昨夜から時差-14時間(サマータイム中。それ以外では-15時間)のメキシコ・ハリスコ州にある「ビダンタ・バジャルタ(7456ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「メキシコ・オープン」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は730万ドルとなっており、1ドルを130.33円とすると、約9億5100万円と、フィールドの厚さから考えるとかなり高額である。
日本人選手としては世界ランキング300位で下部ツアーからでもシード権復活を目指している小平智(32歳、173㎝、70㎏)が出場している。
出るからには先ず予選通過から期待したい。
なお、ライブ中継は4日間に亘り、CS放送のゴルフネットワーク、インターネット配信のGOLFTVでたっぷりと予定されている。
小平やメキシコオープン出るのなら
予選通過を期待するかも
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング156位のブレンドン・トッド(米国、36歳、191㎝、82㎏)、世界ランキング208位のカート・キタヤマ(米国、29歳、170㎝、77㎏)、世界ランキング317位のトレイ・マリナックス(米国、29歳、188㎝、95㎏)、世界ランキング569位のジョナサン・バード(米国、44歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング688位のブライソン・二マー(米国、25歳、173㎝、73㎏)で、初日から-7と爆発的に伸ばしている。
ジョン・ラームは初日1イーグル、5バーディーであった。
ジョンラーム爆発魅せて首位に立ち
ジョンラームいきなり首位に強さ魅せ
ブレンドン・トッドは初日7バーディーであった。
ダッシュしてトップに立ったトッドかな
首位に立ち力を魅せたトッドかな
カート・キタヤマは初日9バーディー、2ボギーであった。
DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)には確か世界ランキング206位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)と一緒に出て来て、仲が好かったような記憶がある。
それから暫らく注目していたら、欧州男子ツアーでは直ぐに頭角を現し、米国男子ツアーを主戦場としてからは少し壁にぶち当たっているような気もしたが、少しフィールドが薄くなった今回はどうだろうか!?
キタヤマやスタートダッシュ首位に立ち
キタヤマや首位発進で力魅せ
トレイ・マリナックスは初日1イーグル、6バーディー、1ボギーであった。
マリナックス爆発魅せて首位に立ち
マリナックス力を魅せて首位に立ち
ジョナサン・バードは初日8バーディー、1ボギーであった。
爆発しジョナサンバード首位に立ち
力魅せジョナサンバード首位に立ち
ブライソン・二マーは初日1イーグル、7バーディー、2ボギーであった。
爆発しトップに立った二マーかな
首位に立ち力を魅せた二マーかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング93位のアーロン・ワイズ(米国、25歳、183㎝、79㎏9は初日-6と大きく伸ばして7位タイに付けている。
世界ランキング73位のセバスチャン・ムニョス(コロンビア、29歳、183㎝、81㎏)は初日-5と大きく伸ばして11位タイに付けている。
そして小平智、世界ランキング33位のパトリック・リード(米国、31歳、183㎝、91㎏)、世界ランキング96位のゲーリー・ウッドランド(米国、37歳、185㎝、88㎏ )は3人共初日-4と伸ばしている。
小平智は初日7バーディー、3ボギーであったが、これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、前半では第11ホールでボギーを叩いたが、空かさず第12ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く13、14ホールと3連続でバーディーを決めた後、第15ホールではボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールではバーディーを決めたので、結局2打伸ばし、トータル-2として後半へと繋いでいる。
後半に入ると、第2ホールでボギーを叩いたが、空かさず第3ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く3ホールをパーで凌いだ後、第7、9ホールとバーディーを決めたので、結局後半では更に2打伸ばし、トータル-4として第2日目へと繋いでいる。
小平や確り伸ばし力魅せ
小平や好発進で期待させ
それから、世界ランキング85位のアニルバン・ラヒリ(インド、34歳、185㎝、75㎏)は初日-3まで伸ばして34位タイに付けている。
世界ランキング32位のケビン・ナ(米国、38歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング49位のキャメロン・トリンゲール(米国、34歳、188㎝、84㎏)、世界ランキング90位のカルロス・オルティス(メキシコ、31歳、183㎝、68㎏)は3人共初日-1と少し伸ばしながらも61位タイと出遅れている。
世界ランキング20位のアブラハム・アンサー(メキシコ、31歳、170㎝、73㎏)、世界ランキング25位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)、世界ランキング67位のマット・ジョーンズ(オーストラリア、42歳、183㎝、77㎏)、世界ランキング98位のケビン・ストリールマン(米国、43歳、178㎝、79㎏は4人共初日イーブンと伸ばせず、78位タイと出遅れている。
そして、世界ランキング92位のクリス・カーク(米国、36歳、191㎝、79㎏)は初日+4まで落として125位タイと大きく出遅れている。
ところで、米国男子ツアーの場合、外国人選手に付いて何時もは大体世界ランキングで30位ぐらいまで、もう少しフィールドが薄い場合でも50位ぐらいまでの選手を見ているのであるが、今回それでは少な過ぎたので、100位まで広げた。
要するにそれだけフィールドが薄くなっていると言うことで、首位タイに立っている選手を見ても、小平智には上位争いするチャンスがあるように思えて来る。