昨夜から時差－１６時間（サマータイム中。それ以外では－１７時間）の米国・カルフォルニア州にある「バロスベルデスゴルフクラブ（６２５８ヤード、パー７１）」において米国女子ツアー、「バロスベルデス選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
或る記事によると賞金総額は１５０万ドル、優勝賞金は２２．５万ドルとなっているから、１ドルを１３０．７４円とするとそれぞれ約１億９６００万円、約２９４０万円となり、平均的な国内女子ツアーの倍ぐらいか？
日本人選手としては世界ランキング１３位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花（２０歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング２３位でプラチナ世代を代表し、海外のメジャー大会でも強いところを見せている古江彩佳（２１歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング３２位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝しただけではなく、普通に通用するレベルであることを示しつつある渋野日向子（２３歳、１６７㎝、６２㎏）が出場している。
先週見事このツアー６勝目を挙げて世界ランキングが６位まで上がった黄金世代を代表するエースの畑岡奈紗（２３歳、１５８㎝）は残念ながら出場しないが、それはまあ仕方がない。
きつい日程、時差、設定等の中で戦い続けるには適度な休養も必要であろう。
そう言う意味でも、今のようにこのツアーに参戦する若くて実力を伴った日本人選手が増えて来たことは喜ばしい。
なお、ライブ中継は何時ものようにＷＯＷＯＷとインターネット配信のＧＯＬＦＴＶで予定されているので、あまり寝不足にならない程度にのんびり楽しみたい。
まあ放送が始まるのは朝になってからだけどね。
米国の女子のツアーは今回も
日本の選手観られるのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング４位のミンジー・リー（オーストラリア、２５歳）で、初日８バーディーの－８と爆発的に伸ばしている。
ミンジーリー爆発魅せて首位に立ち
ミンジーリー首位発進で強さ魅せ
単独２位に付けているのは世界ランキング１位のコ・ジンヨン(韓国、２６歳、１６８㎝)で、初日８バーディー、１ボギーの－７と爆発的に伸ばしている。
中でも第２～７ホールの６連続バーディーは流石ではないか！？
コジンヨン六連続でバーディーを
決めて強さを見せ付けるかも
コジンヨン爆発魅せて二位に付け
そんなコ・ジンヨンに先週畑岡奈紗は競り勝ったのであるから、改めて誇らしくなる！？
３位タイに付けているのは世界ランキング３１位のチャーリー・ハル(イングランド、２６歳、１６８㎝)、世界ランキング４８位のモリヤ・ジュタヌガーン（タイ、２７歳、１５５㎝）、世界ランキング２３０位のジェニファー・チャン(米国、２２歳、１６７㎝)で、トータル－６と大きく伸ばしている。
初日チャーリー・ハルは８バーディー、２ボギー、モリヤ・ジュタヌガーン、ジェニファー・チャンはともに６バーディーであった。
チャーリーハル大きく伸ばし三位付け
チャーリーハル三位発進強さ魅せ
ジュタヌガーン大きく伸ばし三位付け
ジュタヌガーンボギー打たずに三位付け
ジェニファーチャン大きく伸ばし三位付け
ジェニファーチャンスタートダッシュ三位付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
古江彩佳、世界ランキング１９位のハナ・グリーン(オーストラリア、２５歳、１６８㎝)は初日－４まで伸ばして８位タイに付けている。
古江彩佳の初日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第１ホールから)で、前半ではいきなり第１ホールでバーディーを決め、ここから第３ホール、第５ホール、第７ホールと飛び石でバーディーを決めて行き、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局４打伸ばし、トータル－４で後半へと繋いでいる。
後半に入って２ホールをパーで凌いだ後、第１２ホールでバーディーを決めたが、続く第１３ホールでボギーを叩いて伸ばせず、残りの５ホールをパーで凌いだので、結局後半では伸ばせず、トータル－４のまま第２日目へと繋いでいる。
おっ、これは好い感じではないか！？
古江彩佳此れまで耐えてやって来た
成果漸く出て来たのかも
古江彩佳確り伸ばし八位付け
古江彩佳八位発進強さ魅せ
世界ランキング３位のリディア・コ（ニュージーランド、２５歳、１６５㎝）、世界ランキング７位のレキシー・トンプソン（米国、２７歳、１８０㎝）、世界ランキング１４位のパティ・タバタナキト（タイ、２２歳、１６５㎝）、世界ランキング１８位のナンナ・マジソン（デンマーク、２７歳、１７０㎝、６７㎏）、世界ランキング３０位のアリー・ユーイング（米国、２９歳、１６８㎝）は５人共初日－２まで伸ばして２１位タイに付けている。
世界ランキング１０位のダニエル・カン（米国、２９歳、１６８㎝)は初日－１と少し伸ばして３７位タイに付けている。
世界ランキング５位で天才少女と呼ばれたアタヤ・ティティクル（タイ、１９歳）、世界ランキング９位の朴仁妃（パク・インビ、韓国、３３歳、１６８㎝）、世界ランキング１６位のジェニファー・カプチョ（米国、２４歳、１６５㎝）は３人共初日イーブンと伸ばせず、５３位タイと少し出遅れている。
世界ランキング２８位のリゼット・サラス（米国、３２歳、１６３㎝）は初日＋１と少し落として７９位タイと出遅れている。
世界ランキング１７位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２８歳、１６５㎝）は初日＋２まで落として９７位タイと出遅れている。
世界ランキング２２位のレオナ・マブワイヤー（アイルランド、２７歳、１６８㎝）は初日＋３まで落として１１４位タイと大きく出遅れている。
そして、笹生優花、世界ランキング１２位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン（カナダ、２４歳、１６３㎝）はともに初日＋４と落として１２１位タイと大きく出遅れている。
笹生優花は初日３バーディー、７ボギーと出入りの激しいプレイであった。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、前半では３ホールをパーで凌いだ後、第１３～１６ホールと４連続でボギーを叩き、１つ空いて第１８ホールでバーディーを決めたので、結局３打落とし、トータル＋３で後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１ホールでバーディーを決め、漸く調子を上げて来るかと期待し掛けたら、１つ空いて第３～５ホールと３連続でボギーを叩いてしまい、１つ空いて第７ホールでバーディーを決め、残る２ホールをパーで凌いだので、結局後半では１打落とし、トータル＋４として第２日目に繋いでいる。
笹生優花大きく遅れまたピンチ
此れは爆発しかないのかも
笹生優花出遅れること増えて来て
予選は常にピンチなのかも
また、渋野日向子は初日１バーディー、６ボギーの＋５と大きく落として１３１位タイと大きく出遅れている。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、前半では第１１ホールでボギーを叩き、続く５ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールでもボギーを叩いたので、結局２打落とし、トータル＋２で後半へと繋いでいる。
後半に入るといきなり第１ホールでボギーを叩き、続く２ホールをパーで凌いだ後、第４、５ホールと連続でボギーを叩き、１つ空いて第７ホールで漸くバーディーを決めたが、続く第８ホールでボギーを叩いたので、結局後半更に３打落とし、トータル＋５として第２日目へと繋いでいる。
此方もちょっと冷や冷やさせるプレイで始まり、先ずは予選通過から期待するしかないか！？
渋野日向子初日大きく出遅れて
予選通過が先ずは目標
渋野日向子冷や冷やさせる始まりで
爆発力を期待するかも
