今朝から宮崎県にある「宮崎カントリークラブ（６４８７ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの最終戦、メジャー大会の「ＪＬＰＧＡツアーチャンピオンシップ」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると、賞金総額は１億２０００万円、優勝賞金は３０００万円で、選ばれし４０名による予選落ちの無い大会となっている。
このツアーでの注目ポイントは若手有望選手の台頭と、それに刺激を受け、引っ張られるように調子を上げて来た実力派中堅・ベテラン選手の健闘であろうか！？
ともかく、実力派外国人選手があまり目立たなくなっているのが嬉しい。
先日我が国で開催された米国女子ツアー、「ＴＯＴＯジャパンクラシック」のように米国女子ツアーメンバーが大挙押し寄せて来ても、何とか勝負になっているように見えたから、そりゃ毎回見応えがあるはずである。
今回の目玉は、米国女子ツアーを主戦場とする世界ランキング２２位でプラチナ世代を代表し、ツアールーキーながら既に優勝している安定プレイが特徴の古江彩佳（２２歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング３３位で新世紀世代をリードするひとり、昨年の米国女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花（２１歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング４３位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝して今年は３位に入った渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）が出場していることであろうか！？
なお、ライブ中継であるが、テレビではＣＳ放送の日テレジータスで木曜日、金曜日の午前、午後、および土曜日、日曜日の午前に予定されている。
要するに、残念ながら最後まではライブで魅せない旧タイプとなっている。
有料でもたっぷり視たい向きにはインターネットの動画配信サイトのＧＯＬＦＴＶ、ＤＡＺＮ、Ｕ－ＮＥＸＴで予定されている。
国内の女子のツアーは幅広い
世代の選手競り合うのかも
国内の女子のツアーは海外の
選手に伍する力あるかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２５位で新世紀世代を代表し、同世代の活躍に大いに刺激を受けて調子を上げてからは好調を維持して来た山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）で、初日６バーディーの－６と大きく伸ばしている。
初日は全員アウトスタート（第１ホールから）で、前半では２バーディーの－２と伸ばし、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばした。
もう獲得賞金額ではトップを決めて次のモチベーションとして平均ストロークを６０台にするのが目標になっているとか！？
まさに小さな巨人だなあ。
なんて、そう言えば男子の方にも小さな巨人が頑張っていたね。
山下や大きく伸ばし首位に立ち
山下や後半加速首位に立ち
山下や首位発進で強さ魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング９４位で実力派ベテラン選手のひとり、先週１１年振りの国内女子ツアー６勝目を上げた飛ばし屋の藤田さいき（３６歳、１６８㎝、６７㎏）、世界ランキング１０５位で実力派ベテラン選手のひとり、菊地絵理香（３４歳、１５７㎝、５２㎏）、世界ランキング１２５位で実力派外国人選手のひとり、イ・ミニョン（韓国、３０歳、１６８㎝、７３㎏）、世界ランキング１５４位で実力派中堅選手のひとり、飛ばし屋の渡邉彩香（２９歳、１７２㎝、６５㎏）、世界ランキング１５６位で実力派若手外国人選手のひとり、セキ・ユウティン（中国、２４歳、１７１㎝、６３㎏）で、初日－５と大きく伸ばしている。
藤田さいきは初日２イーグル、２バーディー、２ボギーの－５であった。
初日の前半では２イーグル、１ボギーの－３と伸ばして、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－５と順調に伸ばしている。
藤田さいき大きく伸ばし二位に付け
藤田さいき大きく飛ばし二位に付け
藤田さいき二位発進で強さ魅せ
菊地絵理香は初日６バーディー、１ボギーの－５であった。
初日の前半では３バーディーの－３と伸ばして、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－５と順調に伸ばしている。
菊地絵理香大きく伸ばし二位に付け
菊地絵理香安定魅せて二位に付け
菊地絵理香二位発進で強さ魅せ
イ・ミニョンは初日５バーディーの－５であった。
初日の前半では１バーディーの－１と少し伸ばして、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－５と確り伸ばしている。
イミニョンや大きく伸ばし二位に付け
イミニョンや後半加速二位に付け
イミニョンや二位発進で強さ魅せ
渡邉彩香は初日６バーディー、１ボギーの－５であった。
初日の前半では３バーディー、１ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－５と順調に伸ばしている。
渡邉や大きく伸ばし二位に付け
渡邉や安定魅せて二位に付け
渡邉や二位発進で強さ魅せ
セキ・ユウティンは初日６バーディー、１ボギーの－５であった。
初日の前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－５と順調に伸ばしている。
セキユウティン大きく伸ばし二位に付け
セキユウティン安定魅せて二位に付け
セキユウティン二位発進で強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング３２位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズン賞金女王に輝いた稲見萌寧（モネ、２３歳、１６６㎝、５８㎏）、世界ランキング７１位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国及び韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３４歳、１５５㎝、６３㎏）は共に初日－４まで伸ばして７位タイに付けている。
世界ランキング４３位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝して今年は３位に入った渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング６７位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いところからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２２歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング７０位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のツアーでも強いところを見せて来た上田桃子（３６歳、１６１㎝、５４㎏）、世界ランキング８４位で実力派若手選手をリードするひとり、長期に亘る不振から昨年復調して念願の国内女子ツアー初優勝を果たして今年２勝目を上げた堀琴音（２６歳、１６５㎝、５６㎏）は４人共初日－３まで伸ばして１０位タイに付けている。
世界ランキング２２位でプラチナ世代を代表し、安定を売りとして主戦場とする米国女子ツアーでは既に優勝しているツアールーキーの古江彩佳（２２歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング４２位で昨年の１１月に最終プロテストに合格した９４期生を代表し、ステップアップツアーで優勝して直ぐにレギュラーツアーでも優勝して直ぐに２勝目も上げた川﨑春花（１９歳、１５８㎝、５１㎏）、世界ランキング４５位でプラチナ世代をリードするひとり、来シーズンは米国女子ツアーへの本格参戦を目指している西村優菜（２２歳、１５０㎝未満、５０㎏）、世界ランキング８８位で狭間世代をリードするひとり、国内女子ツアーの初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々（２２歳、１５８㎝）は４人共初日－１と少し伸ばして１８位タイに付けている。
世界ランキング３３位で新世紀世代をリードするひとり、昨年米国女子オープンで優勝して米国女子ツアーでも飛ばし屋の笹生優花（２１歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング５９位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングで鍛え上げて飛ばし屋に変身して来年には米国女子ツアー本格参戦を目指している勝みなみ（２４歳、１５７㎝）、世界ランキング６５位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２４歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング７９位で昨年６月に２０２０年度最終プロテストに合格した９３期生を代表し、昨年直ぐにステップアップツアーで優勝して今年は国内女子ツアーで連勝した岩井千怜（チサト、２０歳、１６２㎝、５９㎏）、世界ランキング９８位でトップ合格した９４期生で、国内女子ツアーで既に優勝している尾関彩美悠（１９歳、１５８㎝、５０㎏）は５人共初日＋１と少し落とし、２７位タイと少し出遅れている。
世界ランキング９３位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たした高橋彩華（サヤカ、２４歳、１６２㎝、５５㎏）は初日＋２まで落として３５位タイと出遅れている。
そして、世界ランキング２８位で新世紀世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げたかと思うと瞬く間に５勝目まで積み重ねた西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）は初日＋１１と大きく落として最下位の単独４０位と出遅れている。
一体どうしたことか、えらく大きく落としている。
初日の前半ではいきなり２ボギー、２ダブルボギーの＋６と大きく落として、後半に入ってからも２ボギー、１トリプルボギーの＋５、トータル＋１１と大きく落としてしまったではないか！？
