっていたからだと言う。

 

 そして、優勝賞金は156.6万ドルとなったから、約2億400万円と高額であった。

 

 見事逆転優勝したのは世界ランキング16位(先週時点。以下特に断らない限り同様)のマックス・ホーマ(米国、32歳、185㎝、82㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 途中でインタビューに応えながらのプレイに余裕を感じ、それでも勝ってしまうのであるから、流石ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは13位まで上がっている。

 

        逆転で勝ち強さ魅すホーマかな

 

        余裕持ち勝ち強さ魅すホーマかな

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング25位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは21位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング8位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは7位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)、世界ランキング41位のサヒト・テガラ(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング283位のサム・ライデル(米国、33歳、188㎝、79㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングはイム・ソンジェが18位まで上がり、サヒト・テガラが34位まで上がり、サム・ライデルが204位まで上がっている。

 

 日本人選手としては4人出場して、世界ランキング20位で自他共に日本のエースと認める松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)はトータル-7まで伸ばして9位タイに入った。

 

 前の試合では首、背中等の痛みが出て心配されたが、風邪の影響もありながらのベストテン入りは流石ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは20位を維持している。

 

        松山や風邪や強風耐えながら

        十位に入り流石なのかも

 

 世界ランキング288位でアマチュア世界ランキング1位まで上り詰めた大学生プロの蝉川泰果(タイガ、東北福祉大4年、22歳、175㎝、77㎏)は予選通過は果たしたものの、トータル+7まで落として67位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは285位まで上がっている。

 

 それだけレベルの高い試合と言うことであろう。

 

 世界ランキング306位で米国男子ツアーのシード権を失って復活を目指している小平智(33歳、173㎝、68㎏)で、トータル+4まで落として53位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは303位まで上がっている。

 

 そして、世界ランキング307位でアマチュア世界ランキング1位まで上り詰めた大学生プロの中島啓太(日体大4年、22歳、177㎝、75㎏)は予選ラウンド終了時に+3まで落として99位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは312位まで下がっている。

 

 また、1月26日(木)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「Rosebud Country Club」においてオーストラリア男子ツアー、「TPSビクトリア」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1(オーストラリア)ドルを約91.35円とすると、約2284万円となっていた。

 

 詳しいニュースは出ていなかったが、公式サイトによると女子の方も同時期に同じ会場で開催された。

 

 日本人選手としては確か、世界ランキング447位で黄金世代の高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング800位で黄金世代の杉原彩花(24歳、174㎝)が出場したはずで、今週の世界ランキングは高木優奈が453位まで下がり、杉原彩花が802位まで下がっていた。

 

 また、1月26日(木)の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦にある「エミレーツGC(7428ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、ロレックスシリーズの「オメガ・ドバイデザートクラシック」が4日間の日程で開催される予定であったが、前日の大雨の影響もあって大幅に遅れながら進行し、前半2日間に予定されていた予選ラウンドが3日間に亘って行われて、終わったのは月曜日となった。

 

 公式サイトによると、賞金総額は900万ドルで、先週も米国男子ツアーにより高額となっており、これは約11億7300万円となった。

 

 そして優勝賞金は140.7598万ユーロとなり、1ユーロを約140.94円とすると、約1億9838万円となった。

 

 単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング1位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なお、これがDPワールドツアー(欧州男子ツアーの時期も含めて)で通算15勝となり、この試合の結果、世界ランキングは1位を維持している。

 

 米国男子ツアーでも通算18勝であるから、堂々たる世界ランキング1位ではないか!?

 

        マキロイや首位を維持して勝って魅せ

        欧米併せ凄過ぎるかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング90位のパトリック・リード(米国、32歳、183㎝、91㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは53位まで上がっている。

 

 元々90位まで下がる選手では無いように思えるが、リブゴルフへの参加等、色々あり、この順位となっていた。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング67位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、27歳、188㎝、78㎏)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは53位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング100位のカルム・シンクゥイン(イングランド、29歳、180㎝、82㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは83位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング233位のジュリアン・ブルン(フランス、30歳、188㎝、86㎏)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは188位まで上がっている。

 

 そして、日本人選手としては世界ランキング276位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場していたが、予選ラウンドを終えた時点でトータル-1と少し伸ばしながらも88位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは281位まで下がっている。

 

 先々週は余裕の予選通過を果たし、最終的にトータル+1で34位タイと好結果を出した結果、5位上げて276位となり、今回はその上げた分だけ下がったと言うことであるが、こんな風に波はあるものの、シーズンを通して見ればこのツアーに定着出来ているのは流石ではないか!?

 

        川村や波には乗れず予選落ち

        次の機会に期待するかも

 

 それから、南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)はオープンウイークで、アジアンツアー、国内男子ツアーはシーズンオフであった。

 

 また、米国女子ツアーはオープンウイークで、国内女子ツアー、韓国女子ツアー、欧州女子ツアーはシーズンオフであった。

 

 次に男子日本人選手の世界ランキングの変動に付いてであるが、トップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動     氏名       

  20位  ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏) 

  75位 ↓ 1 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)

 115位 ↓ 1 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

 122位  ー   稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 123位  ー   桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)  

 132位 ↓ 1 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 134位  ー     堀川未来夢(30歳、176㎝、84㎏) 

 151位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 159位 ↓ 6 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)  

 166位 ↓ 4 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)

 174位 ↓ 3 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏) 

 209位 ↓ 3 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)

 210位 ↓ 3 久常涼(20歳、175㎝、75㎏) 

 216位 ↓ 5 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 219位 ↓ 6 池田勇太(37歳、177㎝、77㎏) 

 225位 ↓ 5 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏) 

 226位 ↓ 2 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)

 230位 ↓ 5 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 234位 ↓ 3 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏) 

 253位 ↓ 5 片岡尚之(25歳、171㎝、67㎏) 

 

 先週は世界ランキングの変動に関係した試合自体がまだ半分ぐらいしか開催されておらず、また日本人選手の活躍がそんなには見られなかったので、以下、今週の最下位群3113位までの範囲で5位以上上がった選手を見て行っても1人も見当たらなかった。

 

 たとえば、米国男子ツアーにおいて予選通過は果たした蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)が3位上がって285位に、小平智(33歳、173㎝、68㎏)が3位上がって303位になったのが僅かに気に止まったぐらいである。

 

 でもまあ頑張った結果が数字となって表れて、これはちょっと嬉しい。

 

 次に女子世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動を挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  10位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  22位  ー   山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  23位  ー   古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  30位 ↓ 1 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  33位  ー   笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  35位  ー   稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)

  40位 ↓ 1 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)

  41位 ↓ 1 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  43位  ー   西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏)  

  56位 ↓ 1 勝みなみ (24歳、157㎝)  

  66位  ー   吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)

  70位 ↑ 1 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  72位 ↓ 2 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)   

  86位 ↑ 1 菅沼菜々(22歳、158㎝)

  87位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)

  88位 ↑ 1 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  91位  ー   藤田さいき(37歳、168㎝、67㎏) 

  95位 ↓ 1 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)

  97位  ー   菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)

 104位  ー   尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏、94期生) 

 

 女子でもこの時期は世界ランキングの変動に関係した試合自体が少ないので、あまり大きな変化は見られなかったが、以下、1100位までの範囲で5位以上上がった選手を挙げておく。 

 

 権藤可恋(27歳、163㎝、58㎏)は8位上がって431位に、種子田香夏(カナ、27歳、158㎝、55㎏)は5位上がって593位に、山田成美(33歳、164㎝、60㎏)は5位上がって688位に、黄金世代で昨年は米国女子ツアーの下部に参戦していた西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)は6位上がって696位に、豊永志保(32歳、169㎝、54㎏)は8位上がって833位になっている。 

 

 また、昨年11月の最終プロテストには21位タイで惜しくも不合格となった寺岡沙弥香(サヤカ、20歳、153㎝)は5位上がって883位に、照山亜寿美(アスミ、28歳、161㎝)は12位上がって898位に、プラチナ世代で93期生の奥山友梨(ユウリ、22歳、154㎝)は5位上がって901位に、坂下莉翔子(リカコ、29歳、159㎝、55㎏)は6位上がって1048位に、昨年11月の最終プロテストには不合格となった大久保柚希(ユズキ、19歳、160㎝)は5位上がって1054位になっている。

 

 それから今週は開催予定の大会が増えており、全体を見渡して気に止まったのは、米国男子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、アジアンツアー、南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、オーストラリア男子ツアー、要するに国内男子ツアー以外の主要ツアーであった。

 

 また女子では欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアーで、此方はまだ半分以下で、のんびりした動きになっている。